FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

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タイの農協が手掛ける食品市場=Or Tor Kor Marketに初潜入

バンコクにガッツリ住んでいるわけではなく、観光や出張でチラッと滞在する程度ならこの街で自炊する機会なんてほぼないですよね?

そもそもタイ人自体あまり料理をしないことで知られ、そのぶん同国では外食/中食文化が発達。中長期滞在者向けのコンドミニアムであっても、コンロ付きのキッチンが付いていない物件は少なくないです。

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コロナ前は頻繁にバンコクへ訪れていた私とツレも、バンコクで自炊するという選択肢は端から頭に入れていません。

よって、食品市場とは無縁でしたが、宿泊場所から歩いて行ける距離に大きなマーケットがあるとなれば話は別。ということで、ちょっくらOr Tor Kor Market(オートーコー市場)を見学してきました。

 

スーパーにはない新鮮さがウリ!

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Or Tor Kor Marketのアクセス方法は、MRTカムペーンペット駅3番出口を降りてすぐ。BTSでもサパンクワイモーチットの両駅から徒歩5~10分程度です(体感的には何となくサパンクワイからの方が近そう)。

Or Tor Korとはタイの農業協同組合のこと。名前の通りこのマーケットは農協が直営し、〈タイ国内の各地から選りすぐりの農作物を提供しよう〉といったコンセプトが掲げられています。

場内にはお魚お肉乾物お惣菜関連も数多く並んでいるものの、やはりひときわ存在感を放っているのは果物や野菜、お米など農作物の類。

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これが本当に立派で! 料理音痴な私ですらここの食材が新鮮であることはひと目見てわかりました。スーパーに置いているものとは大きさ色艶の良さも段違い。

扱っている品物がハイクォリティーなだけあって、それなりにお値段は高いです。一般的に市場=安いイメージとはいえ、Or Tor Kor Marketにおいてその法則は当てはまらず。むしろデパ地下価格に近かったです。

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にもかかわらず、ローカルの人で賑わい、土日ともなれば駐車場待ちも当たり前。出入り口はガッツリ渋滞していました。

地元の方にとってはここでショッピングする行為自体がちょっとしたステータスなのかもしれません。そういえば綺麗にラッピングされた贈答用の商品も豊富でしたし、王室が経営する高級志向のカフェも併設されていました。

 

気軽に立ち寄りたいフードコート

……といった具合で、メインの食材売り場はツーリストとあまり関係のない空間です。強いてお土産になりそうなアイテムはドライフルーツくらい? 一方、フードコートは私たちでも気軽に利用できるゾーン。

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営業時間は朝6時~夜20時まで。サパンクワイ滞在中は朝食orランチ目的で複数回お世話になりました。

このフードコートにはローカルだけじゃなく、外国人もわんさか。多くのお店が英語でもメニュー表示しているか、もしくは目の前に写真サンプルを置いてあるので、とても注文しやすかったです。

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前々回のブログでも少し触れたようにタイの商業施設にあるフードコートは入口でプリペイドカードを購入するスタイルがスタンダードながら、Or Tor Kor Marketは各お店でキャッシュオン

大きいお札しかないとちょっぴり面倒がられることもあるため、事前に両替しておくのがベターでしょう。

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メニューのほとんどは庶民的なタイ料理でした。ツレのイチオシは写真上のカオカームー(豚足+豚モモのぶっかけ飯)。お値段は50THB(約175円)です。

私のお気に入りはワンタンチャーシュー入りスープヌードル(写真下)。麺は玉子麺/平打ち麺/春雨から選べ、お値段はこちらも50THBでした。

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1食の平均予算はだいたい40~80THB(約140~280円)程度。ちなみに、Or Tor Kor Marketでの私の最安値ランチは豚串2本もち米で計34THB(約120円)です。野菜はコンビニのスムージーで補いました。

全体的に味は良いです。化学調味料に頼りすぎず、丁寧に仕込まれていて、大型ショッピングモールのフードコートにありがちなインスタント感は希薄

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なお、道路沿いにこんな看板(↑)を発見し、「夕飯もここで食べよう!」と20時前に意気揚々と乗り込むも、辺り一帯は真っ暗闇でした。

近くにいたマンションの警備員さんに「Or Tor Korのナイトマーケットは今日休みなの?」と訊くと、「ナイトマーケットなんてやっていないよ」と笑われて終了。

看板まで出ているくらいですし、何かの間違いかと思って別日に行ってみましたが、やはり真っ暗。警備員さんの言っていることが正しかったみたいです。

 

そんなこんなのOr Tor Kor Market。限られた旅行期間中にわざわざ訪れるべきスポットではないかもしれません。しかし、通りを挿んで向かいにあるのは大人気のChatuchak Weekend Market(チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット)。

晴れてコロナが終息した暁にはChatuchakのお買い物ついでにふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

 

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