皆さんはこの1週間で夕日を何回見ましたか? 私は直近7日間どころか、最後にいつ夕日を見たのかすら曖昧です。悲しいかな、日々の生活に追われ、なかなかじっくり夕日と向き合う時間が取れていません。
そんな私も旅先（特にリゾート地）ではほぼ毎日欠かさず夕日を見にどこかへ出掛けます。沈みゆく太陽を眺めている瞬間が一番「あ～、旅行に来ているんだな」ってしみじみ実感するシーンかも。
さてさて、前置きが長くなりました。先月に続いて舞台はタオ島です。島内にはサンセット鑑賞に適した名所が点在しているので、これより数回に分けて紹介していきたいと思います。
約200円で味わえる至福の時間
まず初回に取り上げるのは、タートー・ビーチとフリーダム・ビーチの少し手前にあるSun Suwan 360° View（サン・スワン・360ディグリー・ヴュー）です。
道路脇にバイクを停め、急な階段をズカズカ登っていきましょう。高台に立つヴュー・ポイントの多くは、似たり寄ったりこの試練を乗り越えなければいけません。
エントランス料は1人50THB（約200円）。料金にはミネラル・ウォーターか缶の激甘アイスティーが含まれ、20THBの追加料金で缶ビールとも交換OKです。
加えて、カウンターではエスプレッソやラテ、タイティーなどが注文できるようになっていて、カフェとしての利用価値も高そう。
ドリンクをゲットしたところで、いよいよ絶景とご対面。真向いに臨むは小さな半島が海に突き出している景色で、北側を背にすると視界を遮る人工物が何もありません。
つまり、東側を見れば朝日が、西側を見れば夕日が、それぞれ水平線上から昇る／落ちる姿を確認できます。このロケーションは本当に凄い。50THBのエントランスじゃ安いくらいです。
柵に邪魔されない開放感
日本ではこの手の場所に必ずと言っていいほど頑丈な柵が設置されています。もちろんお客さんの安全を守る上で、こうした配慮が必要なことは理解しています。
けれども、せっかくの眺望を邪魔する手すりや柵（アクリル板付きなんて最悪）が、めちゃくちゃ惜しく思える時ってないですか?
その点、タイの絶景ポイントには仰々しい柵がほとんど見当たりません。仮に柵があったとしても、かなり低め。安全面は0点ですが、日本の過保護な安全対策に慣れ親しんできた私にとって感動度合は100点満点です。
本稿の主役であるSun Suwan 360° Viewも然り。上掲の画像2点をご覧いただくとイメージしやすいでしょうか。マジで簡単に飛び越えられます。
言わずもがな、特に小さなお子様を連れている方は細心の注意を払わなければいけませんし、高所恐怖症の方は足がすくんでしまう可能性大。ちなみに、写真左下に映り込んでいるのはツレです。柄にもなくえらい感動していました。
ハイシーズンはちょっぴり混雑
同ページに掲載している画像は、すべて2022年11月の雨季のタイミングに撮影したもの。雲が多くてキレイな夕日を写真に納められなかったのはそのせいです。
この時は立地の素晴らしさに大満足しつつ、それでも先月タオ島へ行った際、「せっかくだし、乾季の眺めも確認しておこう」と日没ギリギリの時間帯にSun Suwan 360° Viewを再訪。
しかし、駐輪スペースにバイクがたくさん停まっており、「人が多そうだから今回はやめておくか」とあっさりスルーしてしまいました。
タオ島でもっとも知られたサンセットの鑑賞スポットはサイリー・ビーチです。Sun Suwan 360° Viewの混み方はサイリー・ビーチに遠く及ばないものの、次回以降にピックアップしていく場所と比べて明らかに人は多いです。アクセスのしやすさも人気の理由?
したがって、ハイシーズン中にSun Suwan 360° Viewでベスポジを確保したいのであれば、少し余裕を持って行動したほうが良いでしょう。
ついでに、できる限り周りに人が少ない状況でタオでの夕焼けを楽しみたい方は、この先の投稿もぜひチェックしてみてください。同シリーズは、現段階で4～5回程度を予定しています（※小出しでゴメンナサイ。まとめて紹介しろよって話ですよね……）。
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自分なりにいろいろとイジってみたものの、
