Airbnbを使ってトンローで民泊した前回のお話に続き、今回はこの街のゴハン屋さんについて書きたいと思います。
バンコクでの滞在拠点をいわゆるスクンビット地区に置きがちな私とツレ。過去のブログでもトンローのゴハン屋さんをいくつかピックアップしてきました。
外国人向けのコンドミニアムも多いトンローは、高級志向のオシャレな飲食店が立ち並ぶスポット。お店の入れ替わりはかなり激しいです。
しかし、私たちと言ったら相変わらずSNS映えするような流行りのレストランには行かず、なおかつ新規開拓にも消極的で……といった有り様。取り立ててフレッシュな情報はお伝えできないことを予めお断りしておきます。
①Joke Bangkok
1軒目はタイのお粥=ジョークのお店、その名もJoke Bangkok(ジョーク・バンコク)です。タイの行く先々でジョーク屋を探し、同ブログでも再三取り上げていますが、ここトンローではいまだにお気に入りのジョークと出会えず……。
そのことがトンローを拠点とする上での大きなネックになっていました。朝からガツガツ食べられない私にとって、ジョークは救いの存在。
灼熱のタイでバテずに買い付け作業を行えてきたのは、ジョークのおかげと言っても過言ではありません。
Joke Bangkokの場所はスクンビット55通りを北上すること1km弱。BTSトンロー駅を背にして左側にあります。
駅の反対側にあるアパートメントで寝泊まりしていたので、わざわざ歩いていくにはちょっと距離があったものの、ジョークのためなら仕方なし。
豚肉入りのシンプルなジョーク(45THB/約157円)をはじめ、豚肉+ホルモン入り(55THB/約192円)や豚肉+塩卵入り(60THB/約210円)、ピータン入り(70THB/約245円)などなど、種類は豊富。
日本人駐在員が多く住むエリアだけあって、メニューには日本語も付いており、安心して注文できます。
写真上が私のオーダーした豚肉+半熟卵のジョーク(55THB)。「半熟っていうか、これはもはや生卵!?」な件に関しては、ご愛敬ということで。
ほんのりと粒感を残しつつドロドロに煮込まれたジョークはとても優しい味わい。ただひとつ、ぬるかったのが残念なポイントでした。
このお店はジョーク屋にしては珍しく、深夜3時まで営業。ジョーク以外のフードも多く、青菜炒めやトムヤムクン、豚串にパッタイ他、さまざまなメニューをラインナップし、お一人様用の晩酌セットなんかもあったりします。
つまり居酒屋として利用するのにもバッチリ。出張でニッコーホテルあたりに泊まられるビジネスマンの方へオススメしたい1軒です。
あとはSoi 5を横切ればBabyFace Superclub(ベイビーフェイス・スーパークラブ)やDND(ドゥ・ノット・ディスターブ)、Sherbet(シャーベット)などエカマイの大型クラブから意外と近く、夜遊び後の夜食としても◎!
②Street Food Court@Sutti Mansion
続いては、スクンビット38に入る角のフードコート。駅構内から「スッチマソショソ」なる手書きの看板を目にされたことがある方も多いでしょうか。
いつでも空き部屋募集しているSutti Mansion(スッチ・マンション)の1階駐車場スペースが、夜な夜なプチ屋台街へと変貌します。
もともとスクンビット38沿いはそれなりに有名な屋台ゾーンで、行列の絶えないカオマンガイ屋さんも存在していました。
が、昨今の都市開発によりそれらは一斉撤去。Sutti Mansionのフードコートにかつての夜市の名残がやんわりと引き継がれたわけです。
敷地の中には10店舗前後が軒を連ね、そのほとんどがしっかりと料金を表示。「ボラれる心配はまずなさそうだな」と思いきや、この中で料金を表示していない1軒の屋台が日本人客をよくカモにしているとか。許せん!
こういう舐め腐った店には絶対にお金を落とさないよう、念のためここでも注意喚起しておきます。
さて、私のお気に入りは↑のソムタムスワ(素麺入りのソムタム)。値段は70THB(約245円)。
ある日のツレは写真下のカオソーイ(70THB:写真上)とフライドライス(60THB/約210円:写真下)を頼んでお腹パンパンになっていました。
そりゃそうだ。ただでさえフライドライスは一般的なお店よりも明らかにヴォリューミーです。
ご参考までに空芯菜炒めは80THB(約280円)、カオマンガイは60THB。ビールの価格はChangとLeoが45THB(約157円)、Singhaが50THB(約175円)でした。
小洒落たレストランの多い土地柄を考えると、①のJoke Bangkokも②のSutti Mansionのフードコートもだいぶリーズナブルだと思います。
何だかんだタイ料理は庶民的な方が旨いと信じている私とツレ。かしこまった雰囲気も苦手なんですよね。
で、毎度非フォトジェニックな食べ物しか載せられず、何とも言えない気持ちになりながら、この調子で次回は隣駅エカマイの庶民派飯を紹介していく予定です。
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