FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

旅のこととか、旅に関する本のこととか。

カンチャナブリー駅からすぐの好立地な2軒の麺屋台

引き続きカンチャナブリーの市街地を走る幹線道路、セーンチュート通り沿いのグルメ・スポットに関する投稿です。

前々回に取り上げたクイッティアオ屋も前回のイサーン料理屋も夕方早々に店じまいするため、夜ご飯での利用ができません。一方、ここで紹介する2軒の屋台は22時まで営業。立地も含めて非常に使い勝手が良いです。

 

最高のロケーション!

セーンチュート通りを挿んでカンチャナブリー駅の向かいに隣り合う2つのヌードル系屋台。〈立地も含めて非常に使い勝手が良い〉とはどういうことかと言うと、すぐ目の前でナイトマーケットが開催されるんですよ(※写真上/詳しくはこちら)。

ローカルで賑わうこの夜市は、持ち帰り/食べ歩き用のグルメが充実。逆にゆっくり座って飲み食いできるスペースがほとんどありません。

カンチャナブリー滞在中の私とツレは、夜ご飯を軽めに済ませ、ほぼ毎日ナイトマーケットで食後のスウィーツ晩酌の肴を物色しています。

で、その軽めの夜ご飯の候補先に高頻度で挙がるのが、バス・ターミナル近くのカオモッガイか(※詳しくはこちら)、本稿の主役である2軒の屋台。何ならこの3軒でローテーションを組んでいると書いても大袈裟じゃないくらいです。

特にこの2軒の麺屋は食べ終わってそのままナイトマーケットへ雪崩れ込める好ロケーション。ほら、デザートって少し時間が空いたら入らなくなるじゃないですか(まあ、食べなきゃいいってだけの話ですけど……)。そういう意味でも凄くお世話になっています。

なお、宿泊施設が並ぶクウェー川通り沿いにも食堂は多くあるものの、欧米人向けの値段・量・味に出くわしがちで、いまだ自分好みの店とは巡り会えていません。

 

疲れた身体に沁みる熱々のバミー

1軒目は、別掲のマップに設定しているSahachai Bami Kiao Pu & Mu Daeng(サハーチャイ・バミー・キアオプー・ムーデーン/สหชัย บะหมี่เกี้ยวปูหมูแดง)。

店名にあるキアオプーは蟹のワンタン、ムーデーンはチャーシューの意味で、名前に違わずワンタンとチャーシューがウリのバミー(タイ風ラーメン)屋台です。

下の写真はチャーシューとワンタンと魚のすり身をすべてトッピングした人気No.1メニュー。価格は45THB(約180円)です。

チャーシュー+すり身は40THB(約160円)、チャーシューのみは35THB(約140円)と、いろいろな組み合わせで注文可能で、どれも具だくさん。

私がとりわけ気に入っているポイントは、スープと麺が熱々なところです。日中のカンチャナブリー観光で疲れた身体に熱々のバミーが沁みるの何のって。

日本だとラーメンが熱々なのは当たり前ですが、猫舌な人が多いタイで熱々の汁麺を探すのはなかなか困難。この国ではややぬるい程度がスタンダードなんじゃないかと思われます。

 

野菜たっぷりのパッタイ&あんかけ麺

2軒目は店名がわかりませんでした。チャーミングなお母さんが1人で切り盛りしているパッタイミークローブ・ラートナー(餡かけ揚げ麺)の店です。

常に2品を提供しているわけではなく、「今日はパッタイだけでラートナーはお休み(もしくはその逆)」なんて日もけっこうあります。

まず屋台の前に並ぶ食材がめちゃくちゃ新鮮で、置き方も几帳面。陳列を見た瞬間に味の良さを確信しました。

写真上のパッタイは麺のモチモチ感、野菜のシャキシャキ感、ナッツのカリカリ感、卵のフワフワ感コントラストが絶妙。物凄く丁寧に調理されています。

作り置きはせず、オーダーした際に辛くするか/しないかを訊いてくれる点にも心を掴まれました。

お次はミークローブ・ラートナー。この日の具材はキャベツケール空芯菜豚バラ。日によって微妙に中身が変わります。味付けはちょい甘め

パッタイでの野菜はシャキシャキ感を重視していたのに対し、ラートナーの野菜はトロトロしみしみ。備え付けの調味料で味変するのも楽しみの1つでしょう。

値段はパッタイもミークローブ・ラートナーも共に1皿40THB(約160円)。クオリティーを考えたらかなりお値打ちです。

 

ちなみに、1軒目と2軒目の屋台はテーブルの一部を共有。ドリンクを頼むと、さらにもう1軒隣の食堂から運ばれてきます。

であれば、1軒目のバミーに2軒目のラートナー(餡)をかけるみたいなスペシャル・コラボもぜひ実現していただきたい……とか密かに考えてしまいました。

 

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