引き続きタオ島の夕日鑑賞スポットをご紹介。前回のSun Suwan 360° View(サン・スワン・360ディグリー・ヴュー)もわりと行きやすい場所でしたが、サイリー・ビーチ周辺に滞在拠点を置くのであれば、今回取り上げるSunset View Point(サンセット・ヴュー・ポイント)のほうが近くてオススメです。
アクセス方法や入場料
サイリー・ビーチからSunset View Pointまでの距離は3km弱。バイクで10分前後です。ただし、目的地は山の中腹に位置し、舗装されていない凸凹道を登っていく必要があります。
運転に自信がない方や、整備不良のバイクを借りてしまった方(※島でのレンタル・バイクについてはこちら)は、ちょっと大変かもしれません。実際に道中でバイクを押している観光客を複数人見かけました。この道の悪さがSunset View Pointの難点。
なお、歩くのが好きな方やバイクを借りる予定のない方はハイキングがてら徒歩で向かう手もあります(※もちろんタクシーでも行けます)。Googleマップによると、歩きの場合はサイリー・ビーチを出発点に約45分。徒歩組もけっこう多いです。
入場システムは、①受付で20THBを支払い、②別途1人1つずつ飲み物を購入。ボーッとしていて②の注文をし忘れた私は、おばちゃんに軽くキレられました。
ドリンクの選択肢は少なく、各30THBのコーラとミネラルウォーター、そして70THBのビールの以上3種類のみ。飲みたいものがなかったら、さらに追加で20THB払うとノードリンクで中に入れます。
サイリー・ビーチを一望
エントランスからヴュー・ポイントまでの道のりは上掲の写真の通り。店主のおじさん(※先ほど私が叱られたおばちゃんの旦那さん)が手塩に掛けて育てたマリファナや愛玩鶏も観察できたりして、なかなか良い雰囲気。
全然関係ないですけど、タイって愛鶏家が多いですよね。パンガン島で泊まったコテージのおじさんも1日中ずっと鶏を撫でていて、「闘鶏(ガイ・チョン)ですか?」と尋ねた私に対し、「とんでもない。この子は観賞用だよ」と苦笑していました(※その人は闘鶏用にも別で飼育していましたが……)。
綺麗に羽が整えられ、見るからに筋肉質でシュッとした愛玩鶏たちの佇まいは確かにカッコイイです。でも、私は鶏よりもSunset View Pointにいた猫にメロメロ。
敷地内にはたくさんの人馴れした猫ちゃんがいるので、お立ち寄りの際はぜひ愛でてみてください。どの子も揃いに揃って美猫でした。
さてさて、肝心の眺望はこんな感じ(※天気が悪い日の写真でゴメンナサイ)。サイリー・ビーチや街の様子が見下ろせます。
何だか私は天下を取った気分になってしまいました。ツレも似たようなことを言っていましたっけ。高いところに立つと気持ちが大きくなるのはなぜでしょうね。
自然と調和したくつろぎスペース
ちなみに、前回の投稿で「日本と違ってタイの絶景スポットはちゃんとした柵がない場所が多く、何にも遮られずに景色を堪能できる」的な内容を書いたものの、Sunset View Pointでは一部に柵が設置されていました(※景色の邪魔になるほどの高さではありません)。
ただし、柵を持つとグラグラします。逆に危ない。最後にメンテナンスしたのはいつかしら? むしろ手すりなどないほうが……。
ついでに床も穴だらけだわ、ところどころクギが飛び出しているわ。この良くも悪くもハンドメイド感満点の雑な作りが山の自然と調和してたまらないんですよ。子どもの頃の秘密基地を思い出させるというか、冒険心がくすぐられます。
周りにはゴツゴツした大きな岩がたくさん転がっていて、その岩に腰を下ろすもよし。ハンモックに揺られながら夕日を待つのもよし。これらの岩やハンモックを上手く活用すれば、なかなか凄い映え写真も撮れる気がします。
入場料の20THB+1ドリンクでこのロケーションなら、十分に満足できるのではないでしょうか。このSunset View Pointはコスパ面然り、アクセス面然り、総合的にオススメできる絶景ポイントです。
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自分なりにいろいろとイジってみたものの、