直近2回のブログではチャトゥチャック市場（Chatuchak Weekend Market）内のお気に入りブランドをご紹介しましたが、私がこの市場でもっとも念入りにチェックするのはSection 6～4にかけての古着ゾーン。
そこで今回は同エリアで2020年2月に購入した品々を公開していきます。なお、過去にもまったく同じテーマでブログを執筆。併せて読むと大よその価格の参考になるかと思いますので、もしお時間があればこちらからぜひ。
気に入ったら即ゲットすべし
本題へ入る前に古着ゾーンの攻略ポイントをお伝えしましょう。それは「ビビッときたら即ゲットしないと後悔する」ということ。
アンダーラインを引くまでもなく、そんなのは古着探しの常識だろって? はい、おっしゃる通り。でもこの旅で私は身を持って痛感したのです。
具体的な話をさせてください。いつものようにSection 5をウロウロしていると、A Tribe Called Questのロゴや写真をコラージュしたStussyのスウェットが目に飛び込んできました。Gang StarrやBob Marleyなど有名ミュージシャンとStussyのコラボ商品にハズレなし! これは買いでしょう。
が、想像よりも値段が少し高かったんですよ。確か1500～2000THB程度（約5250～7000円）。幸い20～30枚ほどのストックがあり、「即完はしないだろう」と高を括ってその時は一旦保留にしました。
そして翌日。Stussy×ATCQへの物欲は一向に冷める気配がなく、お店が空いている午前中を狙って再訪店することに。
すると、山積みされていたATCQスウェットが物の見事に店頭から消えているではないですか。聞けば「ほんの数分前に業者が全部買い占めて行ったよ」とスタッフさん。マジかよ……。
そんなこんなで、いまだにこうしてネチネチとブログに書いてしまうくらい買い逃しを後悔している私。
ちなみに、Stussyの35周年の際に日本でも出回っていたATCQのコラボ・シリーズとはデザインが異なり、US限定モデルだったっぽいです。
少なくともメルカリやヤフオクでは発見できず……。まあ、万が一偽物だったとしてもデザインが激カッコ良かったため、やっぱり買っておくべきでした。
買い付け業者も多く利用するチャトゥチャックだからこそ、こういう事態は十二分に起こり得えます。自戒の念も込めてもう一度、「ビビッときたら即ゲットしないと後悔する」と強調させてくださいませ。
①ブルゾン
さてここからが本題。まず1つ目の戦利品はのブルゾンです。ブカブカで着ようと思い、サイズはメンズL。値段は言い値650THB（約2275円）からの500THB（約1750円）まで下がりました。
チャトゥチャック市場へ通ううちに大よその相場もわかってきた私とツレは、基本的に1品のみ買う場合ディスカウント交渉をしません（複数買いする時やダイナミックにふっかけられていると判断した時は別です）。時間と労力の無駄。
このブルゾンについては直前にツレが同じ場所でウェストバッグを購入していて、店員さんの方から値下げを切り出してくれました。ありがたい。
ショップの名前はRemake U.S.A.（リメイクUSA）です。その名の通りLevis／Lee／Wranglerといったアメリカ3大デニム・メーカーをはじめ、Ralph LaurenやDickiesなどなど、US古着のリメイク・アイテムを主にラインナップ。
商品の状態が良いのに加え、店名が印字されたショップバッグも用意しているなど、なかなかちゃんとしています。お店の場所はSection 5のSoi 2。
私が買ったブルゾンもネルシャツをリメイクしたアイテムでした。裏地付きで春先や秋口にピッタリだな～と考えていたのに、コロナ自粛でいまのところほとんど出番なし（泣）。
②スウェット
続いてはStussy×ATCQコラボが買えなかった腹いせに手を出してしまったリメイク物のスウェット。価格は680THB（約2380円）です。
いま見てもカワイイとは思うものの、これを着る日は訪れるのでしょうか。ツレにも「お前いくつだよ?」と失笑されました。自分自身で年齢不相応だと感じるのは良しとして、他人からはっきり言われると正直ムカつきます。
③長袖シャツ
350THB（約1225円）で購入した↓の長袖シャツは、インパクト大な馬柄に一目惚れ。チャトゥチャックを歩いているとこういうヘンな柄のシャツにたくさん出会ってしまうから困ったものです。
姪っ子がこれを着ている私を見て「え? 馬? 何で?」と軽く引いていたことも合わせてご報告しておきましょう。
④半袖シャツ
お次もシャツ。こちらは200THB（約700円）です。馬に比べたら無難な柄。昔のヤクザ映画に出てくるような洋服に目がない私。いわゆるたけしニットもどストライクです。これは良い買い物でした。「これは」って……（笑）。
⑤サングラス
最後はオマケです。8eight Degrees（エイト・ディグリース）というサングラス／メガネ屋さんでゲットしました。愛用していたブラックのRay-Banにキズが入り、それの代用品。
8eight DegreesはSection 4～3にかけて2店舗、チャトゥチャック全体だと7～8店舗あり、去年あたりからよくここのサングラスを買うようになりました。値段は1つ390THB（約1365円）。
普通にかけ心地が良く、レッド、ベージュ、マスタード、ネイビーときて、気付けば今回で5個目。この価格なら罪悪感ゼロでいろいろ試し買いできますし、今後も着実に買い増ししていきそうな予感がします。
以上が今年のチャトゥチャック戦利品。本当はこのお題の記事をふたたび取り上げるつもりじゃなかったんですけどね。完全にネタ不足。まさかコロナでここまで日本に閉じ込められるなんて想像すらしていませんでした。
コロナがなければ、いま頃アクセサリーや小物の買い付けがてらタイ周辺をウロウロしているはずだった私とツレ。一体いつになったら国外へ脱出できるのやら。
ひとまず、何とかやりくりして同ブログでは引き続き東南アジア情報を発信していこうと思っている今日この頃です。
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