「この土地に行ったら必ずこの店でこれを食ずにはいられない!!」みたいなものってありますよね? 私にとって〈ピンクのカオマンガイ〉ことGo-Ang Pratu Nam(ゴアーン・カオマンガイ・プラトゥーナム)のカオマンガイがまさにそれ。
もはやここでわざわざ取り上げるまでもない超有名店ではありますが、別に個人ブログで気を衒う必要はないので、〈ピンクのカオマンガイ〉に感謝の気持ちも込めつつ書いてみます。
そうそう、「なかなかバンコクまでは行けないわ!」って方は、渋谷の新南口付近にある支店へぜひ。
場所はプラティナムモールの近く
お店の場所はプラティナムモールのそばで、BTSチットロム駅から歩くと10~15分くらい。〈ピンクのカオマンガイ〉なる別称が付いているのは、お店の看板やスタッフさんのユニフォームがピンクだから。こういうわかりやすい目印があると、初めてでもすぐに見つけられて良いですよね。
ぶっちゃけ、ここのカオマンガイよりも美味しいお店はバンコク市内にいくらでも存在すると思っていますし、実際にもっと旨いカオマンガイと出会ったこともあります。しかし、タイ水着を探しにプラティナムモールへ行ったり、BIG Cにバラ撒き用のお土産をゲットしに行ったり、バンコクを訪れるたびに何かとこのあたりをウロついているので、「ならば〈ピンクのカオマンガイ〉を食べよう」となるわけです。
立地ってホントに大事。食べることは好きですが、その目的のためだけに電車やタクシーを使ってちょっと離れた場所まで行こうと思えるほど、食に対してアクティヴにはなれなくて……。
で、例に漏れず今回の訪店もプラティナムモールへ行く日に合わせました。金曜の夕方から日曜いっぱいまでのプラティナムモールは人でゴッタ返しているため、おのずと〈ピンクのカオマンガイ〉へ来るのはいつもド平日。
しかもお昼前の10~11時台が多め。店内はそれなりに混んでいますが、だいたい待ち時間ゼロ。待っても2組程度で、少なくとも大行列ができていることはありません。
やっぱり美味しい!
この日も待たされることなく席に通されました。頼んだのは定番のカオマンガイ(40THB/約140円)。一緒に出される冬瓜のスープも大好きで、まさに名脇役といった感じ。豚肉を煮込んだカオムーオプもずっと気になってはいるものの、やっぱり浮気できませんでした。KFCへ行くと冒険できずに毎回オリジナル・チキンを頼んでしまうのと同じノリです。
パンチが効いているわけでもなく、お店独自の何か特別なものがあるわけでもないのですが、鶏のしっとり具合や米の硬さ、タレの味付け……どこを取ってもクォリティーが高く、多角形のグラフ(レーダーチャートって呼ぶんですかね?)にすると、見事にキレイな形になりそう。
この隙のなさと安定感こそが通いたくなる理由でしょうか。はい、ベタ褒めです。具体的な味については、他のブロガーさんが書かれた素晴らしい記事の数々をご参考にしてください。食レポは苦手。
こんなところにガイトートの名店が!?
さて、〈ピンクのカオマンガイ〉の近くには〈緑のカオマンガイ〉ことクワンヘンをはじめ、チキン関連のお店がいくつかあります。〈緑〉もそれなりにお客さんは入っていて、テイクアウトでガイトート(フライドチキン)を買ってみたところ、まあまあ普通にイケました。
そんな同エリアで、激ウマなガイトートの屋台を発見! 〈ピンクのカオマンガイ〉を出てすぐにセーンセーブ運河を渡る小さな橋があるのですが、橋の手前に3~4軒ほど屋台が並んでいて、絶品のガイトート屋はそのうちのひとつ(上掲の地図に★印を付けているあたり)。一際イイ匂いを発しているお店です。
食べかけみたいな写真でゴメンナサイ。寄りすぎて、これじゃ何が何だかわからないですよね(汗)。私が見ていた数分間だけでも何組かの地元っ子がバイクで来ては、大量に持ち帰っていました。
屋台にありがちな酸化した油ではなく、外側はサックサク。下味がしっかりついていて、チリソースは不要。カオマンガイ完食後でもペロリと食べられてしまう一品です。私のツレは美味しすぎて、食べ終わった後に屋台のお母さんへ感謝と労いの言葉をかけに引き返していました(相手はポカンとしてましたが……)。
もしかしたらこの屋台もめちゃくちゃ有名なのかな? 屋台ではなく、ちゃんとしたお店を構える日も遠くはなさそう。〈ピンクのカオマンガイ〉に続き、チットロムへ行ったらマストで立ち寄りたくなる食べ物屋がまたひとつ増えました。
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