タイ最大の規模を誇るチャトゥチャック市場(Chatuchak Weekend Market)。ブログを開設して以来、ここへ行くたびに戦利品をページに上げてきました。
同シリーズの記事には私なりの狙いがあって、「これからチャトゥチャックでショッピングする方がボッタクリに遭わないよう、何となくの相場を把握してほしい」みたいな思いを込めています。
しかし、直近の訪問では大した買い物をしていません。理由はただ1つ。異常気象によって今年の暑季がめちゃくちゃ暑かったんです。
バンコクでも40度超えする日が珍しくなく、屋外でのんびり商品を物色できる状況ではありませんでした。大好きな古着ゾーンも素通り。
だから、今回はいつにも増して参考にならないと思います。一応、過去ページのリンクも貼っておくので、お時間があればご覧いただけると嬉しいです。
- 『チャトゥチャックで古着探し+α ~2023年SS編その1~』はこちら
- 『チャトゥチャックで古着探し ~2020年編~』はこちら
- 『チャトゥチャックでお買い物 ~2019/2020年AW編その2~』はこちら
- 『チャトゥチャックで古着探し ~2019/2020年AW編~』はこちら
チャトゥチャックで何買った?
本題へ入る前に、まず場内マップを貼っておきました(※PC版は画像をクリックすると拡大できます)。このマップに従って、覚えている範囲で店の場所も書いていきます。なお、現地価格の後ろにそれぞれ付記した日本円は、1バーツ=4円換算です。
①タイ語モチーフのエコバッグ
1つ目はPunk Rock Princessのエコバッグ。最近、タイ語がプリントされた品々にハマっていまして……(※いつかまとめて紹介します)。ツレには「なぜエビ?」と不思議がられました。
現在庫ラスト1点、しかも展示品で少し汚れが付着していたため、値段は20THB引きの100THB(約400円)。汚れは愛用のシミ取り剤ですぐに落とせました。
場所はSoi 4のRoom No.341。メイン通り沿いです。ショップ自体は総じてタイ感が希薄。なぜかメキシコの女流画家、Frida Kahloをモチーフにしたアイテムが目立ちます。ド派手なカラーリングは、好きな人にはたまらないはず?
バンコク滞在が週末に被らない方や、空調の効いた屋内でショッピングしたい方には、バイヨーク・タワーIIの4階にある支店も併せてオススメしておきます。
②総柄トートバッグ
骨や脳みそが描かれた若干グロテスクなトートバッグは200THB(約800円)。A4ファイルもすっぽり収まるサイズです。
こちらのショップも①と同じくメイン通り沿いで、確かSection3だったか、Section4だったか……。いずれにせよわかりやすい場所にあります。曖昧な説明でゴメンナサイ。
売れ筋は、妙にリアルなタッチの昆虫やヘビ、魚にキノコなどがプリントされたキャンパス地のバッグ。大小さまざまなトートに加え、ポーチやノートパソコン用のケースも取り揃えています。
ツレも去年の訪タイで1品ゲット。ちなみに、複数買いしてもディスカウント交渉には応じてくれません。品物のクォリティーは高く、ちゃんとした店です。
③かぎ編みバッグ
お次もカバン。言い値が220THB(約880円)だったかぎ編みバッグで、持ち手を入れても幅18cmと小振りです。購入をためらっていたら、向こうから20THB安くしてくれました。
けっこうしっかりした作りで(意外と重い)、現物は写真よりも高見えします。今夏にヘビロテ中。店の場所はSection16のメイン通りを1本入った付近でした。
かぎ編みバッグやかごバッグは場内の至るところで売られています。日本人ウケが良く、これを目当てにチャトゥチャへ足を運ぶ方も多いのではないでしょうか。
ただし、単純に値段だけで比較すると、前回アップしたプラチナム・ファッション・モール(Platinum Fashion Mall)やサンペンレーン市場(Sampheng Lane Market)のほうが安いです。具体的にはチャトゥチャック>プラチナム市場周辺>サンペンレーンのイメージ。
とはいえ、ポンポンを付けたり、チロリアンテープを付けたり、自分好みにカスタマイズできるのは、この3つの市場でチャトゥチャのみだと思います(たぶん)。
④合皮の手提げバッグ
またまたカバン。母親へのお土産用手提げバッグです。A4サイズで350THB(約1400円)でした。ポーチ付きなのも嬉しいポイント。
愛用している本革の手提げが重たいと嘆いていた母を想い、普段使い用にあえての軽量なフェイクレザーです。ケチったわけではありません(本当か?)。補足として、もしチャトゥチャックで革カバンを探す場合はGuateを推しておきます。
⑤ポップコーン・バッグ
こちらは姪っ子用。姪っ子は中学1年生の自称量産型女子です(自分で自分を量産型とか地雷系とか表現するって、冷静に考えたら凄いですよね)。
今年の春夏にかけて流行しているポコポコしたポップコーン素材のバッグはバンコクでも大人気。日本人ギャルに負けず劣らず、タイ人ギャルは韓国ファッションにご執心です。
トレンド・アイテム(≒すぐにブームが廃れそうなアイテム)は安く買って何ぼ。私はこれをメイン通り沿いのSection 21にて200THB(約800円)でゲットしました。
チャトゥチャックではショップによって、まったく同じポップコーン・バッグが300THB(約1200円)で売られています。この差額は侮れません。賢い買い物ができました。
⑥コーデュロイ素材のキャップ
やっとこさバッグから離れます。コーディロイ素材のキャップは160THB(約640円)。メイン通り沿いのSection 6で入手しました。Section 2~3付近では同じ帽子が200~250THB(約800~1000円)します。
先のポップコーン・バッグ然り、ノーブランドのタグなし大量生産系を買う際は即決せずに何軒かチェックしてみると、いくらか得した気分になれますよ。
⑦クロップド丈のカットソー
フレンチスリーブのカットソーは150THB(約600円)。Section 4のメイン通り沿いにあるダック・ヌードル屋の2軒隣で発見しました。
この店は謎のキャラをあしらったTシャツをメインにラインナップし、一見して微妙な空気を発しています。我ながら「よくぞ、見つけた!」といった感じ。
現在、クロップド丈トップスはバンコクに溢れ返っています。「流行品は安価で買うべし」の法則に則り、サイアム・スクエア(Siam Square)やプラチナム・モールでも、短丈のTシャツやらサマー・ニットやらを調達しておきました。
こちらは薄手のスウェット地でガンガン洗濯機にかけられ、使い勝手が抜群に良好。全然ヨレません。色違いも購入しておくべきだったと後悔中。
⑧タイダイTシャツ
ラストは甥っ子用へのお土産。Section 3とSection 21のメイン通り沿い、そしてSection 20のSoi 27/7の3店舗をチャトゥチャック内に構えるAmount Plus+のタイダイTシャツです。価格は150THB(約600円)。
場内で売られているTシャツの多くがテロテロ素材なのに対し、Amount Plus+のタイダイTはわりと厚手。ボーイズ服はデザイン性以上に強度も大事だろうと判断し、これに決めました。
次回の買い物リスト
2023年5月のチャトゥチャ戦利品は以上の8点。バッグに偏りすぎだし、ほぼメイン通り沿いで済ませていますね。買い物中毒な私も酷暑には勝てませんでした。
最後に、次回のバンコク旅で狙っている品を書いておきます(完全に自分用メモ)。Section 2のSoi41/2にMom Will Surviveというショップがあって、ここではアフリカン風のバティックを使った1点物のアイテムが並んでいます。
写真左下の青いバッグが1000THB(約4000円)、マキシスカートが1200THB(約4800円)。チャトゥチャ相場で考えるとだいぶ高めですが、ハリのある生地は高級感たっぷりで値段相応。いや、むしろお買い得な気すらします。
大本命は写真右上、1650THB(約6600円)のブルゾンです。2023年5月時点では3つの柄が店頭に出ていました。1点物につき、どんな柄と出会えるかは運次第?
購入を見送ったのは、荷物の重量が制限ギリギリに近付いていたのと、何より時期的な理由がありました。今回は即戦力になる夏物優先。次こそは買います。
バンコクへは夏が終わって秋頃にまた行けるかな。早くも次回の訪タイのTo Doリストが着実に溜まってきて、それが現在の私の糧となっています。
【お知らせ】東南アジアで買い付けてきたアイテムを販売中。春夏は水着やリゾート服を中心に、秋冬はアクセサリーを中心にラインナップしています。ぜひチェックしてみてください。
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