Booking.com利用で民泊デビューした話を数か月前のブログに書きましたが(*詳しくはこちら)、1か所に中期滞在する自分たちの旅のスタイルとこれが思いの外フィット。今度は民泊予約サイト最大手のAirbnbを使って人生2度目の民泊体験をしてみました。
Booking.comとAirbnbの違い
宿泊場所を探すまでの手順はBooking.comもAirbnbも概ね同じ。希望のエリア、日時、人数などを入力して検索にかけるのみです。
ただし、AirbnbはID認証を済ませていないと予約まで進めないケースが多いみたい。加えて、パスポートなど本人確認書類をアップロードした後も、「プロフィール欄をすべて埋めましょう」とか「アイコン画像を本人の顔写真にしてください」とか、そういう諸々を繰り返し促されました。
また、宿泊先によって今すぐ予約ボタンをクリックしたら即予約確定する場所と、予約リクエストボタンを押してホスト側からの承認を待つ場所が存在。お部屋を提供しているホストの方が事前にゲストを選別しているのでしょう。
なお、時間をおいてPCからログインする際、IDとパスワードを打ち込めばOKなBooking.comに対し、Airbnbは2重で認証コードが送られてきたので、セキュリティー対策は後者の方がしっかりしているのかもしれません。
面倒臭いと言えば面倒臭いですし、安心感があると言えば安心感がありますし、このへんは一長一短。
支払いは前払いで、予約が確定した時点でクレジットカード会社などに請求がいきます。条件を満たせば分割払いも可能。キャンセルポリシーは各ホストによって大きく異なるようでした。これもAirbnbならでは?
Airbnbならではと言えば、一般的なホテル予約サイトと違い、宿泊先が大まかな位置しか出てきません。詳細はチェックインの数日前にメールで送られてきます。
駅まで歩いて何分かとか、最寄りのコンビニ/スーパーやメジャーな観光スポットまでの距離は表示されるため、さほど不便には思わなかったものの、ゲスト側だけじゃなく、至るところでホスト側への配慮を感じました。
トンローでこの広さ! この値段!
さて、ここから先は私たちが泊まったバンコクのアパートメントをご紹介。場所はBTSトンロー駅から徒歩3分でした。決め手は立地と広さ、そして値段です。
部屋の間取りは1LDK。簡易キッチン(冷蔵庫や電子レンジの他、IHコンロや鍋、食器類もひと通り揃っています)、バスルーム、小さなバルコニー付きで、ベランダには洗濯機を完備。さらにアイロンまで用意され、ファシリティーは文句なし。
週2~3回ほど掃除もしてくれて、清掃の入らない日であってもフロントに言えばバスタオルを交換してくれました。
これでサービス料込み1泊1部屋3500円。同じトンローにあるニッコーホテルやマリオットだとツインルーム1泊で1万~2万円程度……かな? もう少しランクを落としたら1泊3000~5000円くらい?
コロナ禍で値崩れしまくっている現在、正確な比較はできないながら、大体の相場はこんな感じだと思います。バンコクの中でもスクンビット地区はホテル代がやや高めですからね。
駅チカで、なおかつ一般的なツインルームの2~3倍は優にある広さを踏まえると、ホテルよりずっとリーズナブルということがご理解いただけますでしょうか。
ちなみにここは日系のアパートメント。事前のやりとりは日本語OKで、日中はフロントに日本語のわかるスタッフが常駐。それだけで何となく安心できます。
部屋のTVではNHKの他にも民放各局がバッチリ見られ、屋上には日本式の大浴場やジャグジー、フィットネスルームにゴルフの打ちっ放しスペースもあり。この屋上で飲むビールが本当に最高で……。
そんなこんなで快適な滞在を終え、チェックアウトした数日後に私たちのレヴューが到着。こちらが評価するだけじゃなく、Airbnbではホスト側からもレヴューされることを後で知りました。
そこら中にゴミを散らかしたまま帰ったとか、備品を壊したとか、そういう痛い行為をしない限り相手は間違いなく高評価を付けてくれるはず。
日本人のホテルマナーの良さは世界的によく知られていることで、ごく普通に過ごしていれば何ら問題ありません。
このトンロー滞在でのレヴューも恐縮してしまうくらい大絶賛。次回Airbnb利用でどこかへ泊まろうとした時には、これが有利に働いてくれそうです。
……って、次はいつになるのやら。コロナ感染拡大から1年弱。ここまで粘り強く辛抱してきた私も、年末あたりから禁断症状が出てまいりました。
こんなに長期間パスポートを放置したのは高校卒業して以来初の事態。いい加減そろそろ海を渡らないと精神的にヤバイです。
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