FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

旅のこととか、旅に関する本のこととか。

ヤワラーからパーククローン市場まで、異国情緒と下町風情が感じられるバンコクの私的定番お散歩コース

エリアによってまったく違う表情を見せてくれる巨大都市バンコク。私はバンコクの場所ごとに異なる空気を、散歩しながらゆっくり味わうのが好きです。

で、今回は数あるお気に入りの散歩コースより、観光的な見どころも多いヤワラーからパーククローン花市場までのモデルプランを紹介したいと思います。

 

こんなルートを辿ります

まずはGoogleマップ大まかなルートを入れてみました。さくさく歩けば約30分で最終目的地のパーククローン花市場に辿り着く距離です。

けれども、途中であれこれ立ち寄る私とツレは、このコースを3~4時間かけて巡ります。半日トリップにピッタリ。疲労具合も含め、いろいろ程良いです。

 

バンコク最大の中華街を堪能

スタート地点はわかりやすくMRTのワットマンコン駅にセットしました。とりあえず3番出口を降りて、中国茶葉やスパイスが山積みされたイサラナパープ市場をサクッと見学。

市場を抜けたところにスウィーツやホットスナック系の屋台がチラホラあります。せっかくですし、いつも人だかりのできているムーピン(豚串)かガイヤーン(焼鳥)を軽くつまんでおきましょう。

この場所を左側に進むと、伝説のヤク中宿ジュライ・ホテルがあった7月22日ロータリーに出ます。今回はスルーして右側へ。

1つ目の角を右折したら、ヤワラー界隈のランドマークとも言えるWat Mangkon(マンコン寺 ※写真上)の裏口が見えてきます。この中国寺で厄除け参りするのが私の通例(※詳しくはこちら)。

参拝を済ませ、お次はジャルンクルン通りを渡って、大餃子の看板が目印のTim Dumpling(ティム・ダンプリング)でランチ。

近隣にはボロうま系の食堂や、フカヒレがウリの高級レストランがたくさんあるものの、そこはかとない入りづらさが漂っています。

一方、手頃な値段適度な清潔感を湛えたTim Dumplingは、わりと誰でも躊躇なく入店できるはず。

頼んだのはローストポーク入りのワンタン麺(65THB/約260円 ※上掲の写真右上)と、ツレとシェアした看板メニューの茹でワンタン(60THB/約240円 ※同左下)。ツレはトムヤム麺(70THB/約280円 ※同右下)を注文していました。

なお、マンコン通りを挿んでTim Dumplingの斜め前に、持ち帰り専用の美味しい中華まん屋があります。手作りのゆで卵入り肉まんが1個25THB(約100円)。

食の細い方はTim Dumplingでのオーダーをほどほどに留め、胃袋に肉まん分のスペースを空けておいてください。

大手スーパーのLotus2階のトイレで用を足しつつ、そのままマンコン通りを直進。徐々に中華風情は薄れ、オモチャ屋文房具店が増えていきます。

 

②サンペンレーンでショッピング

サンペンレーン市場(Sampheng Lane Market)に続く小路を右に曲がると、問屋街へ突入。サンペンレーンが近付くにつれて、グンと人通りが多くなります。

地元のギャルにダントツ人気なのはプチプラのヘアアクセ類。流行りのバンズクリップバレッタなんかも破格でゲットできます。

サンペンレーンでは日本人女性もちょくちょく見かけ、特にチロリアンテープレースブレードといった手芸用品を目当てに訪れる方が多い印象。

あとは何と言ってもカゴバッグジュートバッグでしょうか。チャトゥチャック市場(Chatuchak Weekend Market)やラチナム市場(Platinum Market)と比べて圧倒的に安いです。

上掲の写真にはデコレーション過多なアイテムが並んでいますが、普通に日本人好みのシンプルなデザインもあるのでご安心を。

私は180THB(約720円)でA4サイズ大のこのバッグを購入しました。裏地内ポケットも付いていて使い勝手が良く、そのうえ、けっこう丈夫です。

ちなみに、サンペンレーンはほとんどの店が卸売メイン。仮に少量であっても友達とまとめて複数購入すれば、値引きしてくれるケースが少なくありません。

 

③運河沿いで小休憩

サンペンレーンを突き当たり、今度はオンアーン運河へ出てきました。週末の夜には運河沿いがウォーキング・ストリートと化します(※詳しくはこちら)。

フォトスポットとしてバズったAlex Faceさんのウォール・アートも、夜に見るより色が鮮明。意外と昼間に来たほうがいいかもしれません。

ウォーキング・ストリートが開催されていない平日の真っ昼間でも、一部のお店は営業しています。

ロゴに惹かれ、Buchi Neko(ぶち猫)なる名前のカフェでドリンク片手に小休憩。アップル・ソーダとライチ・ソーダが各35THB(約140円)でした。

このあたりはインド人街パフラットの端っこ。オンアーン運河沿いが再開発される前は、お茶休憩によくチャイを飲んでいました。

ヤワラーとは別種のスパイス臭が漂う移民街を覗き見したい方や、手芸好きの方は、パフラット市場(Phahurat Market)をブラブラするのもオススメ。インド雑貨布地を扱う専門店がわんさかあります(※詳しくはこちらこちら)。

 

④花市場で癒しのひととき

いよいよ散歩も終盤戦。チャオプラヤー川を横目にラーマ1世(The King Rama I Bridge/通称メモリアル・ブリッジ)を経由してパーククローン花市場(Talat Pak Khlong)に到着です。

パーククローンはタイ国内で一番大きな生花市場。お供え用の花飾り(プアンマーライ)をはじめ、蓮の花ジャスミンなどタイっぽい花が店先いっぱいに並び、匂いを嗅いでいるだけで癒されます。

青果店も点在していて、新鮮なフルーツを買って帰ることも可能。本当は滞在先のアパートメントに、さらっと花を飾れるタイプの女性になりたいんですけどね。パーククローンではまだ果物しか買ったためしがありません。

パーククローン花市場からの帰り方は、MRTが延伸されたおかげでサナームチャイ駅まで徒歩5分で行けるようになりました。

散歩後にカオサンへ行きがちな私たちは、チャクラパット通りに出て路線バスに乗車。王宮広場を通ってカオサンの近くに出る3番、9番、60番、82番のバスは、観光客に凄く便利な路線かと思います。

また、MRTのフアランポーン駅→BTSのナショナルスタジアム駅→サイアム・スクエアを通る73番や、BTSのヴィクトリー・モニュメント駅→チャトゥチャック公園を通る8番もこのバス停から乗れます。

最後に、停留所の斜め前には有名なフローリストがオーナーを務める超絶オシャレなカフェ、Floral Cafe at Napasorn(フローラルカフェ@ナパソーン)がある旨も付記しておきます。

 

以上がヤワラーからパーククローン花市場までの散歩コースでした。この記事が誰かの旅のヒントになれたら、もしくは、なかなか遠出できない方もこれを読んで束の間の旅気分に浸っていただけたら、めちゃくちゃ嬉しいです。

 

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ハイセンスなタイ産ブランドが目白押しなサイアムのO.D.S.

Muzina(ムジナ)やGood Goods(グッド・グッズ)をはじめ、直近のブログでは意図的に日本人ウケの良いバンコク買い物スポットを取り上げてきました。

というのも、日本はちょうどお盆休み。大型連休を利用してバンコクへ行かれる方が増える時期に、少しでも旅の参考になるようなネタを投稿しておきたかったんです(実際に役立ててもらえるかどうかはさておき……)。

今回の記事も、そうした流れの一環。本稿の主役であるO.D.S.は、ハイセンスなタイのご当地ブランドと出会えるセレクト・ショップです。

 

O.D.S.とは?

O.D.S.があるのは、BTSサイアム駅を最寄りとするSiam Discovery(サイアム・ディスカバリー)の3rdフロア

日本では1階にあたるGフロア、中2階じゃなく私の感覚では完全に2階なMフロア、Siam Center(サイアム・センター)と連絡通路で繋がっている1stフロア、そして無印良品やスタバの入っている2ndフロアを経て、やっと3rdフロアまで到達します。つまりO.D.S.は実質5階

店の名前はObjects of Desire Storeの頭文字を取ったもので、タイ人デザイナーにショウケース的な場を提供するべく、Siam Discoveryが全面リニューアルした2016年にオープンしました。

価値を重視し、デザインや生活の細部に至るまで〈何か違うもの〉を探しているすべての人に向け、クリエイティヴティー溢れるライフスタイル製品を紹介していく集合空間。

ショップのコンセプトを訳すと上記の通り。商務省の主催するDEmark Awardを筆頭に、タイ国内のデザイン賞を受賞したインテリア雑貨ファッション小物が、店内には所狭しと並んでいます。

 

どんな商品が売られているの?

O.D.S.で扱っているブランドの一部を、以下に選んでみました。なお、商品は随時入れ替わり、来店のタイミング次第では店頭から消えている可能性もあります。

 

①OMT(One More Thing)

1つ目はThainess(タイらしさ)をキーワードに、トラディショナルな織物技術を現代的かつ前衛的な視点で再解釈していくOMT

母体となるのは40年以上の歴史を持つジャガード織りのメーカーで、昨今ではリサイクル素材を活用し、エコフレンドリーなブランドとしても注目を集めています。

また、将来有望な若手クリエイターとのコラボ商品を次々に発表して、国内カルチャーの底上げにも大きく寄与。ブランドのスタンスとO.D.S.のコンセプトがバッチリはまっている気がしたので、まずド頭にピックアップしてみました。

売れ筋のマルシェ・バッグ(1500~1900THB/約6000~7600円)に、バケット・リュック(3100THB/約12400円)、スマホ・ポーチ(699THB/約2800円)、キャップ(990THB/約3960円)など、実用性の高いアイテムをヒネリの効いたデザインで展開。

「ファッションに採り入れるには少し派手かな~」と思われる方には、ラグクッションあたりもオススメです。

 

②Sonite Innovative Surfaces

続いてのSonite Innovative Surfaces(ソナイト・イノヴェイティヴ・サーフェシズ)は、2007年に創業したインテリアの総合ブランド。

主力商品はモザイク・タイルです。柄の可愛さはもちろん、籾殻コーヒー殻を使った独自素材が人にも地球にも優しいと、SDGsな時流に乗って好評価を獲得。

O.D.S.でゲットできるのは、Husk Objectと題されたナチュラルな風合いのキッチン用品シリーズ(※Husk=殻)。日本のグッドデザイン賞に選出された同シリーズでも、タイル作りで培われたノウハウがぎっしり詰まっています。

サラダ・ボウル(1250~1450THB/約5000~5800円)、ダイニング・プレート(300~500THB/約1200~2000円)、ティー・トレイ(660~1300THB/約2640~5200円)他、何を盛りつけて料理がお洒落に見えそう。

特に気になったのは、写真上の中央に並んでいる蓋付きのカップ(350~560THB/約1400~2240円)。私だったらこれに綿棒やコットンを入れたいです。

 

Vector

元広告制作会社のイラストレーター集団が立ち上げたVector(ヴェクター)は、ポップでちょっぴりグロテスクなデザインが特徴。モチーフは昆虫や宇宙、そして身体中に目のついた架空の動物が多い印象でした。

刺繍ワッペン(250~400THB/約1000~1600円)や、写真右手前に見切れているスタンプ(セット販売で2500THB/約1万円)の線の細かさにビックリ。

サクヤン(タイの刺青)にインスパイアされたOriental Tattooなるモノクロのワッペン・シリーズもカッコ良く、スマホケースや帽子といった普段使っているアイテムにちょい足しするだけでグッと個性が際立つに違いありません。

 

④Coco Sui BKK

4つ目は私のイチオシ。使わなくなった米袋を再利用したエコバッグで人気を博すCoco Sui BKK(ココ・スイ・バンコク)です。

柄シャツやスカート、靴下、食器も出しているみたいですが、私はまだエコバッグしか見かけたことがありません。

小さいサイズが200THB(約800円)、大きいサイズが350THB(約1400円)。画像に写るバラ柄トラ柄に加え、Siam Center内のAbsolute Siam(アブソルート・サイアム)ではナス柄も売られていました。

 

タイ流のレトロ・モダン

①~④以外にも、タイ語をモチーフとするアパレル・ブランドのSuntur(サンター)や、写真上のショッピング・バッグが個人的にツボだったBeehive Art-icle Rare(ビーハイヴ・アーティクル・レア ※写真上)。

はたまた、タイの良質なコットンで作ったパジャマを扱うIn House(インハウス)、淡い色味を基調としたガーリーなセラミック製品がウリのCe’Halo(セ・ハロー)、カラフルなステッカーやワッペンを揃えるMr.Lemonhead(ミスター・レモンヘッド ※写真下)。

そして、Iconsiam(アイコンサイアム)にも出店しているスキンケア・メーカーのNyan(ニャン)や、エッセンシャル・オイルやディフューザーに定評のあるMN Formula(MNフォーミュラ)、米ぬか油を主成分としたスパ・グッズ専門のHaan(ハーン)などなどを取扱中。

……って、ただの羅列になってしまっていますね。とにかく枚挙に暇がないほど、O.D.S.には素敵なローカル商品が目白押し。まさしくショウケース的な役割を担っています。

総じてアジアン・レトロ・モダンな世界観が好きな方にゴリ押ししたいO.D.S.。カフェも併設されているため、休憩がてら立ち寄るのもありですよ。

 

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バンコクのGood GoodsでSDGsなお土産探し

消費者意識が機能面や価格の安さではない方向へシフトしていると言われて久しい昨今。それをイミ消費と呼ぶのか、エモ消費と呼ぶのか、ストーリー消費と呼ぶのかはさておき、確かに私自身の購買行動も少しずつ変化してきた気がします(※まあ、相変わらず利便性とコストも超重要視していますけどね)。

そんないまだからこそ注目しておきたいバンコクのギフト・ショップが、今回取り上げるGood Goods(グッド・グッズ)です。

 

Good Goodsとは?

Good GoodsがあるのはBTSチットロム駅とスカイウォークで繋がっているショッピング・モール、Central World(セントラル・ワールド)の1階D124-126。

たぶん2017年2018年あたりにはオープンしていたはずですが、正確な開業時期はわかりません(ゴメンナサイ)。

タイの文化遺産を守り、それらの現代化を図ると同時に、ローカルの職人コミュニティーに幸福をもたらすこと。

Good Goodsが掲げるヴィジョンは上記の通り。続けて、「収益は職人コミュニティーを存続させるために寄付されます」と入口の壁に書かれていました。

 

どんな商品が売られているの?

実際に置いてある商品を紹介したほうが、明確にショップのコンセプトも伝わるかな~と思うので、これより先は店頭で目についたアイテムをいくつかピックアップしていきます。

 

①Sedge Bag【Original】

タイに自生するカヤツリグサで作られたカゴバッグ。Good Goodsではナコーンシータンマラート県の職人とタッグを組み、オリジナル販売しています。

アルファベット入りにしたのは、この伝統的な手工芸をより広い層に知ってほしいという狙いがあったんですって。個人的にはSwadeeだけじゃなくタイ文字版のสวัสดีもぜひ作っていただきたいところ。

 

②Paper Band Basket Bag【Original】

続いて、クラフトバンド製のカゴバッグはラーチャブリー県産です。同地の製紙工場から出る余剰物を立派な資源だと捉え、それらを回収してアップサイクル。

いまではクラフトバンドを使った織物が地元農家の方々にとって大事な副収入になっているようです。ゴミは減るし、地域経済は潤うし、良いこと尽くめ。

 

③Scented Soy Candle【Original】

3つ目は大豆油100%のアロマ・キャンドル。香りはSensual、Joyful、Blissful、Delightfulの4つの気分から選べます。

Sensual(官能的)を除く3つは何となく近しい感覚を表す言葉な気もしつつ、そう思ってしまったのは私の英語が拙いせいですかね?

とにもかくにも、有害物質を含まないソイ・ワックスのキャンドルは煙や煤が少なく、環境にも人体にも優しい逸品。

1つ990THB(約3960円)と値段は少々張ります。そういえば①と②は価格をチェックし忘れていました。申し訳ないです。

 

④Tie Dye Tote Bag【Original】

イダイ染めの製品はあちらこちらに陳列されています。店内のPOPには「地域ごとに異なる個性と美しさを持つタイダイ染めは、その土地の知恵伝統が詰まっている」的な文言が添えられていました。

なかでも日本人ウケしそうだなと感じたのが、キャンバス地のトート・バッグ。パヤオの職人によるもので、価格は2990THB(約11960円)です。サイズはかなり大きめでした。

 

⑤Organic Tea【Monsoon Tea】

①②③④がすべてGood Goodsオリジナルのコラボ品だったのに対し、5つ目はMonsoon Tea(モンスーン)の茶葉を選んでみました。

チェンマイのMonsoon Teaは、バンコクThe EmQuartier(エムクオーティエ)にも直営店を構える紅茶ブランド。オーナーなスウェーデン人です。

Monsoon Teaの最大の特長は、整備された茶畑で栽培するのではなく、山岳民族の力を借りて野生の茶葉のみを収穫している点。

もともとミアンと呼ばれる噛み茶の風習はあったものの、同地にはお茶を飲む習慣がなかったらしいです。そこで山岳民族にお茶の知識を伝え、彼らに収入を得る知恵を与えたのがMonsoon Teaの始まり。

言わずもがな、区画整備を行う茶畑は森林伐採を伴います。つまり、このブランドは山岳民族への経済支援を行いながら環境保全の実現にも成功しているんです。

紅茶緑茶烏龍茶に加え、フレイヴァー・ティーの種類も豊富。Good Goodsでは王道系が1缶310~340THB(約1240~1360円)で売られています。

マンゴー・スティッキー・ライス風味をはじめとする変わり種系が欲しい場合は直営店へ。私はライチ烏龍パッションフルーツティーをThe EmQuartierで購入し、どちらも大当たりでした。

なお、この投稿にはGood Goodsを応援したいとの思いも込めているため、直営店で買うとGood Goodsよりちょっぴり安くなる旨は小さい文字で記しておきます。

 

どうせならSDGsなお土産を買おう!

ほかにも、200年以上の歴史を持つナームーンシーの織物を用いたワンピース、昔ながらのタイの生活を描いたエコバッグ、出所後の社会復帰を手助けする目的で始めた女性刑務所とのコラボによるかぎ編みバッグなど、Good Goodsには人々の暮らしや自然環境のサスティナブルな発展を促すアイテムがズラリ。

何が良いって、1つ1つのクォリティーが高く、購買意欲をガッツリ刺激してくれるんですよ。可愛い商品をゲットできて、その消費が社会貢献に繋がるなんて、まさに一石二鳥

ちなみに、Good GoodsはチェンマイJing Jai Market(チン・チャイ・マーケット)にも支店があります。

タイへ遊びに行った際は、その旅行でお世話になった土地への恩返しもかねてGood Goodsでお土産を探してみてはいかがでしょうか。

 

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Central Plazaのギフト売場はタイ産ストリート・ブランドの隠れた宝庫!?

今回はギフト・ショップのZeenZoneについて。前回取り上げたAkkara Bangkok(アカラ・バンコク)の商品を探しに立ち寄ったところ、意外にも掘り出し物がザックザク。完全に盲点でした。

 

ZeenZoneとは?

タイ国内に30以上の店舗を構えるデパートの一大グループ、Central Plaza(セントラル・ブラザ)。ZeenZoneはそのなかにあります。

ただし、Central Plaza全館に常設されているわけじゃなく、私調べによるとバンコク近郊の11店舗のうちZeenZoneがあるのは下記の7か所でした。

ポイントは百貨店ゾーンに紛れ込んでいること。フロアガイドには載っておらず、けっこう見つけ難いです(※化粧品売場・婦人服売場・家具売場などと同じ感覚で、もしかしたらZeenZone=ギフト売場みたいなニュアンスなのかも?

ご参考までに、Central Worldは4階の無印良品の隣、ピンクラオ店は2階のサンリオの近く、ラップラオ店は4階の隅にありました。

Centralグループの公式ECサイトでは、ZeenZoneについて「誕生日、卒業祝い、お年玉、その他の大切な記念日にピッタリなギフトや装飾品を購入できるショッピング・スポット」と書かれています。

正面のメイン陳列棚には、謎のウサギのぬいぐるみがギュウギュウにディスプレイされていました(※デパートだけあって、流石にケアベアをはじめとしたオフィシャルのキャラクター商品もちゃんと置いています)。

他にもファッション雑貨や文房具、ラッピング用品、バルーンの品揃えが豊富。日本でいうファンシー・ショップっぽい雰囲気です。

上の画像からも薄っすら想像できる通り、パッと見た限りは観光客がわざわざ訪れるような場所ではありません。ましてや、妙齢の私にはちょっと場違い

 

こんなところに注目の若手ブランドが!?

けれども、怯まずに店内をチェックしていたら、タイの若手デザイナーで固められた一角を発見(※上掲写真はAkkara Bangkokコーナー)。これには妙齢の私もウキウキが止まらなくなりました。

以下、実際に入手したアイテムと共に、人気急上昇中のブランド2つピックアップしたいと思います。

 

①Mamad

1つ目は「Spread The Art」「No Rules」「Enjoy」「Exotic」の4つをキーワードに掲げるMamad(マーマッドって読むのかな?)。どの商品もギョッとするほどド派手で、好みはかなり分かれそう。

マスクやメガネ用のストラップ(250THB/約1000円)、ミニポーチ(120THB/約480円)、ハット(690THB/約2760円)、大判のスカーフ(1290THB/約5160円)といった、お土産向きのかさばらないグッズも充実しています。

私が買ったのは写真上のショルダーバッグ。値段は690THBでした。地味になりがちな無地Tコーデも、これ1つでガラッとスパイシーに様変わり。

素材はポリウレタンで、どうしても経年劣化は避けられませんが、ダメになってもリピ買いしかねないぐらいお気に入りです。

 

②Mahanakhon

2つ目は、タイ語で「偉大な都」を意味するMahanakhon(マハナコン)。Akkara Bangkokと同じく、Mahanakhonが得意とするのはタイ語を用いたストリート系のアイテムです。

売れ筋はロゴ入りサコッシュ(490THB/約1960円)とロゴ入りTシャツ(590THB/約2360円)。変わり種として、パッタイカオマンガイ、カオトムプラーをモチーフにしたFoodie ClubなるシリーズのTシャツもプッシュされていました。

そういう変わり種系はひとまずスルーし、今回は無難にロゴが入ったブラックのバケットハット※画像上)をゲット。価格は500THB(約2000円)です。ナイロン素材で雨もへっちゃら。

なお、Mahanakhonはスワンナプーム空港内にあるKing Power免税店でも取り扱っています。残った現地通貨を使い切りたい時にぜひ。

 

①のMamadと②のMahanakhon、ついでに前回ご紹介したAkkara Bangkokは、ZeenZoneで扱っているご当地ブランドの一部にすぎません。

Absolute Siam Store(アブソルート・サイアム・ストア)やFrank!Garçon(フランク!ギャルソン)あたりのセレクト・ショップが好きな方だったらドンピシャで刺さるはずなので、キラキラ系のドリーミーな外観に怖気づかず、勇気を出して奥まで進んでみてください。

 

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タイ文字Tシャツがバズった注目ブランドのAkkara Bangkokはどこで買えるの?

百年市場の再評価(からの巨大観光地化)を筆頭に、タイのレトロ・ブームについてはいまさら取り上げるまでもないトピックでしょうか(※軽く20年は続いてる?)。

けれども、ファッション業界にフォーカスすると、その波が過去2~3年で急速に大きくなっている印象を受けます。

伝統的なタイパンツをオシャレにアップデートしたり、何十年も前の日用品や食料品のパッケージをアパレル小物の柄にそのまま転用したり……。

そうした流れを追い風にして台頭したブランドの1つが、今回取り上げるAkkara Bangkok(アカラ・バンコク)です。

 

Akkara Bangkokとは?

Akkara Bangkokの特徴はタイ文字をドーンッとプリントしたデザイン。古い紙袋に書かれていたフォントから着想を得たらしいです。

このブランドがタイ文字路線に完全シフトしたのはおそらく2018年SNSでそれ以前の投稿を遡ってチェックしたら、シンプルな無地のバッグを販売していました。

現在の主力商品はTシャツです。価格はSサイズからXLサイズが390THB(約1560円)、2XLと3XLは450THB(約1800円)。

何が書かれているのか調べてみたところ、英語に訳すとOK?だったり、Move onだったり、Good luckだったり、Consciousnessだったり……。このへんは凡庸性が高く、人を選ばずに着られるかな~といった感じ。

一方で、「休日は長く続かないけど、腰痛は永久的に続く」や「死んでなくて良かった」みたいなメッセージを掲げているTシャツもありました。こんなの腰痛持ち久々に会う友達へプレゼントしたくなるじゃないですか。

補足として、Tシャツの型はトレンドに合わせてクロップド丈も限定リリース。こういうフレキシブルな展開も、若者のハートを掴んでいる様子です。

 

どんなアイテムがあるの?

Tシャツ以外のアイテムもいくつかピックアップしておきましょう。まずはタンブラー。写真上のステンレス製が450THB(約1800円)で、クリアなプラスチック製が320THB(約1280円)です。

「仕事してお金を稼いでビールを飲む」とか、「私たちを癒せるのはお金だけ」とか、「私はまだ大丈夫」とか、なかなか哀愁味のある文言をプリントした変わり種もチラホラ。

ちなみに、グラスやマグカップ、クッション・カバー、ネック・ストラップ、小銭入れ、ステッカーをはじめ、何から何までタイ語モチーフ。徹底しています。

トート・バッグはさまざまな生地とサイズをラインナップしていました。ご参考程度に56cm×46cmサイズのコットン素材が490THB(約1960円)、54cm×37cmサイズのマイクロファイバー素材が690THB(約2760円)、50cm×32cmサイズのコーデュロイ素材も同じく690THB。

なお、私のイチオシであるミニサイズのショルダー・バッグは、残念ながら写真を掲載できません。なぜかって? ちょうど欠品中だったんですよ。公式Instagram@akkara.bangkok)に問い合わせまでして、何軒も店を回ったのに……。

無事に買えた暁にはどこかのタイミングで紹介します。ついでに、いま現在、Akkara BangkokLeoビールとコラボしているようなので、次の訪タイではそれも絶対にゲットしたいです。

 

どこで買えるの?

さて、ミニ・ショルダーを探しにショップをハシゴした私。これより先は、その経験を活かしてAkkara Bangkok主要取扱店をレポートしていきます。

Akkara Bangkokは直営の独立店舗を持っていません。現時点で商品を実際に手に取って買えるのはセレクト・ショップのみです(※オンラインだとShopeeで買えます)。

 

①Frank!Garçon

オススメはサイアム・スクエアの一角に店を構えるFrank!Garçon(フランク!ギャルソン)。店内には新進デザイナーによる衣類や雑貨、アクセサリーがズラリと並んでいます。

バンコクのアパレル業界では若手の登竜門的な役割を担っていて、地元のストリート・カルチャーの実態を覗き見するのにもうってつけなスポット。

エントランスに置かれた椅子や内階段にカセットテープが埋め込まれているなど、インテリアはどことなくレトロ風味。店の雰囲気とAkkara Bangkokのスタイルがイイ具合にマッチし、品揃えはもっとも充実していました。

 

②ZeenZone

2つ目のZeenZoneジーン・ゾーン)は大手百貨店グループ、Central Plaza(セントラル・プラザ)が企画+運営しているギフト・ショップ。

上掲の地図で示したBTSチットロム駅最寄りのCentral World(セントラル・ワールド)は4階に、Central Pinklao(セントラル・ピンクラオ)は2階に、BTSハーイェークラップラオ駅最寄りのCentral Ladpra(セントラル・ラップラオ)は4階にあります。ZeenZoneについては次回の記事で詳しく説明させてください。

 

③Rancharm

3つ目はCentral LadpraoのG階にあるRancharmランチャーム)。狭いスペースに帽子やバッグをギュギュッと陳列しています。

キャップに限定するなら、ヴァリエーションはここが一番多彩。Tシャツの種類を豊富に取り揃える②のZeenZoneと併せてチェックするのがいいかと思います。

 

その他、Samyan Mitrtown(サムヤーン・ミッドタウン)1階の催事スペースや、Siam Discovery(サイアム・ディスカヴァリー)3階のO.D.S.でもAkkara Bangkokの商品を発見したものの、たぶんこの2つはポップアップ的な扱い。公式SNSに載っているのは①②③だけです。

そんなこんなで、バンコクで少しヒネリの効いたお土産を探している方は、ぜひAkkara Bangkokをチェックしてみてはいかがでしょうか。

 

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タイ産の天然ゴムに新たな価値をプラスするRuber Idea

バンコクで買ったラバー・バッグが自分的に大当たり。かなり重宝しています。そこで今回は同バッグを作っているRubber Idea(ラバー・アイディア)について。

調べてみると素晴らしいヴィジョンを掲げているブランドだったので、備忘録がてらブログに書き残しておくことにしました。

 

Rubber Ideaのめざす未来

名前の通りRubber Ideaはラバー素材に特化した新興ブランド。タイは1980年代後半より政府主導で天然ゴムの生産に力を入れはじめ、いまや生産量/輸出量共に世界第1位を誇るゴム大国です。

一方、輝かしい成果の裏で農地拡大を目的とした森林伐採不当取引人権侵害※生産者の多くは小規模農家)など、さまざまな問題を抱えているのもまた事実。

そうした社会課題を解決すべく立ち上がったのがRubber Ideaです。「タイの天然ゴムに付加価値を与え、その良さを見直してもらおう」と、デザイン性機能性に優れた商品の開発に着手。

使用するのは医療用のゴム手袋を作る過程で廃棄されていた余剰材料です。医療用だけあってクォリティーは最高クラス。

産業廃棄物を回収→再利用して森林伐採を食い止めたいとの考えはもちろん、事業の出発点にタイの天然ゴムを見直してもらう狙いがあったため、品質には特にこだわっているとか。

タイ産ゴムの価値をもっと世界に広められたら、間違いなく農家の方はいままでより少ない生産量でも適切な収入が得られるようになる――共同創業者のAphithat TechaplalertさんやSathienpong Thamsornさんはそこまで見据えているとコメントしています。

つまり彼らがめざすのは、農家の皆さんが無理なく持続可能な生活を送れて、同時にそれが地球環境にとっても持続可能になる未来。

めちゃくちゃSDGs時代にフィットしているじゃないですか。昨年11月にバンコクで開催されたAPECの記念品の1つに、タイ政府がRubber Ideaのバッグを選んだのも納得です(※岸田総理にも贈られているはず)。

 

売れ筋はワンショルダー・バッグ

Rubber Ideaの看板商品は、タイの伝統的な頭陀袋(ถุงย่าม)に着想を得た写真下のワンショルダー・バッグ(545THB/約2180円)。2020年には日本のグッドデザイン賞も獲得しています。

水洗いできてお手入れが楽チン、なおかつ、弾力性耐久性に優れたラバー素材の特性に加え、開口部が広く取られた形状も使い勝手良好。ついでに、最後にはちゃんと土に還ります(※天然ゴムは生分解します)。

現在、急速に脱プラスチック化が進んでいるタイ。このバッグもエコバッグとして使う人が多く、ブランド側の想いがしっかりエンドユーザーにまで届いている印象を受けました。

もっとも、私はコンセプト云々よりデザイン先行で買ったタイプの人間。折しもタイではレトロ・ブームが起きていて、タイ文字Tシャツ着た人たちをチラホラ見かけます(※このあたりの話題は次回)。

私と似た感じの流れでRubber Ideaのワンショルダー・バッグを買った人だって少なくないでしょう。でも、結果的に社会の役に立っているならそれでOK(だと自分に言い聞かせています)。

限定カラーもたまに登場しますが、基本は全6色※上掲の写真の他にライムグリーンとオレンジがあります)。どれも明るい色ばかりです。ちなみに、私はイエローをゲットしました。

なぜベーシックなブラックやネイビーはないのか。天然ゴムは使っているうちに白く粉吹きします。市販の靴クリーナーで簡単に除去できるとはいえ、やっぱりこの作業はちょっと面倒臭い。

現時点でRubber Ideaが濃い色の製品を出していないのは、おそらくお客さんにクリーニングの手間をかけさせない配慮? できる限り長く使ってもらうべく、こういうカラバリになったのだろうと勝手に想像しています(※モノを長く大切に使うのも1つのエコ活動ですもんね)。

 

その他の製品は?

ワンショルダー・バッグ以外のアイテムもサクッと紹介しておくと、カバン部門では写真上のサコッシュ(1200THB/約4800円)とビジネス・バッグ(2200THB/約1万2000円)を展開。

後者は17インチのラップトップやA3書類が収納できる大振りサイズで、耐荷重は10kg。スコールの多いタイではとりわけ活躍してくれそうです。

放熱機能を備えたラップトップ用マットも気になりました。公式Facebookではブツブツのところにペンを指したり、足を乗せて青竹踏み的に使ったりと、本来の目的とは違った用途も紹介されています。

ペン立てに代用するのはまだしも、メーカーみずからPCマットでの足裏マッサージを推奨しているって……。思わず笑ってしまいました。

愛犬家には上掲のオモチャがオススメ(400THB/約1200円)。化学物質は含まれておらず、安心してワンちゃんと引っ張りっこを楽しめるのではないでしょうか。

 

どこで買えるの?

Rubber Idea製品のもっとも手軽な購入方法は、ShoppeeをはじめとするECサイトの利用です。メリットは欠品が少ない点と、定期的にディスカウントのキャンペーンを打っている点(※海外発送については要確認)。

ただ、「現物が見られないのは……」とか、「ホテルやゲストハウスでも確実に受け取れるの?」とか、そうは言ってもいろいろ不安はありますよね。

Rubber Ideaは単独のリアル店舗がなく、実物を確認するにはセレクト・ショップへ行かなければいけません。しかし、常時取り扱っている店が少なくて……。

その限られた常設店のなかでも観光客がもっとも行きやすいかなと思うのは、上に地図を貼ったBTSサイアム駅すぐのSiam Discovery(サイアム・ディスカバリー)3階にあるEcotopia(エコトピア)。不運にも直近で私がバンコクを訪れた際は全面改装中でした。

まさかの事態に肩を落としつつ、SNSで調べてCentral World(セントラル・ワールド)5階のStudio360(スタジオ360)にスカイウォーク伝いで移動。

Studio360はオリジナルの万年筆をセミオーダーで作れたり、世界各国の可愛いステーショナリーをチェックできたり、文具好きにはたまらないショップです。

ここの一番奥にRubber Ideaのワンショルダー・バッグを発見。けれども、ディスプレイされていたのはパープルグリーンの2色のみでした。

はじめからイエロー狙いだった私は、もう1軒別の店で探してみるも、ふたたびStudio360へ出直し、店員さんに「他の色はある?」と訊いて在庫を引っ張り出してもらった次第です。

そのもう1軒別の店というのがSamyan Mitrtown(サムヤーン・ミッドタウン)内にある本屋、Mind Space(マインド・スペース)です。

最寄りはMRTサムヤーン駅で、サイアムからも徒歩20分くらい。往路はMBKチュラロンコン大学を横目に散歩がてら歩き、復路は疲れてCentral Worldまでバスで引き返しました。

オチを言うとMind Spaceではもう取り扱っていません。あえて触れたのは、シーティング・スペースをたっぷり確保しているこの本屋がとても素敵だったから。

機会があれば、ぜひ寄ってみてください。絵本ビジネス書レシピ本タイ語に翻訳された日本の漫画をはじめ、なかなかの品揃えです。

Rubber Ideaに話を戻すと、イレギュラーなポップアップ情報は公式SNSに随時アップ。海外のエキシビションにも積極的に参加し、先月はシドニーのNaturally Good Expoに招かれていました。

そんなこんなで、デザイン性機能性が高く、コンセプトヴィジョンにも共感できて、製造工程だって申し分なしのRubber Idea。そりゃ、流行るわけですよ。

 

※当ページで使用している商品画像の一部は、Rubber IdeaのオフィシャルHPより拝借しました。

 

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バンコク駐在妻のハートを鷲掴みにするシューズ・ブランドのMUZINA

前々回のRoyal Queen Seeds(ロイヤル・クイーン・シーズ)と、前回のTerminal 21(ターミナル21)のフードコートに続き、舞台はアソーク。今回はカスタムメイドの靴屋さん、MUZINA(ムジナ)を紹介したいと思います。

 

MUZINAとは?

バックパッカー日本人デザイナーが2005年にバンコクで立ち上げたMUZINAは、もともと日本向けに古着を販売する傍ら、オリジナルのアパレル商品を作っていたんだとか。

しかし、外注先の工場がヴェトナムに移転。そのヴェトナム行きを拒否した職人さんたちと手を組んで、2008年に現在の業態へと至ったそうです(※月刊誌『フットウエア・プレス』のウェブ記事を参照)。

ブレイクのきっかけはバンコクの駐在妻たちの口コミだったはず(※間違っていたらゴメンナサイ)。駐妻コミュニティーのトレンド発信力ってハンパじゃないです。

加えて、Sodaソーダ)をはじめとするタイの有名ブランドとダブルネームで商品を発表したり、サイアムの伊勢丹に出品したり(※2020年に閉館)、日本のセレクト・ショップの別注アイテムを手掛けたり……といった事業展開を通じ、着実に認知と信頼を獲得していった点も見逃せません。

 

セミオーダーのシステムは?

お店の場所や営業時間はページの後半に記載するとして、まずはセミオーダーの手順を簡単に説明させてください。

  1. デザインを選ぶ
  2. ヒールの高さや素材を選ぶ
  3. レザーの種類や色を選ぶ

①のデザインはカタログに載っているだけでもざっと60種類。②のヒールはフラットやウェッジヒール、ピンヒール、コーンヒール、チャンキーヒールなどから選べ、例えば一言でフラットと言っても厚底/薄底、ヒールの高さが何段階か用意されています。

ついでにソールの素材も指定することが可能。この時点で物凄い数の選択肢なのに、さらに頭を悩ませるのが③のレザーです。

ベーシックな黒でも山羊革か、豚革か、牛革か、どんな加工をしているかで濃淡ツヤの出方が大きく異なります。

それらを2色、ないしは3色組み合わせるとなれば、もう大変(※1色でももちろん大変)。アレンジの幅はほぼ無限です。店員さんが「朝イチで来店して、閉店時間まで悩まれる方もけっこういますよ」と言っていました。

サンダルの価格は3700THB(約1万4800円)から。レザーの種類やオプションによって値段が上がっていきます。

タイの物価で考えると確かに高いです。だけど、日本人スタッフの的確なアドイスが受けられる安心感はそうとう大きいですし、言わずもがな、日本でセミオーダーの靴を作ると思えばだいぶリーズナブル。

完成までの期間は約1か月。日本への発送も対応していて、EMSで450THB(約1800円)。2週間で届きます。また、出張や旅行で頻繁にバンコクへ行かれる方は、取り置きもしてくれるんですって。

ここまでしてもらって高いと言うのは、お店に対して失礼な気がしてきました。先ほどの「タイの物価で考えると高い」という言葉は撤回させてください。

 

既製品を買うのもあり

さて、「時間がない」や「自分じゃ決めきれない」といった理由でセミオーダーを躊躇される方もいらっしゃるでしょう。

こんな記事を偉そうにアップしている私自身も、恥ずかしながらMUZINAではセミオーダー未経験。でもそういう人向けに、店内に並んでいるサンプルをちょっと割安で買うことができるんです。

プロ考案のカラーリングや素材の組み合わせは悪いわけなく、正直、自分であれこれ決めるより間違いない気すらしてしまいました(※写真上のターコイズ×ゴールドの配色とか、めちゃくちゃカッコ良くないですか?)。

ちなみに、既製のビーチ・サンダルも人気で、私は写真上の2品をゲット。右側手前が590THB(約2360円)、左側奥が500THB(2000円 ※セール価格)でした。

シルヴァーのほうはフィット感が絶妙で、鼻緒部分もまったく痛くなりません。めちゃくちゃ歩きやすいです。そして、フワフワ素材の茶色いクロスベルトのほうも履き心地が最高。色違いで複数買いしておくべきだった……。

シューズ以外にバッグ財布も取り扱っています。最近の売れ筋は1200THB(約4800円)のスマホ・ショルダー。「日本のセレクト・ショップでは8000円前後で売っている」と店員さんがこっそり教えてくれました(※具体的なショップ名までは聞き出せず……)。

これらのバッグ類もセミオーダーOK。シューズと同じく、1つ1つ職人さんが手作業で仕上げてくれ、発注から約1か月で出来上がります。

 

お店の場所は?

最後に、お店の場所をGoogleマップ上に示しておきました。最寄りはBTSアソークで、Terminal 21とRobinson's(ロビンソン百貨店)の間にあるスクンビットSoi19沿い。

Soi19を200メートル弱進んだところに建っているMetha Wattana Building(メタ・ワッタナー・ビル)内の3階がMUZINAの店舗です。

トンロー界隈に住んでいる駐在員の奥様方のみならず、観光客にとってもめちゃくちゃアクセスしやすいロケーション。

これが目印の看板です。ちょうどランチを食べ終えたおじさんが寄りかかって昼寝していました。顔は隠したとはいえ、昼寝中に無許可で写真を撮ってすみません。

ビルの1階には某メガネ屋さんと勘違いしそうなParis Mikki(パリ・ミッキ)なる名前のケーキ屋さんが入っています。

営業時間は午前10時から午後6時まで。定休日は月曜日です。ソンクラン中は1週間お店が閉まっていたため、来店予定日が祝日と被る場合はご注意を。

なお、先月はシラチャでポップアップを開催。去年はICONSIAN(アイコンサイアム)に限定出店し、コロナ前は日本でも展示会をやっていたみたいです。

公式Instagram@muzinaasok)をフォローしておくと、アソークの旗艦店以外でもMUZINAの製品を手に取れるチャンスが巡ってくるかも?

いずれにせよ、次こそは私もセミオーダーにチャレンジしたいと思っています。LINE(@muzina)で事前に相談を受けてくれるらしく(※こちらの希望をもとにデザイン案を出してくれるとか)、もうこうなったら腹を据えてトコトン悩んでみますかね。

 

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インフレにも負けずに安価を保つTerminal 21のフードコート

今回のお題は私とツレもヘビロテしているTerminal 21(ターミナル21)のフードコート、Pier 21(ピア21)についてです。

 

Pier 21の安さの秘密は?

BTSアソーク、もしくはMRTのスクンビットすぐのTerminal 21は、2011年にオープンした大型ショッピング・モール。

フロアごとにローマ、パリ、東京、ロンドン、イスタンブールなど国際都市をイメージした内装デザインが施されていて、お目当てのPier 21がある上層階はサンフランシスコをモチーフに(※ゆえにフードコート名はPier=桟橋です)。

長らくインフレが続くタイでは、巷の食堂もジワジワ値上げを断行。Terminal 21周辺のスクンビット地区なんて、とりわけ値上げ傾向が強いように感じます。

そうした状況を横目に、Pier 21は「5~10年ぐらい時間が巻き戻ってない?」と感じるほど、都心部の相場と比べて破格の安さ。人気を集める最大の理由は、この点に尽きるでしょうか。

ポータルサイトタイランドハイパーリンクス』によれば、Pier 21は出店者に家賃負担がないとか。広告をバンバン打つよりもフードコートに予算を割いたほうがお客さんは集まるはず……といった戦略らしいです。

確かにそういう目で眺めてみると、ひとまず食事目的で来店してもらって、お腹を満たした後にショッピングへ誘導する狙いは、ビルの設計にも表れていました。

例えば、駅直結のM階入口からレストラン街(※フードコートの1つ下の階)まで、めちゃくちゃ長いエスカレーターに乗ってス~ッと上れてしまうんですよね。

一方、下りにもM階直結のエスカレーターが設置されているものの、導線的にはついつい各フロアを回ってしまう仕組み。よく考えられています。

補足として、皿洗い専用スタッフ食器類もTerminal 21側がすべて用意(※一部のテンポは専用のお皿を使用)。大家にここまでしてもらったら、飲食店側はなかなか値上げできませんって。

その結果、Terminal 21の目論み通り、開業10年強を経たいまもフードコートはお客さんで溢れ返っています。

 

こんなものを食べています

Pier 21で私とツレがよく頼むのは、フォー屋さんが出しているカオトムスープライス)。豚肉入りが29THB(約116円 ※写真①)、エビ入りが40THB(約160円 ※写真②)、エビと白身魚のミックスが45THB(約180円)。朝食にピッタリです。

その他、豚ミンチのガパオは目玉焼きとタコさんウィンナーが付いて47THB(約188円 ※写真③)、大振りのエビが入ったパッタイは50THB(約200円 ※写真④)。

続いて、トムヤム・スープ付きのオムレツご飯が59THB(約236円 ※写真⑤)、カオマンガイが32THB(約128円 ※写真⑥)。

平打ち麺のフライドヌードルカオマンガイと同じく32THB(※写真⑦)で、マッサマンにフライドチキンをトッピングしたセットが80THB(約320円 ※写真⑧)。

食後のデザートで気に入っているのは、写真上のココナッツ・アイスクリーム。価格は15THB(約60円)です。小振りのサイズで、満腹でも思わず帰り際に購入してしまいます。

そして、どの時間帯に行ってもだいたい行列ができているスムージーは25THB(約100円)。「シロップ抜きで……」みたいなカスタマイズは一切できませんが、値段が値段ですからね、それも致し方ありません。

 

フードコートの利用方法

Pier 21の利用方法は入口のカウンターでプリペイド・カードを購入する、タイでは一般的なスタイルです。

オーダー時に各店でカードを差し出し、残高が足りなくなった場合はカウンターでチャージ。もちろん、余った金額は払い戻せます。

このカウンターがいつも大混雑※下掲の写真は開店直後の空いている時間帯に撮影したものです)。カードの有効期限が30日間あるため、近隣に滞在される方はまとまった金額をチャージし、旅行が終わるまで財布にキープしておくのがいいでしょう。

プロンポンとアソークの中間に位置する宿、Rezt Bangkokにちょくちょく泊まっている私とツレは毎度そうしています。

ちなみに、直近でRezt Bangkokに数泊した際は、ソンクラン※タイの旧正月)の真っ只中でした。ソンクラン期間中は個人経営の食堂がほぼほぼ休業。屋台もあまり出ません。

しかし、年中無休のTerminal 21が宿泊先の徒歩圏内にあったおかげで、私たちはコンビニで食事を済ませる事態から逃れられました。本当に感謝しています。

もっとも、いくら安いとはいえ、わざわざPier 21まで足を運ぶ価値があるかと問われると、ちょっと返答に困ってしまいます。言うて普通のフードコート

けれども、お土産探しでTerminal 21へ行ったついでに寄るのは全然あり。前回ご紹介したRoyal Queen Seeds(ロイヤル・クイーン・シーズ)にも近いです。殿方が大好きなSoi Cowboy(ソイ・カウボーイ)も目と鼻の先です。

あとはやっぱりバンコク滞在が祝日と被ってしまい、食事場所に困った時にぜひ思い出していただきたいっていうのが一番。Pier 21にはコンビニ飯より安くて美味いものがズラリと揃っていますよ。

 

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アムステルダム生まれの大麻ブランド、Royal Queen Seedsのバンコク支店へ!

欧米からタイに進出した大麻ブランドのショップ・レポ。サンフランシスコ発のCookies(クッキーズ)に続き、今回ピックアップしたのはアムステルダムに本拠地を置くRoyal Queen Seeds(ロイヤル・クイーン・シーズ)です。

 

Royal Queen Seedsとは?

2007年にシード・バンクを創設し、その3年後にアムスで1号店をオープン、現在はスペインアメリでも事業を展開しているRQS。

“私たちは大麻の可能性を信じ、栽培者や消費者がこの植物についてもっと学べるよう支援したいと考えてきました。

そして、すべての消費者が満足できる最良の育種を模索し、栽培に関する専門知識を共有、さらに誤解を暴き、最新の研究と開発を把握することで、それを実現しています。

また、栽培者や大麻愛好家のコミュニティー形成にも努めており、この分野を発展させるために時間とリソースを費やしています”

上記は公式HPに掲載されているRQSの経営理念を抜粋したもの。オランダらしい真面目さというか、お役所的な堅い文章がずらっと並んでいます。

スローガンは「Growing together!」。この一言やブランド名からも窺える通り、RQSのメイン商材はバッズじゃなくて種。新しい品種を自社で研究開発しながら、良質な種を業者向けや個人向けに販売しています。

 

バンコク支店を見学

そんなRQSのアジア初店舗となるバンコク支店があるのは、BTSアソークから徒歩1~2分。ラチャダーピセーク通り沿いの目立った場所に建っています。

1階が販売スペースで2階がスモーキング・エリア、3階より上は倉庫オフィスインドア栽培スペースになっている感じでした。

いくらメイン事業が種とはいえ、一般客のほとんどは乾燥大麻を求めて来店します。バッズの価格例をいくつか挙げておくと、CBD株が450THB(約1800円)、Sour DiesselOG Kushが750THB(約3000円)、Amnesia Hazeが850THB(約3400円)、もっとも高額だったRoyal Runtzが950THB(約3800円)。

すべて2023年5月時点の1グラム単価です。概ね近隣の相場よりやや高いのかな~とも思いつつ、間違いなくハイクォリティーなのでしょう。

なお、Royal RuntzやRoyal Gollira、Royal AKにRoyal Skywalkerなどなど、名前にRoyalを冠した銘柄はRQS考案による品種。

前々回にご紹介したChoo Choo Hemp(チュー・チュー・ヘンプ)にもRoyal OGをはじめとするRoyalシリーズをいくつか見かけましたが、やはり本家監修のRoyal●●を吸えるのは好きな人にとって格別なはずです。

 

豊富なロゴ入りグッズ

店内にはオリジナル・グッズも多数ラインナップ。トレードマークのライオンがどことなくサッカー・オランダ代表のエンブレムを想起させてカッコイイんですよ。

例えばプラスティック製のクラッシャーが240THB(約960円)。巷では半額で買えます。でもRQSのロゴが刻印されているだけで、ただのクラッシャーもグッとラグジュアリーに。

他にもパーカーとか、Tシャツとか、ネックストラップとか、タオルマフラーとか(やっぱりフットボールを意識してる?)、普段使いできそうな商品がチラホラ。

Cookies然り、アパレル関連商品が充実したショップだと気軽に立ち寄れ、非喫煙者でもまったく気まずくならないので、私としてはかなり嬉しいポイントです。

 

種の販売について

さて、本業が種屋さんである以上、種の話題にも少し触れておきます。種は1粒入り、3粒入り、5粒入り、25粒入りで販売。

値段は1粒300THB(約1200円)弱から700THB(約2800円)超えまで、品種によってまちまちです。たった1粒の値段ですからね、安くはない気がしました。

ちなみに、誰でも無条件で買えるかはわかりません。その場に居合わせた業者っぽい方は、店員さんにライセンスを見せ、必要書類に何か書き込んだうえで種をまとめ買いしていました。

分厚いカタログにはTHC濃度効能に加え、それぞれの開花期間や1株あたりの収穫量、最適な栽培環境なんかも記載されていて、めちゃくちゃマニアック。

あまりディープな領域に踏み込みすぎても旅ブログの範疇をはみ出してしまうため、このへんで止めておきます。言わずもがな、日本に種は持ち込めません。そこのところはきっちり強調しておきます。

同じアムステルダムの種屋で言うと、今年5月下旬にGreen House Seed Company(グリーン・ハウス・シード・カンパニー)もバンコク支店をオープン。

カンナビス・カップで40回以上も優勝し、大麻ビジネスの中では世界でもっとも成功している企業とも言われているみたいです。

こういう海外の一流メーカーが続々とタイに参入することで、国内の栽培技術はどんどん向上し、タイの経済にも多かれ少なかれ影響を及ぼしていくのでしょう。

何にせよ直近のバンコク滞在で見られなかったGreen Houseは近いうちマストでチェックし、当ブログでも取り上げたいと思っています。

 

※このページは、タイでの大麻喫煙を推奨しているわけではありません。いくらタイでは合法だからといっても、日本人が大麻を吸うことは日本の法律で禁じられています(詳しくはこちら)。

 

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アメリカでもっとも有名な大麻ブランド、Cookiesのバンコク支店ってどんな感じ?

タイマリファナが解禁されて1年強。国内における大麻産業の盛り上がりを受け、欧米の一流ブランドも続々と首都バンコクに進出しています。

そこで、今回はアメリカ発のCookies(クッキーズ)を、次回はオランダ発のRoyal Queen Seeds(ロイヤル・クイーン・シーズ)を取り上げたいと思います。大麻ネタが続いてゴメンナサイ。

 

Cookiesとは?

サンフランシスコで産声を上げたCookiesは、いま現在、全米各地はもとより、カナダ、イングランドイスラエルでも事業を展開。

バンコクへは2023年1月に進出しています。グランド・オープン時の様子はこちらの公式YouTubeにある通り。もうお祭り騒ぎです(※年齢制限がかかっていますが、別に刺激的な場面はありません)。

創業者はラッパーのBernerとグロワーのJai。前者のBerner※写真上)はこのサイドビジネスを成功させて以降もコンスタントにアルバムを発表し、直近だと昨年末に2枚組の大作『From Seed To Sale』をドロップ。

Wiz Khalifaガンジャ仲間もチラホラ招いて、相変わらずストーナー感たっぷりの楽曲を届けてくれています。

一方、後者のJai※写真下)率先して表に出るタイプじゃないようで、あまり情報が出回っていません。何でもOG KushとDurban Poisonを交配させてGirl Scout Cookiesを生み出した物凄い人みたいです。

非喫煙者の私ですら、GSC株がどれだけ普及しているのか、タイのディスペンサリーをあれこれ見学していく過程でフツーに実感できたレヴェル。

ついでに、GSCを親株にしてSherbet系Gelato系を誕生させたのもこの人だとか(参照元CookiesのUS版HP。それぞれのプロフィール写真も同HPより拝借)。

交配に交配を重ね、どんどん進化してきたマリファナ現代史を語るうえで、間違いなくJaiは欠かせない存在だと思われます。

 

意外とバッズは良心価格

Cookiesバンコク支店の最寄り駅はBTSプルンチット。駅を降りてルアムルディー通りを10分くらい歩くと目的地に到着します。

また、MRTのルンピニ公園駅からも日本大使館の前を通って1.5kmの距離。ルンピニ公園でミズオオトカゲを観察しつつ(※詳しくはこちら)、お散歩がてらショップに向かうのもありでしょう。

店の外観はこんな感じです。ラグジュアリーかつスタイリッシュ。同じ敷地内には高級フレンチ・レストランや、コヒーバキューバの高級葉巻ブランド)専門店などもありました。

やや尻込みしながら2階の店舗スペースへ。バッズ自体の価格は思ったほど高くなく、2023年5月時点で1グラム400~900THB(約1600~3600円)の値幅。

Girl Scout Cookiesが700THB(約2800円)で、Snoop DoggとCookiesの共同開発によるDoggy Bagが900THB(約3600円/※写真上)です。

バンコクにプチ移住しているヘヴィー・スモーカーのDさん曰く、一番お得感があるのは400THB(約1600円)のLondon Pound Cake。これもCookiesが交配に成功した人気の品種らしく、近隣のディスペンサリーでは倍の値段が付くこともザラ。

Cookiesが他より安く販売できているのは、仲介業者を挿まずにアメリカからタネを直輸入し、タイで現地栽培しているためです。

しかも、「Cookiesがこれまでに培ったノウハウ技術を活かし、品質はUS産と比べても遜色なし」と店員さんが教えてくれました(※生産しているのが契約農場だったか、自社農場だったかは聞き洩らしました)。

何にせよ、オリジナルのCookiesが押されたGirl Scout CookiesやLondon Pound Cakeを吸えるのは、ガンジャ好きにとってある種のロマンを感じるポイントなのかもしれません。

 

アパレル商品は強気の値段設定

意外にも良心価格だったバッズに対し、アパレル関連グッズは強気な値段設定でした。ダントツで売れ筋No.1は2390THB(約9560円)のTシャツ。他のお客さんがいて写真が撮れずにゴメンナサイ。

定番のロゴTに加え、タイ限定デザインもあって、かなりカワイイです。カワイイけど、それにしたってタイの物価で考えたら高すぎます。

このTシャツを着るのが富裕層の若者の間でちょっとしたステータスになっており、私たちが来店している間にも何組か地元っ子がTシャツのみを購入していましたっけ。

Tシャツ以外にもキャップ(2290~2490THB)やニット帽(1790THB)、折り畳み傘(2590THB)、サンダル(2890THB)、ウォーター・ボトル(2390THB)、クッション(3790THB)、男性用のボクサー・パンツ(1190THB)をはじめ、ラインナップは実に多彩。

というか、男性下着が日本円で1枚約4760円ってとんでもない世界ですよね。もはやCookiesを大麻じゃなく、それこそSupremeと同括りのストリート系ファッション・ブランドとして捉えている人も少なくなさそう。

有名企業とのコラボだって多いですし、マリファナ非合法の日本だと、なおさらそう思われがちなんじゃないでしょうか(……とBUYMAやメルカリを見て感じた次第)。

店内のところどころにウォール・ペインティングが描かれ、フォトブースの役割を担っています。このへんもヤリ手だな~と感じました。そりゃ、訪れた人が次々とSNSにアップしたくなりますって。

総じてバンコクのCookiesは観光スポットに行くテンションでふらっと寄れてしまう場所。ガンジャを買わなくても、ミーハーなノリを歓迎してくれるムードがあります。気になった方はぜひ遊びに行ってみてください。

 

※このページは、タイでの大麻喫煙を推奨しているわけではありません。いくらタイでは合法だといっても、日本人が大麻を吸うことは日本の法律で禁じられています(詳しくはこちら)。

 

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豊富な品数と圧倒的なコスパの良さ誇るChoo Choo Hempはスクンビット屈指の優良ディスペンサリー

久々にバンコクのディスペンサリー・ショップを紹介したいと思います。ディスペンサリー・ショップとは、国の許可を得て合法的に大麻を売っている店のこと。

マリファナ解禁から半年足らずの2022年10~11月にバンコクへ行った際は、ライセンスを持たない屋台移動販売車が繁華街にわんさか溢れていました。

が、合法化に踏み切った現政権も「流石にこれはいかん!」と非認可の店を一斉摘発。その結果、現在は大麻を売る屋台が激減し、代わりにディスペンサリーの数が去年に比べて明らかに増えています。ぶっちゃけ増えすぎです。

自ずと儲かっている店儲かってない店の差が開き、後者では鮮度の低い売れ残り品を店頭に並べざるを得ない状態。こんなショップでは買いたくありません。

何もバンコクでの喫煙を勧めているわけじゃないですよ。そもそも海外であろうと日本人が大麻を吸うのは日本の法律で禁じられています(※詳しくはこちら)。

けれども、マリファナ目的で渡泰する日本人は後を絶ちません。ならば、その人たちが現地で失敗しないために、バンコク通の愛煙家に教えてもらった優良店の情報をシェアしよう……というのが同ページの狙いです。

もちろん、日頃より当ブログを読んでくださっている方の大多数は非喫煙者かと存じます。私自身も吸いません。皆様におかれましては、異文化を覗き見するスタンスで流し読みいただけると幸いです。

 

Choo Choo Hempに行く利点

前置きが長くなりました。本稿の主役であるChoo Choo Hemp(チュー・チュー・ヘンプ)があるのはトンロー地区。駅からは少し離れていて徒歩15~20分。プロンポン駅からも同程度の距離で、一応は歩けます。実際に私は歩きました。

ただし、ショップのHPではタクシーやバイタクの利用を推奨。運転手さんには「Samitivej Sukhumvit Hospital(サミティヴェート・スクンビット・ホスピタル)まで」と伝えましょう。お店は病院の目の前です。

ちなみに、日系企業が運営する日本人向けの医療機関DYMクリニックもすぐそば。非ワクチン派のツレは渡航制限が撤廃される前に同クリニックでPCR検査を受けていましたっけ。

プロンポン駅の近くにも、Buddha's Kush Street(ブッタズ・クッシュ・ストリート)やWeedman BKK(ウィードマン・バンコク)といった評判の良いディスペンサリーがあります(※詳しくはこちら)。

非喫煙者の私からしたら「わざわざChoo Choo Hempまで行く必要あるの?」と思ってしまうのが正直なところ。

しかし、インポート中心に取り揃えるBuddha's Kush StreetとWeedman BKKは、THC濃度の高い商品が多いぶん、お値段もけっこう張ります。

一方のChoo Choo Hempは、スクンビット周辺の店に比べて40~60%ほど安価。私の周りには節約派のバッグパッカーが多いせいか、お気に入りのディスペンサリーにChoo Choo Hempを挙げる人が複数いました。

 

リーズナブルな価格帯

店内に置かれている商品は2Aから5A+までランク分けされ、2AのLemon HazeやGrandpa Breathあたりが1グラム 100THB(約400円)、3AのAmnesia HazeやLilac Dieselあたりが1グラム 150THB(約600円)。

種類が多すぎて追い切れなかったものの、4Aと4A+が大よそ1グラム200~450THB(約800~1800円)、5Aと5A+が1グラム300~500THB(約1200~2000円)くらいの値幅でした。

他店では1グラム800~900THBの値もザラに付くRuntz OGは350THB(約1400円)で、Mac 1は500THB(約2000円)。すべて2023年5月時点の価格です。

てか、●●Hazeとか●●OGとか書かれても、嗜まない人には「何のこっちゃ?」ですよね。私も同じくです。ここでは巷でよく見たメジャーっぽい品種を例に出しておきました。

Choo Choo Hempではハッシュ(1グラム350~1200THB)やキーフ(1グラム300~400THB)も販売。このへんの領域に入ってくると素人の私にはますます理解できませんが、とりあえずハッシュにキーフ、加えてシュガーリーフまで売っている店はあまり多くないそうです。

 

安かろう悪かろうではない

言わずもがな、どんなに安くてもクォリティーが低ければ、お客さんは寄りつきません。ついでに、同じ品種でも生産者によって品質の良し悪しは異なります。

Choo Choo Hempで扱う大麻国内栽培※種の多くはインポート)。この1年でタイの栽培技術は飛躍的に向上し、第2弾、第3弾と収穫を重ねるたびに輸入品と並べても見劣りしないブツが出回りはじめている……とは現地に住むガンジャマンの弁。

Choo Choo Hempでは、プーケットで開催されたタイ最大規模のカンナビス・カップにて優勝している有名グロワーからも仕入れているらしく、値段だけ見て安かろう悪かろうと判断するのは早計でしょう。

 

親切で丁寧な接客

品数の多さとコスパの良さで玄人筋の心を鷲掴みにしてきたChoo Choo Hemp。購入金額2000THBごとに割引クーポンの入ったガチャガチャが回せるなど、顧客を満足させるサービスも充実しています(※リピーターへのディスカウントやオマケもあり)。

でも、決して常連向けの敷居が高い店ではなく、個人的にはビギナーにこそうってつけのショップなんじゃないかと思っています。それをもっとも感じた瞬間は、私が何の気なしにブラウニーを眺めていた時でした。

「そのブラウニーは上級者向け。初心者はマリファナの含有量が50mg以下、中級者は10~25mg以下に抑えたほうがいいわよ」と、女性スタッフがエディブル・メニューを差し出してくれたんですよね。

このやりとりをきっかけにあれこれ質問。私が一番気になっていた「どうして他よりも安いの?」との問いに対しては、「多くの人にマリファナの魅力を届けたいからよ」と一言。

続けて「効果の弱いブラウニーを私に勧めてくれたけど、普通は強い(=価格の高い)やつを売りたくならない?」と尋ねたら、「No! その人に合ったものをオススメしなきゃダメよ。バッズにしたって誰かれ構わずハイグレードをレコメンドするのは良くないと思うの。お客さんに楽しんでもらわなきゃ意味ないわ」ですって。

どうですか、この真摯な姿勢。いくら競合店が増えても、ロケーションに恵まれていなくても、こういうマインドで商売している店は愛されて然るべきです。

Choo Choo Hempが人気を集める理由は、品数やコスパもさることながら、純粋なマリファナ愛に基づいた経営理念みたいな部分も大きいのかもしれません。

 

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チャトゥチャックでお買い物 ~2023年SS編その2~

タイ最大の規模を誇るチャトゥチャック市場(Chatuchak Weekend Market)。ブログを開設して以来、ここへ行くたびに戦利品をページに上げてきました。

同シリーズの記事には私なりの狙いがあって、「これからチャトゥチャックでショッピングする方がボッタクリに遭わないよう、何となくの相場を把握してほしい」みたいな思いを込めています。

しかし、直近の訪問では大した買い物をしていません。理由はただ1つ。異常気象によって今年の暑季がめちゃくちゃ暑かったんです。

バンコクでも40度超えする日が珍しくなく、屋外でのんびり商品を物色できる状況ではありませんでした。大好きな古着ゾーンも素通り。

だから、今回はいつにも増して参考にならないと思います。一応、過去ページのリンクも貼っておくので、お時間があればご覧いただけると嬉しいです。

  • 『チャトゥチャックで古着探し+α ~2023年SS編その1~』はこちら
  • 『チャトゥチャックで古着探し ~2020年編~』はこちら
  • 『チャトゥチャックでお買い物 ~2019/2020年AW編その2~』はこちら
  • 『チャトゥチャックで古着探し ~2019/2020年AW編~』はこちら

 

チャトゥチャックで何買った?

本題へ入る前に、まず場内マップを貼っておきました(※PC版は画像をクリックすると拡大できます)。このマップに従って、覚えている範囲で店の場所も書いていきます。なお、現地価格の後ろにそれぞれ付記した日本円は、1バーツ=4円換算です。

 

タイ語モチーフのエコバッグ

1つ目はPunk Rock Princessエコバッグ。最近、タイ語がプリントされた品々にハマっていまして……(※いつかまとめて紹介します)。ツレには「なぜエビ?」と不思議がられました。

現在庫ラスト1点、しかも展示品で少し汚れが付着していたため、値段は20THB引きの100THB(約400円)。汚れは愛用のシミ取り剤ですぐに落とせました。

場所はSoi 4のRoom No.341。メイン通り沿いです。ショップ自体は総じてタイ感が希薄。なぜかメキシコの女流画家、Frida Kahloをモチーフにしたアイテムが目立ちます。ド派手なカラーリングは、好きな人にはたまらないはず?

バンコク滞在が週末に被らない方や、空調の効いた屋内でショッピングしたい方には、バイヨーク・タワーIIの4階にある支店も併せてオススメしておきます。

 

②総柄トートバッグ

骨や脳みそが描かれた若干グロテスクなトートバッグは200THB(約800円)。A4ファイルもすっぽり収まるサイズです。

こちらのショップも①と同じくメイン通り沿いで、確かSection3だったか、Section4だったか……。いずれにせよわかりやすい場所にあります。曖昧な説明でゴメンナサイ。

売れ筋は、妙にリアルなタッチの昆虫やヘビ、魚にキノコなどがプリントされたキャンパス地のバッグ。大小さまざまなトートに加え、ポーチやノートパソコン用のケースも取り揃えています。

ツレも去年の訪タイで1品ゲット。ちなみに、複数買いしてもディスカウント交渉には応じてくれません。品物のクォリティーは高く、ちゃんとした店です。

 

③かぎ編みバッグ

お次もカバン。言い値が220THB(約880円)だったかぎ編みバッグで、持ち手を入れても幅18cmと小振りです。購入をためらっていたら、向こうから20THB安くしてくれました。

けっこうしっかりした作りで(意外と重い)、現物は写真よりも高見えします。今夏にヘビロテ中。店の場所はSection16のメイン通りを1本入った付近でした。

かぎ編みバッグかごバッグは場内の至るところで売られています。日本人ウケが良く、これを目当てにチャトゥチャへ足を運ぶ方も多いのではないでしょうか。

ただし、単純に値段だけで比較すると、前回アップしたプラチナム・ファッション・モール(Platinum Fashion Mall)やサンペンレーン市場(Sampheng Lane Market)のほうが安いです。具体的にはチャトゥチャック>プラチナム市場周辺>サンペンレーンのイメージ。

とはいえ、ポンポンを付けたり、チロリアンテープを付けたり、自分好みにカスタマイズできるのは、この3つの市場でチャトゥチャのみだと思います(たぶん)。

 

④合皮の手提げバッグ

またまたカバン。母親へのお土産用手提げバッグです。A4サイズで350THB(約1400円)でした。ポーチ付きなのも嬉しいポイント。

愛用している本革の手提げが重たいと嘆いていた母を想い、普段使い用にあえての軽量なフェイクレザーです。ケチったわけではありません(本当か?)。補足として、もしチャトゥチャックで革カバンを探す場合はGuateを推しておきます。

 

⑤ポップコーン・バッグ

こちらは姪っ子用。姪っ子は中学1年生の自称量産型女子です(自分で自分を量産型とか地雷系とか表現するって、冷静に考えたら凄いですよね)。

今年の春夏にかけて流行しているポコポコしたポップコーン素材のバッグバンコクでも大人気。日本人ギャルに負けず劣らず、タイ人ギャルは韓国ファッションにご執心です。

トレンド・アイテム≒すぐにブームが廃れそうなアイテム)は安く買って何ぼ。私はこれをメイン通り沿いのSection 21にて200THB(約800円)でゲットしました。

チャトゥチャックではショップによって、まったく同じポップコーン・バッグが300THB(約1200円)で売られています。この差額は侮れません。賢い買い物ができました。

 

コーデュロイ素材のキャップ

やっとこさバッグから離れます。コーディロイ素材のキャップは160THB(約640円)。メイン通り沿いのSection 6で入手しました。Section 2~3付近では同じ帽子が200~250THB(約800~1000円)します。

先のポップコーン・バッグ然り、ノーブランドのタグなし大量生産系を買う際は即決せずに何軒かチェックしてみると、いくらか得した気分になれますよ。

 

⑦クロップド丈のカットソー

フレンチスリーブのカットソーは150THB(約600円)。Section 4のメイン通り沿いにあるダック・ヌードル屋の2軒隣で発見しました。

この店は謎のキャラをあしらったTシャツをメインにラインナップし、一見して微妙な空気を発しています。我ながら「よくぞ、見つけた!」といった感じ。

現在、クロップド丈トップスバンコクに溢れ返っています。「流行品は安価で買うべし」の法則に則り、サイアム・スクエア(Siam Square)やラチナム・モールでも、短丈のTシャツやらサマー・ニットやらを調達しておきました。

こちらは薄手のスウェット地でガンガン洗濯機にかけられ、使い勝手が抜群に良好。全然ヨレません。色違いも購入しておくべきだったと後悔中。

 

⑧タイダイTシャツ

ラストは甥っ子用へのお土産。Section 3Section 21のメイン通り沿い、そしてSection 20のSoi 27/7の3店舗をチャトゥチャック内に構えるAmount Plus+タイダイTシャツです。価格は150THB(約600円)。

場内で売られているTシャツの多くがテロテロ素材なのに対し、Amount Plus+のタイダイTはわりと厚手。ボーイズ服はデザイン性以上に強度も大事だろうと判断し、これに決めました。

 

次回の買い物リスト

2023年5月のチャトゥチャ戦利品は以上の8点。バッグに偏りすぎだし、ほぼメイン通り沿いで済ませていますね。買い物中毒な私も酷暑には勝てませんでした。

最後に、次回のバンコク旅で狙っている品を書いておきます(完全に自分用メモ)。Section 2のSoi41/2にMom Will Surviveというショップがあって、ここではアフリカン風のバティックを使った1点物のアイテムが並んでいます。

写真左下の青いバッグが1000THB(約4000円)、マキシスカートが1200THB(約4800円)。チャトゥチャ相場で考えるとだいぶ高めですが、ハリのある生地は高級感たっぷりで値段相応。いや、むしろお買い得な気すらします。

大本命は写真右上、1650THB(約6600円)のブルゾンです。2023年5月時点では3つの柄が店頭に出ていました。1点物につき、どんな柄と出会えるかは運次第?

購入を見送ったのは、荷物の重量が制限ギリギリに近付いていたのと、何より時期的な理由がありました。今回は即戦力になる夏物優先。次こそは買います。

バンコクへは夏が終わって秋頃にまた行けるかな。早くも次回の訪タイのTo Doリストが着実に溜まってきて、それが現在の私の糧となっています。

 

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Platinum Fashion Mallのゾーン3がコスメに注力して大幅なリニューアルを敢行!

いつ行っても地元の若者でゴッタ返しているバンコクの人気ショッピング・モール、Platinum Fashion Mall(プラチナム・ファッション・モール)。

BTSの駅からやや離れてはいるものの、Central World(セントラル・ワールド)とスカイウォークで繋がっていますし、ピンクのカオマンガイの本店にも近いですし、チットロム周辺をブラブラするついでに何だかんだここもチェックしている旅行者の方は少なくないでしょう。

 

カオスなPlatinum Fashion Mall

このモールの魅力はやはりお値段。業者相手の卸売と個人相手の小売のどちらにも対応し、まったく同じ品物がChatuchak Weekend Market(チャトゥチャック市場)より安価で売られています。

ただし、おびただしい数のショップが軒を連ね、目当てのアイテムをなかなか見つられないのがPlatinum Mallのウイークポイント。3つのゾーンで構成されるこの商業施設は、とにかくワチャワチャしています。

レディース服、メンズ服、子ども服、アクセサリーをはじめ、一応フロアごとに大まかなカテゴリー分けはされているんです。

でも、「このゾーンのこの階はバッグ売り場ですよ」と区切ったところで、テナントが空くや、ジャンル関係なく新たなショップが間髪入れずに出店してしまい、バッグ売り場にはバッグ屋よりそうじゃない店が多くなる……みたいな事態が発生。

体験談として、ビキニを探しにPlatinum Mallを隈なくチェックしていた時、メンズ売り場のド真ん中にも女性用の水着屋を見つけ(※しかも目の前は男性下着店)、「流石に出店場所を考えろよ」と呆れたことがあります。

もはやフロアガイドなんてあってないようなもの? 私個人としてはよく巨大迷路と表現されるChatuchak以上にPlatinum Mallのほうが攻略しづらく、行くたびに「もうちょっと何とかならんかね?」と感じていました。

 

ゾーン3が生まれ変わる!

しかし、そんなPlatinum Mallのゾーン3が、今春に大幅なリニューアルを実施。まずは美容に特化した1~2階に新店が順次オープンしています。

リニューアルを象徴する存在なのが化粧品専門のセミセルフ型セレクト・ショップ、EVEANDBOYイヴアンドボーイ )。

近場のSiam Square Oneサイアム・スクエア・ワン)にある旗艦店や、アソークTerminal21(ターミナル21)にある支店と比べたら売り場面積が小さい点は否めません。

けれども、4U2(フォー・ユー・トゥー)などご当地のプチプラ・コスメはもちろん、バンコク女子の憧れである韓国コスメの売れ筋アイテムがギュッと厳選されていて、これはこれで凄く見やすいです。

また、私が訪れた5月上旬にはBeauty Buffet(ビューティー・ビュッフェ)やMillie(ミリー)の直営店が営業を開始していたほか、同26日にはMistine(ミスティーン)も開店を控えていました。

もっと言うと、その時点では5~6割の区画が工事をしていたので、今年の夏から秋にかけてどんどんブランドが追加されていくはず。

すでにアロマやヘアケア、カラコンや健康食品の専門店もあって、コスメのみならず幅広く美と健康を捉えたユニークなフロアになりそうな予感がしています。

なお、3階は加工食品(お土産用のお菓子かな?)、4~5階は民芸品インテリア小物といった具合で、他の階も絶賛改装中。こちらはまだ立ち入り禁止でした。

ゾーン3が生まれ変わることで、おそらく各ゾーンの立ち位置も多少は明確になり、Platinum Mallのゴチャつきがいくらか解消されるに違いありません。

パッと見た感じ化粧品関係のホールセールは行っておらず、Platinum Mallの持つ卸売機能がゾーン3にはあまり適用されなくなるのかも。

だとしても、ツーリストにとっては喜ばしい変化。いま現在、ゾーン3の改装工事が完了する時期は発表されていませんが、グランド・リニューアル・オープンする日を気長に待ちたいと思います。

 

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悲運のナイト・マーケット、The One Ratchadaの楽しみ方

前回ピックアップしたJodd Fairs DanNeramit(ジョッド・フェアー・デーンネラミット)に引き続き、バンコクのナイト・マーケットの話題を。

今回はThe One Ratchadaザ・ワン・ラチャダー)にお邪魔しました。The One Ratchadaが誕生したのは2022年9月。オープンからまだ1年足らずです。

 

伸び悩むThe One Ratchada

もともとここはTalat Rotfai Ratchada(ラチャダー鉄道市場)があった場所。色とりどりの屋台を上から見下ろせるフォトジェニックなスポットとして、一世を風靡したあの夜市です。

MRTタイカルチャーセンター駅の3番出口を降り、ショッピングセンターのEsplanade(エスプラネード)を通り抜ければ即会場と、立地は申し分ありません。けれども、The One Ratchadaの客足はイマイチ伸び悩んでいます。

私とツレが最後にThe One Ratchadaを訪れたのは2023年4月半ば、ソンクラーン(タイの旧正月)の期間中でした。ガラガラだったのは少なからずソンクラーンも影響しているとは思いつつ、それにしたってなかなか悲惨な状況です。

とりわけ衣料/雑貨ゾーンは空きテナントだらけ。普通に歩くのすらままならなかったTalat Rotfai Ratchadaの盛況ぶりを知る方は、おそらく愕然とするでしょう。

The One Ratchadaが伸び悩んでいる最大の要因は、The One Ratchadaに先駆けること2021年11月末に、Talat Rotfai Ratchadaの運営会社が隣のMRTラマ9世駅で始めたJodd Fairs

こちらはタイ政府が入国制限を撤廃する前から地元客で大混雑。参考までに、同じソンクラーンのタイミングでも人はそこそこ入っていました。

Jodd Fairsの運営会社は今年4月にパホンヨーティン通り沿いに新たなナイト・マーケットをグランド・オープン(※詳しくはこちら)。

加えて、翌5月にはMRTラマ9世最寄りのほうもエリアを拡張。追加された6400㎡の敷地に400店以上の屋台が新しく出店し、よりいっそう盛り上がりを見せている模様です。

さらにさらに、ラマ9世駅のJodd Fairsは2023年末にリース契約が切れるらしく、ラチャダーピセーク通りのJuscoジャスコ)跡地にお引っ越しする旨を発表。

移転先はThe One Ratchadaの目と鼻の先です。The One Ratchadaは今後どうなってしまうのでしょうか。

 

人ごみが苦手な人にはむしろオススメ?

ここまで読むと、「The One Ratchadaへは行く価値ないかな~」と思われてしまうかもしれませんが、あながちそうとも言い切れません。

白で統一したテントは、カラフルだったTalat Rotfai Ratchadaとは異なり、これはこれで趣がありますし、電飾だってけっこうがんばっています。

人の少なさも相俟って、イイ具合に素敵な写真が撮れるはず(※撮影するなら日没前の微妙に明るい時間帯が最適)。また、Talat Rotfai Ratchadaと同様にEsplanadeの駐車場4階から夜市のテント群を俯瞰して見ることも可能です。

何よりシーティング・スペースがゆったりと配置され、落ち着いた環境で屋台グルメを堪能できるのが大きな魅力。

総じて、人ゴミが苦手な方にはThe One Ratchadaも大アリな選択肢だと思います。ぶっちゃけ、Jodd Fairsは混みすぎていて疲れます。

 

The One Ratchadaと合わせて行きたいチムチュム屋

……と、このへんで記事のまとめに入ろうと思ったものの、これじゃあ流石に内容も文字量も足りません。せっかくですし、The One Ratchadaから徒歩で行けるチュムセープLA(จุ่มแซ่บ LA)について改めてもう一度。

以前に投稿した際は、看板メニューのチムチュムではなく、ムーカタ(ムーガタ)を食べた私とツレ(※詳しくはこちら)。しかし、直近の訪店では四の五の言わずにチムチュムを選んでおきました。

〈ちょっと浸す〉の意味を持つチムチュムは、小ぶりの素焼きポットで豚肉や魚介や野菜を煮立て、タレにちょっと浸して食べるイサーン地方発祥の鍋料理。

ショウガレモングラスを加えたクリアな出汁には辛みが一切なく、さっぱりとした味わいです。刺激的なタイ料理の数々に胃が疲れてしまった時でもモリモリ食べられ、これまで旅行中に何度お世話になったことか。

チムチュムの肉にはたいてい生卵が添えられています。焼く前に生卵を混ぜると、肉が柔らかくなるんですって。

でも、私たちは生卵を肉には混ぜません。別途カオニャオ(もち米)をオーダーし、最後に雑炊で楽しむのが私とツレの流儀。

タイでは鍋のシメに雑炊をする文化がなく(※カオトムと呼ばれるスープライスはあります)、高確率で店員さんに驚かれるor笑われます。お行儀も悪いです。だけど、これがどうにもこうにもやめられなくって……。

チュムセープLAの豚肉は生卵を混ぜずとも十分に柔らかく、流石は人気店といったところ。チムチュムの価格は200THB(約800円)。

瓶ビール2本に、写真上のトウモロコシと塩卵のソムタムをオーダーして、料金は2人で465THB(約1860円)でした。

 

チュムセープLAからのThe One Ratchada

そんなこんなで無理矢理The One Ratchadaに話を戻すと、チュムセープLAでチムチュムかムーカタを食べ、ナイト・マーケットで食後のデザートをゆっくり物色するのが、私のオススメ・プラン。

The One Ratchadaにはココナッツを使ったパフェやらアイスクリーム入りの巨大焼きマシュマロやら、韓国トーストやらトゥンカロンやら、進化形のたい焼きやら、Jodd Fairsにも見劣りしない映えスウィーツの屋台がガッツリ出ていますよ。

 

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バンコクっ子熱狂! テーマパーク跡地に作られたJodd Fairsの新ナイト・マーケット!!

今回ピックアップするのは2023年4月末にグランド・オープンしたバンコクの新名所、Jodd Fairs DanNeramit(ジョッド・フェアー・デーンネラミット)。

MRTラマ9世駅近くのJodd Fairsと同じ企画会社が運営し、開業直後からバズりまくっているナイト・マーケットです(※アクセス方法はページの最後に記載)。

なお、ラマ9世駅近くのJodd Fairsは、2023年末にリース契約が切れ、ラチャダーピセーク通り沿いに拡張移転する旨をアナウンス済み。Jodd Fairs軍団の快進撃が止まりません。

 

フォトジェニックな仕掛けがいっぱい!

Jodd Fairs DanNeramitの目印はディズニーっぽいお城※実際に登れます)。もともとここにはアミューズメント・パークが建っていて、お城はその名残。遊園地の閉園後はゴーカート場イヴェント・スペースとして利用されていたらしいです。

お城の周りには気球がプカプカ。ただし、完全に浮かんでいるわけではありません。安全性を考慮したとはいえ、気球の下で係員がガスバーナーを微調整し、手で支えながらトボトボ歩く様子はなかなかシュールでした。

ヴィンテージ風のデコレーションはラマ9世駅最寄りのJodd Fairsとまったく同じ世界観。日本ビクターのロゴでお馴染みのあの犬の絵を看板に掲げたレコード専門店も、ナイト・マーケットの雰囲気とよくマッチしています。

また、敷地内には古いシボレーやフォードがズラリ。イカしたアメ車の前に立ち、「俺の愛車だぜ!」と言わんばかりにドヤ顔で写真を撮るのも一興でしょう。

池に可愛らしいヨットを浮かべたり、わずかな空きスペースにもオブジェを置いたり、とにかくマーケットの至るところがフォトスポットになっていて、SNS時代のニーズに全力で応えてくれています。

その結果、老若男女問わず、どこもかしこもセルフィー大会の様相。見ている私はちょっぴり気恥ずかしくなってしまいました。

 

大混雑の飲食エリア

Jodd Fairs DanNeramitの中でひときわ混雑しているのが飲食エリア。店のラインナップはラマ9世駅のJodd Fairsとかなり被っていて、もはや名物と化しているレンセープ屋※ゆでた肉付き豚骨にトムヤムスープをかけてかぶりつく料理/写真上)はこちらでも目立つ場所に出店。

もう1つの名物である小エビの踊り食いもしっかり確認できました。この踊り食いは生け簀の中を水流で掻き回し、あたかも小エビが元気いっぱい動き回っているように見せているだけで、実は大半が死んでいるとか。そういう目で眺めてみると、けっこう滑稽です。

飲食エリアにおけるラマ9世駅のJodd Fairsとの違いを強いて挙げるなら、海鮮系がより幅を利かせている点。象徴的なのがドーンッと大展開している手づかみシーフードのKung Thepです。価格は2~3人前のLサイズで689THB(約2700円)。

その他、生ガキ刺身の屋台にも人だかりができていました。食あたりなんて滅多にしないとは思いつつ、灼熱のタイでトライするには勇気のいるシロモノ。ビビリな私は無論チャレンジしていません。

 

古着に注目!

衣料品/雑貨エリアで私が注目したのは古着屋です。Jodd Fairsの前身にあたるTalat Rotfai Ratchada(ラチャダー鉄道市場)でも古着が充実していたので、この流れが引き継がれていて安心しました。

単価はChatuchak Weekend Market(チャトゥチャック市場)に比べて若干安く、品物の状態も概ね良好な気がします。そんなこんなで、『Boyz n the Hood』時のIce CubeのTシャツを350THB(約1400円)でゲット。

ちなみに、Chatuchakでは同作のポスターをプリントしたTシャツが500THBで売られていました(※Jodd Fairs DanNeramitはバンドTも比較的リーズナブルです)。

私的にはメインのポスター写真よりインパラに肘をついたこっちの写真のほうが好きですし、それにクラシックなアメ車が並ぶJodd Fairs DanNeramitでこのTシャツと出会えたのも何かの縁。さっそく今夏にヘビロテしています。

衣料品/雑貨エリアでは古着やアンティーク家具に加え、ギャル受け必至のトレンド特盛りなプチプラ服や、お土産向きのハンドメイド雑貨もあります。

私たちが行ったのはオープンから1週間後。まだまだ空きテナントが目につきました。きっと現在はもっとパワーアップしているはずです。

ついでに、私とツレが滞在した2時間ほどで場内全体が3度も停電。おそらくこのあたりも改善されているのかな?

もっとも、停電のたびにどよめきが起き、すぐさまスマホのライトで周辺一帯が照らされ、無事に電気が復旧すると大きな歓声が上がる感じは、これはこれでエンタメ感があって楽しかったです。

 

アクセス方法は?

Jodd Fairs DanNeramitのロケーションはバンコク中心部のやや外れスクンビット周辺に滞在する場合は、距離的にまあまあ遠いです。

けれども、BTSハーイェークラップラオ駅の4番出口を降りて5分強、MRTパホンヨーティン駅の3番出口を降りて10分強と、BTSからもMRTからも徒歩でアクセスできるのは大きな強み。

さらにChatuchakも近く、BTS/MRTいずれも1区間のみ。あまり歩きたくない方はChatuchak最寄りのBTSモーチット駅前からバスがたくさん出ています(※26番、34番、39番、59番、104番、136番、503番のバスがJodd Fairs DanNeramitの目の前を通る路線)。

毎日16時から24時まで開催されているJodd Fairs DanNeramit。私的なオススメは、週末の昼間にChatuchakでショッピングし、夕方にJodd Fairs DanNeramitへ向かうプランです。

今年の夏休みを利用してバンコクへ行く方も相当数いらっしゃると思います。そして、その多くがChatuchakを旅程に組み込んでいるのではないでしょうか。

ならば、ついでにJodd Fairs DanNeramitを見ない手はありません。この超効率的な観光プラン、ぜひ参考にしてみてください。

 

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