FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

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チャトゥチャックの前に立ち寄りたい、サパンクワイの駅近な朝食スポット

直近のブログでは、バンコクサパンクワイのグルメ情報についてあれこれ紹介しています。今回は朝食スポットを2軒。どちらも駅近の店を選んでみました。

サパンクワイChatuchak Weekend Market(チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット)の最寄り駅の1つ。下記の2軒はショッピング前の腹ごしらえにも凄く適したロケーションです。

 

①栄養満点のクイッティアオ

1軒目は駅の真下にあるクイッティアオ屋のHia Tong Pork Soup & Tum Yum Noodles(ヒアトン・ポークスープ&トムヤム・ヌードル/ต.ตำลึง เฮียตง เกาเหลาเลือดหมู)です。

客層は地元の方ばかり。私はこの店で外国人の旅行者を見かけたことがありません。けれども、英語のメニューもきちんと用意されているのが嬉しいポイント。

オーダー方法は、まずクリア・スープか、トムヤム・スープか、汁なしかをチョイスします。続いて5種類の麺から好みのタイプを決め、最後に具材を指定。

メインとなる具材はポークのみ。クリスピー、ミンチ、茹でてスライスしたものに加えて、ホルモン(ショウチョウ・テッポウ・レバー・ガツ・ハツ)がありました。特に苦手な部位がなければ、全盛りでOKかと思います。

価格はレギュラー・サイズが55THB(約220円)、ラージ・サイズが75THB(約300円)。ご飯党の方はガオラオ(麺なし)にしてライス(10THB/約40円)を追加するのも手でしょう。

私が注文するのは、だいたい決まってクリア・スープ太めの卵麺トッピング全盛りです(※写真下)。

もともとガツが少々苦手で、初めて来店した時に「Without Stomach」とかメニューを指しながら言ってみたものの、まったく通じませんでした。

仕方なしに食べてみると、ガツ特有の臭みがなく、余裕でイケたんですよ。それ以来、迷わず全盛りにしています。

この1杯で鉄分やたんぱく質が摂取できるし、青菜も入っているし、朝のエネルギーをチャージするのにもってこい。あっさり系のスープと一緒にスルスル食べられます。

ちなみに、100m先にはトムヤム・クイッティアオの専門店、Nua Pochana(ヌア・ポーチャナー ※詳しくはこちら)があるので、トムヤム好きやホルモン嫌いな方にはそちらもオススメしておきます。ただし、Nua Pochanaは昼からの営業です。

 

②優しさでいっぱいのジョーク

続いてはジョーク(タイ式のお粥)。サパンクワイのジョーク屋は、過去にこちらのページでも1軒取り上げています。

その店もわりと駅近で、なおかつ、めちゃくちゃ美味しいんですけど、9時前には売り切れてしまい、しかも日曜定休。Chatuchak前に行っても土曜は売り切れている可能性が高く、日曜はそもそもやっていません。

そこで、もう1軒別のジョーク屋台をピックアップしました。場所はオーガニック・ショップのSuvarnabhumi Herb Store手前の路地沿いです。

お店の名前はジョーク何ちゃら。โจ๊ก(ジョーク)の後ろが読めませんでした。ゴメンナサイ。Googleマップにも出てきません(※上掲のマップの位置をSuvarnabhumi Herb Storeにセットしているのはそのためです)。

ジョーク1杯の値段は、卵入りにしても35THB(約140円)。値上げラッシュが止まらないバンコクの中でも、庶民の街サパンクワイは物価の上昇率が緩やかです。

ここのジョークは豚ミンチレバー入りで、さきほどのHia Tong Pork Soup & Tum Yum Noodlesと同様にビックリするくらいレバーが新鮮。おそらく毎日朝〆のものを仕入れている様子でした。

具材の鮮度の良さと併せて印象に残ったのが米粒の細かさ。液体になる寸前みたいな、何とかギリギリ個体を維持していて、いつ行っても煮込み加減が絶妙です。

余談ですが、店主のお母さんが物凄くチャーミング。ジョークを食べた日も食べなかった日も、前を通るたびに軽く手を振るか、手がふさがっている時はアイコンタクトを送ってくれます。

でもそれ以上は何もなく、特に話しかけられもしません。この距離感がたまらなく心地良くて! お母さんの作るジョークに負けず劣らず、お母さん自身も優しさでいっぱいです。

サパンクワイバンコク旅行の滞在拠点としてかなり優れた場所なんじゃないかと思っています。街の雰囲気もなかなかおもしろいです(※詳しくは『バンコクの宿泊エリアにサパンクワイをオススメする3つの理由』にて)。

とはいえ、やっぱりスクンビットリバーサイドといった人気エリアに泊まりたい気持ちもわかります。

ならば、Chatuchakへ行くついでに、ちょっとだけでもサパンクワイの空気を味わってもらいたい……なんて思いを今回の記事には込めてみました。ぜひ参考にしてみてください。

 

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