FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

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カオソーイ好きは要チェック! サパンクワイで食べられる名店の味×2!!

今回はバンコクサパンクワイにあるカオソーイの店を紹介します。ココナッツが効いたクリーミーなカレー味のスープと、上にトッピングされたカリカリの揚げ麺がポイントのカオソーイは、日本人にもファンの多いタイ北部発祥の麺料理。

最初に白状しておくと、私はココナッツ系のカレーがあまり得意じゃなく、率先してカオソーイを食べているわけではありません。下記の2店もツレに誘われて行きました。

 

①地元に愛されるHann Khao Soi Lovers

1軒目はサパンクワイ・インターセクションに程近いサリラットタウィパック通り沿いのHann Khao Soi Lovers(ハン・カオソーイ・ラヴァーズ)。

以前は隣駅のアーリーに店を構えていたらしいです。ついでに、私が知らなかっただけで、『激旨!タイ食堂』にも取り上げられるなど、かなりの名店なんだとか。

売れ筋No.1のカオソーイに、カオモッガイ(タイ風のビリヤニ)、ゲーンハンレー(ココナッツを使わないカレー)、カノムジーンナムギャオ(スペアリブとトマトを使った麺料理)をはじめ、タイ北部の麺類/ご飯物を中心にラインナップ。

価格はカオソーイとカオモッガイがそれぞれ70THB(約280円)。その他はメモし忘れました。だいたいどれも60~90THB(約240~360円)だったはず。

Hann Khao Soi Loversのカオソーイ(※写真上)は、そこまでココナッツ・ミルクが主張しておらず、代わりにスパイスがしっかり前に立っています(※辛くはありません)。私的には好きなタイプ。

麺の種類は、カオソーイではお馴染みのちょっと縮れた平打ちのエッグ・ヌードル。スープによく絡みます。具材は定番のに加え、もありました。

別日にカオモッガイ※写真下)を食べてみることに。カオソーイにも乗っているチキンレッグは驚くほどホロホロ。パクチー・ベースの酸味の効いたソースも絶品。看板メニューのカオソーイに負けず劣らず、こちらもハイクォリティーです。

めちゃくちゃ余談ですが、Hann Khao Soi Loversの道路を挿んで斜め向かいにThe Cop(ザ・コップ)なる警察グッズ専門店があります。

ちらっと外から覗き込んだところ、制服やヘルメット、ベルトのバックル、警棒、さらには警察手帳まで売られているじゃないですか。このショップ何?

興味津々で扉を開けた瞬間、間髪入れずに入店拒否。せめてもの悪あがきで、店の外観をカメラに収めていたら、それも怒られました(ブログに上げちゃっていますけど……)。どうも警察関係者しか入れないガチな店のようです。コスプレ・ショップじゃありませんでした。

……にしても、警察手帳を目立つ場所に陳列するって、すなわち紛失する警官がけっこういると解釈して問題ないですよね?

紛失した警察手帳を署で再発行するのではなく、店で購入するシステムなのが凄い。わりと何でもお金で解決できるタイ。一般人もお金さえ積めば余裕で警察手帳をゲットできそうな気がしてしまいました。

 

②Khao Soi Lam Duanのサパンクワイ

さて、話を本筋に戻して2軒目のKhao Soi Lam Duan(カオソーイ・ラムドゥアン)は、チェンマイに本店を構える老舗カオソーイ屋です。ミシュランガイドにも2020年・2021年・2022年と3年連続で選出。

サパンクワイ以外にも、バンコクではサトーンBTSバンジャーク駅近く、そしてIconsiam(アイコンサイアム)に支店を展開しています。

カオソーイの値段はチキンが79THB(約320円)、チキン+ビーフ+ポークの3大ミートが一堂に会した全盛りが109THB(約440円)。

個体化する一歩手前みたいなトロトロ(ドロドロ?)のスープはとにかくコクが凄くて、誤解を恐れずに書くと、超高級な日清カップヌードルのカレー味……っていうのが一口食べた時の感想。ジャガイモっぽい風味を感じました(実際にジャガイモが入っているかは不明)。

こんなレポートじゃ天下のミシュランに笑われますかね。後から複雑なスパイスの味がドドッと押し寄せきつつも、このあたりは私の語彙力だと上手く説明できません。ゴメンナサイ。

なお、隣のアーリー駅にもミシュランに掲載されたカオソーイの人気店、Ong Tong Khao Soi(オントン・カオソーイ)があります(※詳しくはこちら)。

別に比べるものではないと前置きしたうえで、私はOng Tong Khao SoiよりKhao Soi Lam Duan派。前者はぬるい状態で出てきたせいか、ココナッツのまったり感が強烈でした(※あくまでも個人の感想です)。

 

冒頭でもお伝えした通り、私はカオソーイに対して消極的です。そんな私でも①のHann Khao Soi Loversと②のKhao Soi Lam Duanは文句なしに美味しいと感じたので、たぶんどちらもレヴェルは高いと断言して差し支えないでしょう。

補足として、BTSのサパンクワイ駅はChatuchak Weekend Market(チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット)の最寄り駅の1つ。何ならモーチットで下車するより行きやすいです(※詳しくはこちら)。

①も②も駅を挿んでChatuchakの反対側にあるものの、徒歩でアクセスできる距離。カオソーイ好きの方はショッピングがてらぜひぜひ足を運んでみてください。

 

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