FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

旅のこととか、旅に関する本のこととか。

サパンクワイでふらっと入ってみた若者人気の高めな定食屋

バンコクはサパンクワイグルメ記事を何回か連投してみたところ、私の知識やスキルでは情報の密度も薄く、読み物としてもおもしろくならないっていう悲しい事実に直面してしまいました。

しかし、今月はサパンクワイ強化月間にすると決めた以上、このまま気付かぬふりして続けます。今回は地元の若者から支持されていると思しき、プラディパット通り沿いに新しくできた定食屋について。

 

表示価格に20THBプラスする店?

1軒目はタオプーンに本店に本店を持つKra Pao & Kod Yum 29+(ガパオ&コッドヤム29+/ร้านกระเพรา&โคตรยำ29+)。どうやらサパンクワイ店はどうやら2店舗目みたいです。

夕飯時の19時台には店の外に数組のお客さんが待っていることもしばしば。ちょっと気になって入ってみました。

上に貼った画像はメニュー表の一部。パッと見、めちゃくちゃ安く感じます。けれども、例えば左上に書かれているポークのガパオライスは、表示価格の29THBに20THBプラスして49THB(約200円)。

このページに書かれているフードは、すべて20THBプラスします。べらぼうに安いわけじゃありません。料理によってはむしろ割高。

「なぜ最初から20THB足した値段で表示しないの?」とか、「いっそ店名に引っ掛けて29THBプラスにしたらいいのに」とか、いろいろモヤモヤするのは私だけでしょうか。

写真左は私がオーダーしたガパオライス(29THB+20THB)で、右はツレがオーダーしたクリスピーポーク(59THB+20THB)。

店の壁に貼ってある写真現物が、笑えるくらい違いました。皆さんにサンプル画像をお見せしたかった……。写真だと凄く美味しそうなんですよ。実際の味は超普、見た目は平均未満

ちなみに英語メニューはなく、注文は備え付けの用紙に自分で書くスタイルです。タイ語の読み書きができない私たちは、店員さんに書いてもらいました。

サパンクワイ界隈の屋台や飲食店は比較的どこも閉店時間が早いなか、ここは23時半まで営業。そういう意味では使えます。

ただ、それ以外の際立った良さ(≒人気の秘密)が私にはイマイチわかりませんでした。もしかして表示価格に20THBプラスする謎のシステムが、新しもの好きと言われているタイ人の心を掴んだのかもしれません(たぶん違う)。

Kra Pao & Kod Yum 29+がタオプーン本店プラディパット通り支に続き、3号店・4号店・5号店……と、このまま順調に事業拡大できるのか否か、今後も密かに注目していきたいと思います。

 

デリバリーで大盛況!

続いて2軒目のRad Na Hia Uan(ラッド・ナ・ヒア・ウアン)は、かのミシュランに対抗してシェル石油が始めた、緑の丼マークでお馴染みのシェル・チュアン・チム認証店です。

プラディパット支店となっていたため、いくつか店を構えているっぽいのですが、Safari World(サファリ・ワールド)近くにあった1店舗の他に支店は見つけられませんでした。たぶんそこまで大きなチェーン展開はしていない模様。

ピーク時にはほぼ満席のKra Pao & Kod Yum 29+に対し、Rad Na Hia Uanはあまり店内で食べているお客さんがいません。

で、この日、腹ペコだった私たちはすぐに食べられるだろうと入店するも、ひっきりなしにGRABの配達員が品物を受け取りに来るじゃないですか。

大誤算。かなり待たされました。コロナ禍が落ち着いてもなお、バンコクでのフード・デリバリー需要がますます伸びている様子を実感した瞬間です。

私が注文したのは写真上のガパオ(79THB/約320円)。1軒目に続いてまたガパオ。一応お伝えしておくと、普段はガパオ以外のタイ料理もたくさん食べています。偶然メニューが被ってしまいました。

食への探求心が強いツレは、スキヤキなる1皿をチョイス。エビ入りが100THB(約400円 ※写真下)で、エビ抜きが85THB(約340円)です。

日本人がイメージするスキヤキとはだいぶかけ離れ、だからといってタイスキっぽい雰囲気でもなく、「具材春雨を出汁で炒めて、ほんのりスイートチリを効かせた味」とツレが申しておりました。わかるような、わからないような。なかなか美味しかったらしいです。

ガパオもクォリティー高め。肉はジューシーだし、バジルの量もそこそこ多めだし、私的には辛さも絶妙だし(まあまあ辛いです)、目玉焼きはやや固めの半熟だし、流石はシェル・チュアン・チム認証店。安定感があります。

「また食べたい」とツレに言ったら、「あんなに待つのは勘弁」と即却下。今度は本でも持参して1人で行ってみます。ラートナー(タイ風のあんかけ麺)のヴィジュアル・インパクトが強烈で……。次はそれかな。

Rad Na Hia Uanの何がいいって、店内がキレイな点。日本だとクレーム必至級の汚い皿がタイの大衆食堂では当たり前に出てくるので、潔癖気味の方には特にオススメです。ついでに、英語のメニュー表も置いています。

 

そんなこんなで、サパンクワイ繁盛している定食屋さん2軒でした。どちらもメニューの種類が豊富。ガパオしか食べていない私が言っても説得力ゼロですけど、これ系の店はあれこれ試せるのも専門店にない大きな魅力だと思っています。

 

【お知らせ】東南アジアで買い付けてきたアイテムを販売中。春夏は水着やリゾート服を中心に、秋冬はアクセサリーを中心にラインナップしています。ぜひチェックしてみてください。

farout.theshop.jp

 

ランキング参加中。ぽちっとしていただけたら嬉しいです。

にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村