このブログで投稿しているネタは、旅先で訪れたご飯屋にせよ、観光名所にせよ、書籍にせよ、基本的に自分が気に入ったものしか取り上げていません。
ブログを開設した初期段階に、ここではのんびり楽しく好きな物事についてだけ綴っていこうと決めました。何せネガティヴなレヴューを書くのは変なエネルギーを使いますからね。
しかし、今回はその縛りをちょっと破ります。面倒臭い女の独り言みたいな感じで軽く読み流していただければ幸いです。
Tukta Thai Foodとは?
舞台となるのはTukta Thai Food(トゥクタ・タイ・フード)。タオ島の玄関口、メイハード港から少し南下したところにある食堂です。
観光客の間で「安くて美味い」と定評があり、トリップアドバイザーとGoogleマップの星評価は共に4.5(※現時点での口コミ総数は前者が450件超え、後者が700件超え)。日本人ツーリストの書き込みも目立ちます。
大よその価格帯はガパオやフライドライスが60~80THB、カレーが70~90THB(※例えば同じマッサマンでも、食材が野菜か肉かシーフードかによって値段は異なります)。
メニュー数が多いのもポイントで、パスタやサンドウィッチといった洋モノ系の選択肢までバッチリ用意。
店のイチオシは卵に包まれたパッタイ(※写真上)。ケチャップ感の強い爽やかな後味で、けっこう注文されていました。ヴォリュームも満点。
中心地の少し外れに位置するため、バイクがないと、もしくはソンテウを利用しないと不便なロケーションではあるものの、確かに使い勝手のいい店だと思います。
その接客態度はどうかと思うぞ!
では、何が私的に不満だったのか。初回に来店したのは18時30分前。夕飯よりやや早い時間で、かつ雨季だったせいか、下掲の写真通り店内はガラガラでした。
私はガーリックペッパー・チキン(65THB)を、ツレはカシューナッツ・チキン(70THB)を、さらにサツマイモのフライ(45THB)をオーダー。
まずは揚げたサツマイモとカシューナッツ・チキンがお目見え(※この時点でそこそこ待たされています)。腹ペコの私は揚げたサツマイモ(※写真下)をパクつきながら、いまや遅しとガーリックペッパー・チキンを待っていたんです。
ところが、なかなか出てくる気配はなし。私たちより後に来たお客さんのテーブルに次々と料理が運ばれ、「流石におかしくない?」とツレがフロア担当のメガネ女子に訊きに行ってくれました。
すると、「そんなオーダーは受けていない! あなたはカシューナッツ・チキンで、彼女はサツマイモのフライでしょ!? 追加でガーリックペッパー・チキンも注文するの?」と逆ギレしてくるじゃないですか。
その態度にイラつき、「いらん! もう食べない!」と私。お会計を待っている間、厨房から優しそうなおばちゃんが出てきて「ごめんね。すぐ作れるわよ」と謝ってくれたのでいくらか怒りは収まりましたけど、メガネは最後まで頑なに詫びてきませんでした。
周りでもオーダーミスが発生していたり、出てくる順番がめちゃくちゃで帰ろうとするお客さんがいたり……。おいおい、ここは人気店なんじゃないのかい?
ランチ時に再トライ!
「あの夜はたまたまメガネの機嫌が悪かったんじゃないか?」と冷静に考えた私は、別日のランチ時にリヴェンジ。もちろん、意気込んでガーリックペッパー・チキンを注文しました。悔しいかな、味は良かったです。
ただし、先客が2組のみだったにもかかわらず、この日もそうとう待たされましたし、他のテーブルでもまたオーダーミスをやらかしていました。メガネは注文を訊き直すとか、何か策を打ったほうがいいです。食材がもったいない。
タイの地元飯は安くて美味いのに加え、提供スピードの早さも魅力だと思っています。百歩譲って、前回アップしたMama Tam(ママ・タム)のように、Tuktaも事前に「時間がかかるよ」と一言添えてくれれば印象はだいぶ違ったはず。
古いレヴューには「お客さんはローカルが多い」と書かれていましたが、私たちが行った時は2回ともほぼ観光客。地元客が離れた理由はこういう点にあるのかもしれません。
美味しいのは認めます。タオの物価を考えるとまあまあリーズナブルな点も認めます。だけど、私はもう2度とTuktaに行かない……かな。美味い店は他にも島内にたくさんありますしね。
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