FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

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アムステルダム生まれの大麻ブランド、Royal Queen Seedsのバンコク支店へ!

欧米からタイに進出した大麻ブランドのショップ・レポ。サンフランシスコ発のCookies(クッキーズ)に続き、今回ピックアップしたのはアムステルダムに本拠地を置くRoyal Queen Seeds(ロイヤル・クイーン・シーズ)です。

 

Royal Queen Seedsとは?

2007年にシード・バンクを創設し、その3年後にアムスで1号店をオープン、現在はスペインアメリでも事業を展開しているRQS。

“私たちは大麻の可能性を信じ、栽培者や消費者がこの植物についてもっと学べるよう支援したいと考えてきました。

そして、すべての消費者が満足できる最良の育種を模索し、栽培に関する専門知識を共有、さらに誤解を暴き、最新の研究と開発を把握することで、それを実現しています。

また、栽培者や大麻愛好家のコミュニティー形成にも努めており、この分野を発展させるために時間とリソースを費やしています”

上記は公式HPに掲載されているRQSの経営理念を抜粋したもの。オランダらしい真面目さというか、お役所的な堅い文章がずらっと並んでいます。

スローガンは「Growing together!」。この一言やブランド名からも窺える通り、RQSのメイン商材はバッズじゃなくて種。新しい品種を自社で研究開発しながら、良質な種を業者向けや個人向けに販売しています。

 

バンコク支店を見学

そんなRQSのアジア初店舗となるバンコク支店があるのは、BTSアソークから徒歩1~2分。ラチャダーピセーク通り沿いの目立った場所に建っています。

1階が販売スペースで2階がスモーキング・エリア、3階より上は倉庫オフィスインドア栽培スペースになっている感じでした。

いくらメイン事業が種とはいえ、一般客のほとんどは乾燥大麻を求めて来店します。バッズの価格例をいくつか挙げておくと、CBD株が450THB(約1800円)、Sour DiesselOG Kushが750THB(約3000円)、Amnesia Hazeが850THB(約3400円)、もっとも高額だったRoyal Runtzが950THB(約3800円)。

すべて2023年5月時点の1グラム単価です。概ね近隣の相場よりやや高いのかな~とも思いつつ、間違いなくハイクォリティーなのでしょう。

なお、Royal RuntzやRoyal Gollira、Royal AKにRoyal Skywalkerなどなど、名前にRoyalを冠した銘柄はRQS考案による品種。

前々回にご紹介したChoo Choo Hemp(チュー・チュー・ヘンプ)にもRoyal OGをはじめとするRoyalシリーズをいくつか見かけましたが、やはり本家監修のRoyal●●を吸えるのは好きな人にとって格別なはずです。

 

豊富なロゴ入りグッズ

店内にはオリジナル・グッズも多数ラインナップ。トレードマークのライオンがどことなくサッカー・オランダ代表のエンブレムを想起させてカッコイイんですよ。

例えばプラスティック製のクラッシャーが240THB(約960円)。巷では半額で買えます。でもRQSのロゴが刻印されているだけで、ただのクラッシャーもグッとラグジュアリーに。

他にもパーカーとか、Tシャツとか、ネックストラップとか、タオルマフラーとか(やっぱりフットボールを意識してる?)、普段使いできそうな商品がチラホラ。

Cookies然り、アパレル関連商品が充実したショップだと気軽に立ち寄れ、非喫煙者でもまったく気まずくならないので、私としてはかなり嬉しいポイントです。

 

種の販売について

さて、本業が種屋さんである以上、種の話題にも少し触れておきます。種は1粒入り、3粒入り、5粒入り、25粒入りで販売。

値段は1粒300THB(約1200円)弱から700THB(約2800円)超えまで、品種によってまちまちです。たった1粒の値段ですからね、安くはない気がしました。

ちなみに、誰でも無条件で買えるかはわかりません。その場に居合わせた業者っぽい方は、店員さんにライセンスを見せ、必要書類に何か書き込んだうえで種をまとめ買いしていました。

分厚いカタログにはTHC濃度効能に加え、それぞれの開花期間や1株あたりの収穫量、最適な栽培環境なんかも記載されていて、めちゃくちゃマニアック。

あまりディープな領域に踏み込みすぎても旅ブログの範疇をはみ出してしまうため、このへんで止めておきます。言わずもがな、日本に種は持ち込めません。そこのところはきっちり強調しておきます。

同じアムステルダムの種屋で言うと、今年5月下旬にGreen House Seed Company(グリーン・ハウス・シード・カンパニー)もバンコク支店をオープン。

カンナビス・カップで40回以上も優勝し、大麻ビジネスの中では世界でもっとも成功している企業とも言われているみたいです。

こういう海外の一流メーカーが続々とタイに参入することで、国内の栽培技術はどんどん向上し、タイの経済にも多かれ少なかれ影響を及ぼしていくのでしょう。

何にせよ直近のバンコク滞在で見られなかったGreen Houseは近いうちマストでチェックし、当ブログでも取り上げたいと思っています。

 

※このページは、タイでの大麻喫煙を推奨しているわけではありません。いくらタイでは合法だからといっても、日本人が大麻を吸うことは日本の法律で禁じられています(詳しくはこちら)。

 

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farout.theshop.jp

 

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