FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

旅のこととか、旅に関する本のこととか。

サパンクワイでチムチュムとムーカタを喰らう

今月はサパンクワイのグルメ・スポットを紹介しています。今回は鍋縛りで2軒ピックアップ。さっそく始めましょう。

 

野外BBQ場っぽいムードの店

1軒目は、女子会やデート利用の若者が目立つJim Jum Thai Hotpot(チムチュム・タイ・ホットポット)。お店で働くスタッフも全員若めです。

前回のLap Suwan Shop(ラップ・スワン・ショップ/ร้านลาบสุวรรณ)が渋めのチョイスだったため、まずはあえてこういう客層の店を攻めてみました。

名前に違わず看板メニューはチムチュム※写真上)と、そしてムーカタ(ムーガタ ※写真下)。前者が229THB(約920円)で、後者が370THB(約1480円)です。

めちゃくちゃポジティヴな意味で、チムチュムもムーカタも超平均的な味。肉も普通なら、野菜もタレもすべてが普通です。

その普通さに具合に安心感を覚え、夕飯に何を食べるか迷った際は、つい足を運んでしまう感じ。たぶんチェーン店なのだと思います。いつ行っても裏切りません。

ちなみに、ムーカタは豪華版の570THB(約2280円)もありますが、通常タイプの370THBでもシーフード付きでした。

また、サイドメニューもそれなりに充実していて、とりわけ店員さんにゴリ押しされたニンニクたっぷりの手羽先フライドチキンが美味。ビールとの相性が抜群に良好です。

お店の場所は、Green Pradipat(グリーン・プラディパット・マーケット)なる屋外フードコートの一画。同じ敷地内には韓国焼肉日本式のラーメン店が並んでいます。

Jim Jum Thai Hotpotの何が良いって、広々とした屋外で鍋をつつけるという、いかにも旅っぽい気分(?)が味わえるロケーションに尽きるでしょうか。

なお、同じプラディパット通り沿いには屋外フードコートがもう1つあって、キャンプをコンセプトにしたそのThe Camping Ground(キャンピング・グラウンド)は、Green Pradipatよりワンランク上のお洒落な雰囲気。

チュムチュムの屋台も出ていますし、外国人ツーリストもちょくちょく来ています。ただし、サパンクワイの相場と比べて値段が少し張るのと、ビールを出していないのとで(コンビニもやや遠い)、私とツレはあまり行きません。

 

近所の酒飲みに愛される店

続いてのKhon Kaen Duck Larb(コンケン・ダック・ラープ/ร้านลาบเป็ด)は、近所の中高年層が居酒屋感覚でよく使っているイサーン料理屋

店名からラープがウリなのかと思いきや、ほとんどのテーブルで頼まれているのがチュムチュムです。

メニューがまったく読めず、それぞれの単価がわからないものの、チムチュムソムタムカーオポート(とうもろこしのソムタム)とビール大瓶カオニャオを頼んで合計330THB(約1320円)。

一口メモとして、ソムタムをオーダーする時にツレが「タオライペ=辛くしないで」と伝えるも、そこそこ辛いものが出てきました。客の大半がアルコールを飲んでいるせいか、全体的にスパイシーな味付けなのかもしれません。

……っていう私の勝手な予想は見事に外れ、「タオライペ」のやりとりを聞いていた隣のテーブルのおじさんが、「ここのソムタムは全然辛くないよ。むしろ俺には甘すぎる」と話しかけくるじゃないですか。流石はタイ人、辛さに強いです。

そのおじさんが「俺が毎回頼むのはこれだね」とホイクレーン・ルアック(茹でた赤貝)をオススメしてくれました。この店に限らず、タイカンボジアでは酒飲みが赤貝を肴にしている姿をたびたび見かけます。

貝でお腹を壊したことなんて一度もないくせに、東南アジアではどうしても貝類を躊躇してしまう私。Khon Kaen Duck Larbには複数回行っているのに、せっかく常連さんが教えてくれたホイクレーン・ルアックはまだトライできていません。

 

そんなこんなで、客層がまるで異なるサパンクワイのチムチュム店2軒でした。サパンクワイのグルメ・シリーズは次回以降もしばらく続きます。

 

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