FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

旅のこととか、旅に関する本のこととか。

毎晩でも通いたいカンチャナブリーの駅横ナイトマーケット

今回はカンチャナブリー駅の隣で毎晩開かれているナイトマーケットを取り上げます。この夜市の客層は8割強がローカル。価格はかなりリーズナブルです。

覚えている範囲で飲み食いしたあれこれの値段も書き出しているので、バンコクにお住まいの方やバンコクによく行かれる方は、首都との物価の違いにも注目していただければ嬉しいです。

 

ナイトマーケットの概要

ナイトマーケットの営業時間は17~22時。定休日はありません。タイのお正月にあたるソンクラン中も普通にやっていました。

カンチャナブリーは観光が盛んな街。しかも、ナイトマーケットの場所はゲストハウスが軒を連ねるクウェー川通りのすぐ近くです。にもかかわらず、外国人ツーリストはあまり見かけません。

ついでに、カンチャナブリー駅の真隣にあるとはいえ、この駅を通る泰緬鉄道は片道1日2本の観光路線。夜市がオープンする頃には駅の業務も終わっています。

冒頭でも書いたように、ナイトマーケットを支えているのは地元客。交通量の多い幹線道路に面し、ピークタイムの19時台には道路脇にバイクがビッシリ。

およそ60メートル四方の敷地内は、衣料品・コスメ・日用雑貨が並ぶゾーンと、飲食ゾーンの2つに分かれています。商品のラインナップ自体はタイのナイトマーケットでよく見る感じ。

写真下のセーラームーン(非公式)に若干胸がときめいたものの、このTシャツを除くと非飲食ゾーンは特に触れるべきトピックがないです。

盛り上がっているのはダントツ飲食ゾーン。座って食べられる場所がなく、テイクアウト専門といった具合でしょうか。

一応、奥のほうに2~3脚のテーブルは用意されつつ、屋台で働く方々やそのお子さんがだいたい陣取っています。また、駅側にテーブル付きの屋台も1軒出ていますが、そこは他店で買ったフードを持ち込めません。

観光客が少ない理由は、自由に座れるスペースが極端に不足しているから? でも、付近に宿泊される方はホテルに持ち帰るのもありです。

さらには、徒歩で行けない距離に泊まっている方も、滞在中に一度は訪れることをオススメしておきます。地元価格を知れるし、ローカルの暮らしぶりもほんの少し垣間見えます。

もしレンタル・バイクなど自分の足がなくても、往路で乗ってきたトゥクトゥクを待たせておく必要はなし。ナイトマーケット向かいのセブンイレブンでは、いつもトゥクトゥク軍団が楽しそうに談笑しながら待機しています。

ちなみに、私とツレは他所で軽めの夕飯を済ませ、食後のデザートを物色したり、ビール片手に何かつまんだりするのがルーティー。カンチャナブリーにいる間はほぼ毎日通っています。

 

デザートは何にする?

私がもっとも頻繁に買っているのは、ナイトマーケットの隅っこ、機関車のオブジェの前に出ているPhufa(プーファ)というお店のスムージー

バナナやパイナップル、スイカのスムージー25THB(約100円)。ワンランク上のマンゴーやパッションフルーツ、イチゴが35THB(約140円)。

切ったばかりの果物をふんだんに使い、シロップ抜きとか少なめとか、そういうオーダーにも柔軟に対応してくれます。

写真上はツレのお気に入り。フレンチトーストバター&シュガートーストの中間に位置付けたいシロモノです。出来立て熱々で1個10THB(約40円)。超絶ハイカロリーです。

毎晩シメにこの糖質爆弾を満面の笑みで頬張るツレ。調子の良い時はおかわりしています。そんな彼を横目に、私は1回食べたきり怖くて手を出していません。

間違いなく私が最近のタイで見たNo.1悪魔のスウィーツ。こんなの頻繁に食べていたら一瞬で肥えます。

写真を撮り忘れた甘味で言うと、各10~15THB(約40~60円)のブラウニーカップケーキエッグタルトはよく宿に持ち帰ってお茶請けにしていますし、チョコ&バナナをトッピングした30THB(約120円)のティーも美味。

例のトーストを我慢したところで、ナイトマーケットは甘い誘惑でいっぱい。全力で私を太らせにかかってきます。

 

ビールのお供は?

誘惑はスウィーツだけに留まりません。しょっぱい系でツレがヘビロテしているのは、ムスリムのご夫婦が作るガイヤーンです。ビールのお供に最高(イスラム教ではアルコールが禁止されているのにゴメンナサイ)。

串焼きのぼんじりやハツやレバーが1本10THB(約40円)、むね肉やもも肉が1本15THB(約60円)、半身で頼んでも50THB(約200円)。大通り沿いの好立地に出店し、早い時間に品薄となります。

続いてはカノムブアンユアン。バインセオ(ベトナムお好み焼き)をタイ人好みにアレンジした人気の屋台グルメです。

ここのカノムブアンユアンは生地がふわふわ。日本のお好み焼により近い印象でした(※一般的なカノムブアンユアンは生地が極薄でカリカリ感を重視)。

具材は①エビ、②イカ、③カキ、④エビとイカのミックスからチョイス。①と②が80THB(約320円)、③と④が100THB(約400円)です。

カオマンガイやガパオが30~35THB(約120~140円)で売られているマーケット内の相場からすると、カノムブアンユアンはやや高め。何ならバンコクで食べるより高いです。それでも客足は絶えません。

てか、夕飯を食べた後、晩酌のつまみにこれをペロッと平らげるツレって……。見た目はおじさん、胃袋ティーンエイジャー。流石にカノムブアンユアンを食べた日は、悪魔のトーストまで辿り着けていませんけどね。

 

最後に、私たちはカンチャナブリーで宿を探す際、ここへ歩いてアクセスできるか否かも重要な条件にしています。結果、Thai Guesthouse(タイ・ゲストハウス)に落ち着きました。

お財布に優しくてお腹も大満足な魅惑の駅横ナイトマーケット。カンチャナブリーへ行かれた折には、ぜひ足を運んでみてください。

 

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