今回はギフト・ショップのZeenZoneについて。前回取り上げたAkkara Bangkok(アカラ・バンコク)の商品を探しに立ち寄ったところ、意外にも掘り出し物がザックザク。完全に盲点でした。
ZeenZoneとは?
タイ国内に30以上の店舗を構えるデパートの一大グループ、Central Plaza(セントラル・ブラザ)。ZeenZoneはそのなかにあります。
ただし、Central Plaza全館に常設されているわけじゃなく、私調べによるとバンコク近郊の11店舗のうちZeenZoneがあるのは下記の7か所でした。
- Central Ladprao(ラップラオ店)
- Central Pinklao(ピンクラオ店)
- Central Bangna(バンナー店)
- Central Westgate(ウェストゲート店)
- Central Rama 3(ラマ3世 ※ZeenZoneは休業中)
- Silom Complex(シーロム店 ※こちらも休業中?)
- Central World(チットロム店)
ポイントは百貨店ゾーンに紛れ込んでいること。フロアガイドには載っておらず、けっこう見つけ難いです(※化粧品売場・婦人服売場・家具売場などと同じ感覚で、もしかしたらZeenZone=ギフト売場みたいなニュアンスなのかも?)
ご参考までに、Central Worldは4階の無印良品の隣、ピンクラオ店は2階のサンリオの近く、ラップラオ店は4階の隅にありました。
Centralグループの公式ECサイトでは、ZeenZoneについて「誕生日、卒業祝い、お年玉、その他の大切な記念日にピッタリなギフトや装飾品を購入できるショッピング・スポット」と書かれています。
正面のメイン陳列棚には、謎のウサギのぬいぐるみがギュウギュウにディスプレイされていました(※デパートだけあって、流石にケアベアをはじめとしたオフィシャルのキャラクター商品もちゃんと置いています)。
他にもファッション雑貨や文房具、ラッピング用品、バルーンの品揃えが豊富。日本でいうファンシー・ショップっぽい雰囲気です。
上の画像からも薄っすら想像できる通り、パッと見た限りは観光客がわざわざ訪れるような場所ではありません。ましてや、妙齢の私にはちょっと場違い。
こんなところに注目の若手ブランドが!?
けれども、怯まずに店内をチェックしていたら、タイの若手デザイナーで固められた一角を発見(※上掲写真はAkkara Bangkokコーナー)。これには妙齢の私もウキウキが止まらなくなりました。
以下、実際に入手したアイテムと共に、人気急上昇中のブランド2つピックアップしたいと思います。
①Mamad
1つ目は「Spread The Art」「No Rules」「Enjoy」「Exotic」の4つをキーワードに掲げるMamad(マーマッドって読むのかな?)。どの商品もギョッとするほどド派手で、好みはかなり分かれそう。
マスクやメガネ用のストラップ(250THB/約1000円)、ミニポーチ(120THB/約480円)、ハット(690THB/約2760円)、大判のスカーフ(1290THB/約5160円)といった、お土産向きのかさばらないグッズも充実しています。
私が買ったのは写真上のショルダーバッグ。値段は690THBでした。地味になりがちな無地Tコーデも、これ1つでガラッとスパイシーに様変わり。
素材はポリウレタンで、どうしても経年劣化は避けられませんが、ダメになってもリピ買いしかねないぐらいお気に入りです。
②Mahanakhon
2つ目は、タイ語で「偉大な都」を意味するMahanakhon(マハナコン)。Akkara Bangkokと同じく、Mahanakhonが得意とするのはタイ語を用いたストリート系のアイテムです。
売れ筋はロゴ入りサコッシュ(490THB/約1960円)とロゴ入りTシャツ(590THB/約2360円)。変わり種として、パッタイやカオマンガイ、カオトムプラーをモチーフにしたFoodie ClubなるシリーズのTシャツもプッシュされていました。
そういう変わり種系はひとまずスルーし、今回は無難にロゴが入ったブラックのバケットハット(※画像上)をゲット。価格は500THB(約2000円)です。ナイロン素材で雨もへっちゃら。
なお、Mahanakhonはスワンナプーム空港内にあるKing Power免税店でも取り扱っています。残った現地通貨を使い切りたい時にぜひ。
①のMamadと②のMahanakhon、ついでに前回ご紹介したAkkara Bangkokは、ZeenZoneで扱っているご当地ブランドの一部にすぎません。
Absolute Siam Store(アブソルート・サイアム・ストア)やFrank!Garçon(フランク!ギャルソン)あたりのセレクト・ショップが好きな方だったらドンピシャで刺さるはずなので、キラキラ系のドリーミーな外観に怖気づかず、勇気を出して奥まで進んでみてください。
【お知らせ】東南アジアで買い付けてきたアイテムを販売中。春夏は水着やリゾート服を中心に、秋冬はアクセサリーを中心にラインナップしています。ぜひチェックしてみてください。
ランキング参加中。ぽちっとしていただけたら嬉しいです。