FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

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チャトゥチャックの人気レザー店、Guateがちょっぴり移転。新店舗の様子と直近の購入品をご紹介!

前回に続いてチャトゥチャック市場(Chatuchak Weekend Market)関連のネタです。今回はレザー専門店のGuate(グアテ)について。ブランドのコンセプトやヒストリーはこちらをご参照ください。

 

メイン通りから店舗をお引越し

以前はメイン通り沿いに本店を構えていたGuate。ところが、コロナ禍を挿んで久々に行ってみたら、お店がごそっと消えているじゃないですか。

コロナ後のチャトゥチャックはどんな状態なの?』の記事内でも触れている通り、けっこうな数の業者がコロナ渦中にチャトゥチャックから撤退したため、「まさかあのGuateまで?」と一瞬良からぬ想像をしてしまいましたよ。

しかし何てことはない、単にショップはSection 23のSoi 33からSection3Soi44/2へ移転しただけ。安心しました(※PC版は画像をクリックすると拡大できます)。

移転前は2区画分を陣取って営業。対する新店舗は1区画オンリーで、敷地面積はだいぶ小さくなっています。

ついでに、サイアムのCentral World(セントラル・ワールド)やBTSアソーク駅直結のTerminal 21(ターミナル21)に展開していた支店は軒並み閉鎖。

今日時点で実店舗はチャトゥチャック内の本店のみを残し、海外への輸出オンライン販売に重きを置いている模様です。

 

移転先のSection3とは?

こう書くとネガティヴな印象を与えてしまうかもしれませんが、移転先のSection3はチャトゥチャックのなかでブッチ切りの人気エリア。タイ国内の新進ブランドがこぞって出店したがる場所です。

マーケット全体がまだコロナショックから完全に息を吹き返していない現状においても、このあたりは混雑していました。

Section3周辺に並ぶ洋服や小物類の多くは自社独自のロゴがしっかりタグ付けされていて、タイ国内のどこのお土産屋でも売っているノーブランドの大量生産系はほとんどありません。

場内の相場に比べて少し値段は張りつつも、質の良いアイテムが目立ち、オシャレに敏感な地元の若者がショッピングに勤しむ姿をよく見かけます。

加えて、MRTカムペーンペット駅2番出口の左手側がSection2、そのすぐ隣という立地条件もSection3が賑わう大きな要因でしょう。

つまり、メイン通り沿いからのお引越しは決して格下げなんかじゃなく、むしろ私はプラスな印象を受けました。

支店をなくしてオンライン販売に力を入れはじめたのだって、時流を鑑みれば当然の話。まあ、チャトゥチャックにしかリアル店舗がない、すなわち土日以外は手に取って買えないのは残念ですけどね。

 

直近の訪店で買ったアイテム

Juicy(Cream)

事前にInstagram@guateleather)でガッツリ下調べしていた私は、もともと違う商品を狙っていました。

けれども、お目当てのバッグが見つからず、代わりにこのミニ・ショルダーバッグを購入。コロンとしたフォルムに一目惚れです。

幅8cm×長さ17cm×高さ15cmのサイズが私にはドンピシャ。財布+スマホ+エコバッグ+小ポーチという、ちょっとしたお出掛け4点セットが余裕で収納できます。

カラーは私がゲットしたクリームの他に、パステル系のブルーグリーン、そしてキャメルの4色展開。価格は定価で2180THB(約8500円)でした。

 

②Nara(Black)

2点目は〈Instagramで見て狙っていた商品〉と先述した巾着型のショルダーバッグです。①を買って一旦は満足したものの、往生際の悪い私は大手ECサイトShopeeで在庫を確認。

残りの滞在日数に若干の余裕があり、「もう一度チャトゥチャへ行って店舗での取扱がなかったらShopeeで買おう」と再訪店しました。執念です。

相変わらず店頭には並んでいなかったので、店員さんに画像を見せ、ダメ元のアピール。すると、奥の棚からこれが(↓)。言ってみるもんですね。

幅11cm×長さ22cm×高さ23cmと、サイズは①よりやや大きめ。いつものお出掛け4点セットに文庫本やら何やらも入れられます。

このNaraと名付けられたシリーズはGuateの定番。コロナ前は原色に近いレッドやグリーンもラインナップしていました。

いまは淡いピンクグリーン、さらにベーシックなブラックベージュグレーを取り揃えています(※2022年11月時点で全カラー店頭在庫あり)。価格は定価で2800THB(約1万1000円)。

 

何でもかんでも値切るのはNG

なお、店頭で現金購入する場合は10%ディスカウント。実際に私は①を1960THBで、②を2520THBで買っています(※1桁台は切り捨て)。

②を探しに再び来店した際、店員さんは私の顔を覚えてくれていました。ただし、まとめ買いしても、これ以上の値引きはありません。コロナ前からそうでした。

市場ではついつい値切りたくなってしまいます。とはいえ、最初から定価を提示しているブランド直営店は、業者並みに大量買いしない限り、端からディスカウント交渉に応じないケースが多いです。

チャトゥチャックではSection2~3の店にその傾向が強め。「市場の醍醐味はディスカウントの駆け引きだ!」なんて思っている方は、くれぐれもご注意ください。

ちゃんと値札がついていて、かつ、相場と比較して納得のいく数字であれば、それが適正価格。数年前に顔馴染みのショップ店員から「日本人は容赦なく値切ってくるから困る」と愚痴をこぼされた旨も付記しておきます。

ちなみに、「ロッ(ト)ノイダイマイカー?=少し安くしてもらえませんか?」と遠慮がちにカタコトで言うと、高確率でウケます(※男性は語尾をカップ)。この少しっていう控え目な表現が良いみたい。私がよくやる手口です。

ディスカウントしてもらえなくても場の空気は和むはず。運良く値切れたら御の字です。相手のキャラクターや機嫌を見極めながら、ぜひ切り札的に使ってみてはいかがでしょうか。

 

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farout.theshop.jp

 

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