日本人観光客にも大人気のChatuchak Weekend Market(チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット)。私もこのマーケットが大好きで、バンコクにいる時はいつも週末が待ち遠しいです。
ウェブ・マガジンや個人ブログでChatuchakを扱っている例はとても多く、正直Chatuchak関連のネタを書いてもGoogleからのアクセス流入はほぼ見込めません。ですが、自分的には驚きの発見があったので、ここに記しておきたいと思います。
とか煽っておきつつ、もしかするとタイ好きの間では常識なのかも。そこらへんは「何をいまさら!?」と呆れるのではなく、温かい目で見守ってくださいませ。なお、Chatuchak関連の記事はこちらからまとめて閲覧できます。あわせてぜひ。
混雑を回避したい!
BTSに乗ってChatuchakへ行く場合は、おそらく8~9割の人がモーチット駅で下車するかと思われます。各種ガイドブックにもそう書かれていますし、私とツレもこれまではモーチットを利用していました。
モーチット1番出口の階段を下り、目の前の公園を突っ切ってEntrance②か③から入るイメージ。
②と③の間は古着ゾーンになっていて、古着を目当てにしている私たちからしたらこれはこれで好都合なアクセス方法です。
しかし、如何せん週末のモーチット駅周辺は大混雑。目的地まで辿り着く前に早くもグッタリしてしまいます。
また、ただでさえ買い物疲れしているのに、夕暮れ時のモーチット駅の混み具合といったら……。BTSで使える電子マネー=ラビットカードを持っていないと、切符を買うのにも長い列に並ばなきゃいけません(*ラビットカードの作り方はこちら)。
そこでサパンクワイ駅ルートの出番です。サパンクワイ3番出口から降り、道なりに400~500mほど直進するのみ。
大きな横断歩道を渡れば、そこがもうChatuchak Weekend Market。なお、道路を渡らずにその手前を左折すると、前回ご紹介したOr Tor Kor Market(オートーコー市場)に行き当たります。
サパンクワイ駅ルートは骨董天国
もっとも、距離的にはモーチットの方が近いものの、混雑を避ける以外にもサパンクワイ駅下車を推す理由はあります。
3番出口を降りて写真上の小さな川を渡ったあたりから骨董市がズラリ。出店者の皆さんは見るからに曲者揃いで、素肌に編みシャツ+ホットパンツ姿のおじいちゃんや、ドレッドヘアーにラスタカラーなファッションでキメたお兄さんをはじめ、二度見せずにはいられない凄キャラのオンパレードです。
置いてある品物は、お釈迦様や高僧をモチーフにした石細工、アーミーグッズ、古本にオモチャ(3週に渡って大々的に飾られていたバカ殿の目覚まし時計は無事に売れたかしら……)、お粗末なコピー商品、国旗、古着、大量のリモコンやコード類などなど、ヴァラエティー豊か。
欲しい物があるかと問われれば、正直とてもYESとは言えないラインナップながら、眺めているだけで徒歩での移動時間が充実することは間違いありません。
もうひとつ、サパンクワイからアクセスするメリットはメインゲートのEntrance①に出やすい点です(↓のマップだと左側の真ん中よりやや上のあたり)。
Chatuchak Weekend Marketは中へ入れば入るほど複雑に入り組んでおり、迷子になることだってしばしば。目ぼしいアイテムを見つけて「後でまた買いにこよう」と思っても、結局その店まで辿り着けなかった……なんて事態が頻発します。
もちろん即決すれば済む話とはいえ、実際はなかなかそうもいかないですよね? そりゃ、いろいろ見比べたいですし。
というわけで、Chatuchakビギナーの方にはまず場内マップをゲットすることを私は推奨しています。気になったお店を地図上にマークしておくと、再訪する際にとっても便利。
この地図をもらえるのが、他でもないEntrance①付近のインフォメーション・カウンターなのです。モーチット駅からだとこれがまた遠いの何の。
そんなこんなで、Chatuchak Weekend Marketへ行く際はぜひともサパンクワイ駅ルートをお試しあれ。
ついでに、直近のブログで何度かお伝えしてきた通りサパンクワイ駅周辺は下町情緒溢れるおもしろいエリア(*記事一覧はこちら)。その素敵な空気感も多くの方に味わっていただけたらと思っています。
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