バンコクのBTSサパンクワイ駅周辺のネタはまだまだ続きます。前回取り上げたSoi 15にある飲食店は、ふらっと入るにはちょっとハードルが高いというか、正直に書くとやや清潔感に欠けるフシも否めません(*詳しくはこちら)。
外観で尻込みしてしまう方だって、おそらく一定数はいるでしょう。
そこで今回は女性でも気楽に立ち寄れる①ゴハン屋さんと、そのついでにチェックしたい②オーガニック・ショップをご紹介。どちらもからアーリー駅方面へ数メートル引き返したところにあります。
①Nua Pochana
まずはNua Pochana(ヌア・ポーチャナー)から。看板にはタイ語の下に、漢字で美味酸辣猪肉面と書かれていました。
お店の名物メニューはトムヤム味のクイッティアオ(タイ風ラーメン)です。汁ありと汁なしから選べたと記憶していますが、ほとんどのお客さんは汁ありを注文。
お値段が普通サイズで50THB(約175円)、大サイズで60THB(約210円)。
魚のすり身やゆで卵、豚肉、揚げワンタン、ナッツ類などなど具材もたっぷりで、コスパはかなり良いです。
なかでもカリカリの小エビがめちゃくちゃ良いアクセントになっていました。
文頭で〈女性でも気楽に立ち寄れる〉と書きつつ、実はここ、ツレのお気に入り店なんです。数週間後に拠点をトンローへ移してからも、わざわざBTSに乗ってひとりで訪れたみたい。
ツレはつい最近までパクチー嫌いだったんですけどね。このトムヤム・クイッティアオで見事に完全克服したことも追記しておきます。
辛さはマイルドで物凄い食べやすく、でも箸を進めていくとどんどん深み(コク?)が感じられる1品。1口目は「そんなでもないかな~、わりとフツーかな~」と思っていたのに、気付けばまんまとクセになっていました。
この近辺のトムヤム・クイッティアオと言えば、日本のガイドブックでもお馴染みな超有名店がパヤータイにあるものの、個人的にはサパンクワイの店の方が好み。値段も手頃ですしね。
食事時ともなれば地元の若い女性客で賑わうNua Pochana。営業時間は平日が11時~20時半/土日が10時~20時半です。
②Suvarnabhumi Store
続いてはNua Pochanaのすぐ近く、駅側に引き返して20mほどの場所にあるオーガニック・ショップのSuvarnabhumi Store(スワンナプーム・ストア)。
空港と同じ名前ですね。Suvarnabhumiとはサンスクリット語で黄金の土地を意味するそうです。営業時間は平日が9時~20時/土日が9時~18時。
タイのオーガニック・ショップと聞いて、真っ先にLemon Farmを思い出す方も多いでしょうか(*詳しくはこちら)。
このSuvarnabhumi StoreはLemon Farmのように生鮮食材を扱っておらず、なおかつ高級感もないです。輸入品も売っていませんし、小洒落たオリジナル商品も出していません。
が、タイ産メーカーのヘアケア用品や基礎化粧品、各種ハーブティーなどはLemon Farmと似たラインナップでした。しかも庶民的なお店の雰囲気に相応しく、価格もLemon Farmより多少は安め。
オーガニック系のお土産を探すならこのSuvarnabhumi Store、けっこうオススメです。
私たちは取り急ぎ必要だった虫よけスプレー(*写真上)と、事あるごとにリピ買いしているオクラのチップス(*写真下)を購入。
薬剤師と思しき女性スタッフが何名か常駐していて、地元ギャルたちの相談に優しく応じていました。一見さんの私たちにすら、虫よけの違いをあれこれ教えてくれたりして(残念ながら半分くらいしか理解できませんでしたが……)。
英語が達者な方は身体の悩みを打ち明けてみるのもありだと思います。
そもそもサパンクワイって旅行者にはあまり馴染みがなく、なかなか降りることのない駅だと思うんです。しかし、今回初めて訪れみてその下町っぽい飾らない魅力にすぐさま虜となりました。
日本人旅行者に大人気のChatuchak Weekend Market(チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット)へ行く場合もBTSからだとモーチットよりサパンクワイの方が便利な気がするので、ぜひ機会があればブラブラしてみてください。
で、「ゴハン屋さんが入りづらいな~」と感じたら、駅チカのNua Pochanaへ。ここなら危なそうな人もいませんし(*詳しくはこちら)、女性のひとり旅でも安心してお食事できると思いますよ。
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