FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

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バンコクっ子熱狂! テーマパーク跡地に作られたJodd Fairsの新ナイト・マーケット!!

今回ピックアップするのは2023年4月末にグランド・オープンしたバンコクの新名所、Jodd Fairs DanNeramit(ジョッド・フェアー・デーンネラミット)。

MRTラマ9世駅近くのJodd Fairsと同じ企画会社が運営し、開業直後からバズりまくっているナイト・マーケットです(※アクセス方法はページの最後に記載)。

なお、ラマ9世駅近くのJodd Fairsは、2023年末にリース契約が切れ、ラチャダーピセーク通り沿いに拡張移転する旨をアナウンス済み。Jodd Fairs軍団の快進撃が止まりません。

 

フォトジェニックな仕掛けがいっぱい!

Jodd Fairs DanNeramitの目印はディズニーっぽいお城※実際に登れます)。もともとここにはアミューズメント・パークが建っていて、お城はその名残。遊園地の閉園後はゴーカート場イヴェント・スペースとして利用されていたらしいです。

お城の周りには気球がプカプカ。ただし、完全に浮かんでいるわけではありません。安全性を考慮したとはいえ、気球の下で係員がガスバーナーを微調整し、手で支えながらトボトボ歩く様子はなかなかシュールでした。

ヴィンテージ風のデコレーションはラマ9世駅最寄りのJodd Fairsとまったく同じ世界観。日本ビクターのロゴでお馴染みのあの犬の絵を看板に掲げたレコード専門店も、ナイト・マーケットの雰囲気とよくマッチしています。

また、敷地内には古いシボレーやフォードがズラリ。イカしたアメ車の前に立ち、「俺の愛車だぜ!」と言わんばかりにドヤ顔で写真を撮るのも一興でしょう。

池に可愛らしいヨットを浮かべたり、わずかな空きスペースにもオブジェを置いたり、とにかくマーケットの至るところがフォトスポットになっていて、SNS時代のニーズに全力で応えてくれています。

その結果、老若男女問わず、どこもかしこもセルフィー大会の様相。見ている私はちょっぴり気恥ずかしくなってしまいました。

 

大混雑の飲食エリア

Jodd Fairs DanNeramitの中でひときわ混雑しているのが飲食エリア。店のラインナップはラマ9世駅のJodd Fairsとかなり被っていて、もはや名物と化しているレンセープ屋※ゆでた肉付き豚骨にトムヤムスープをかけてかぶりつく料理/写真上)はこちらでも目立つ場所に出店。

もう1つの名物である小エビの踊り食いもしっかり確認できました。この踊り食いは生け簀の中を水流で掻き回し、あたかも小エビが元気いっぱい動き回っているように見せているだけで、実は大半が死んでいるとか。そういう目で眺めてみると、けっこう滑稽です。

飲食エリアにおけるラマ9世駅のJodd Fairsとの違いを強いて挙げるなら、海鮮系がより幅を利かせている点。象徴的なのがドーンッと大展開している手づかみシーフードのKung Thepです。価格は2~3人前のLサイズで689THB(約2700円)。

その他、生ガキ刺身の屋台にも人だかりができていました。食あたりなんて滅多にしないとは思いつつ、灼熱のタイでトライするには勇気のいるシロモノ。ビビリな私は無論チャレンジしていません。

 

古着に注目!

衣料品/雑貨エリアで私が注目したのは古着屋です。Jodd Fairsの前身にあたるTalat Rotfai Ratchada(ラチャダー鉄道市場)でも古着が充実していたので、この流れが引き継がれていて安心しました。

単価はChatuchak Weekend Market(チャトゥチャック市場)に比べて若干安く、品物の状態も概ね良好な気がします。そんなこんなで、『Boyz n the Hood』時のIce CubeのTシャツを350THB(約1400円)でゲット。

ちなみに、Chatuchakでは同作のポスターをプリントしたTシャツが500THBで売られていました(※Jodd Fairs DanNeramitはバンドTも比較的リーズナブルです)。

私的にはメインのポスター写真よりインパラに肘をついたこっちの写真のほうが好きですし、それにクラシックなアメ車が並ぶJodd Fairs DanNeramitでこのTシャツと出会えたのも何かの縁。さっそく今夏にヘビロテしています。

衣料品/雑貨エリアでは古着やアンティーク家具に加え、ギャル受け必至のトレンド特盛りなプチプラ服や、お土産向きのハンドメイド雑貨もあります。

私たちが行ったのはオープンから1週間後。まだまだ空きテナントが目につきました。きっと現在はもっとパワーアップしているはずです。

ついでに、私とツレが滞在した2時間ほどで場内全体が3度も停電。おそらくこのあたりも改善されているのかな?

もっとも、停電のたびにどよめきが起き、すぐさまスマホのライトで周辺一帯が照らされ、無事に電気が復旧すると大きな歓声が上がる感じは、これはこれでエンタメ感があって楽しかったです。

 

アクセス方法は?

Jodd Fairs DanNeramitのロケーションはバンコク中心部のやや外れスクンビット周辺に滞在する場合は、距離的にまあまあ遠いです。

けれども、BTSハーイェークラップラオ駅の4番出口を降りて5分強、MRTパホンヨーティン駅の3番出口を降りて10分強と、BTSからもMRTからも徒歩でアクセスできるのは大きな強み。

さらにChatuchakも近く、BTS/MRTいずれも1区間のみ。あまり歩きたくない方はChatuchak最寄りのBTSモーチット駅前からバスがたくさん出ています(※26番、34番、39番、59番、104番、136番、503番のバスがJodd Fairs DanNeramitの目の前を通る路線)。

毎日16時から24時まで開催されているJodd Fairs DanNeramit。私的なオススメは、週末の昼間にChatuchakでショッピングし、夕方にJodd Fairs DanNeramitへ向かうプランです。

今年の夏休みを利用してバンコクへ行く方も相当数いらっしゃると思います。そして、その多くがChatuchakを旅程に組み込んでいるのではないでしょうか。

ならば、ついでにJodd Fairs DanNeramitを見ない手はありません。この超効率的な観光プラン、ぜひ参考にしてみてください。

 

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