FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

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〈カンチャナブリーのカオサン通り〉ことクウェー川通りってどんな場所? 治安は大丈夫?

前回の投稿では、カンチャナブリーがどんな旅行者に向いていて、どの程度の滞在日数を要するのか、ざっくりまとめてみました(※詳しくはこちら)。

今回はそれを踏まえ、カンチャナブリー観光の宿泊拠点として人気の高いエリア、クウェー川通り(Maenamkwai Road/ถ. แม่น้ำแคว)にフォーカスしていきます。

 

カンチャナブリーのカオサン通り!?

リーズナブルな価格帯のゲストハウスを中心に、たくさんの宿泊施設が並ぶクウェー川通りは、カンチャナブリーのカオサンと呼ばれることも少なくありません。

カンチャナブリー駅前のセーンチュート通りを渡って100mほど進んだところから観光名所のクウェー川橋まで、全長は約2.5km

細かく言うと、小ぢんまりとした宿は駅側に多く、クウェー川橋が近付くにつれてホテルの規模は大きくなります。

クウェー川通り沿いにはコインランドリー、レンタル・バイク屋、コンビニ、カフェ、食堂などなど、旅行者に必要な店がひと通り揃っていて、この便利な環境こそが一番の魅力。

なお、個人的には駅側の宿をオススメしておきます。安宿ゾーンとはいえ、カンチャナブリーであれば、カオサンのドミトリー価格で個室+専用バスルームが当たり前。1泊3000~4000円程度でバルコニー付きもザラです。

逆にラグジュアリーなホテルステイをお望みの方は、あえてクウェー川通りを選ばず、郊外で宿を探すのも手。もともとバンコクと比べてだいぶ物価が安いため、1泊1万円前後で5つ星ホテルへの宿泊だって可能です。

駅側の宿をオススメする理由は、近くの食堂が軒並みリーズナブルなのに加え、駅の真横で毎晩開催されるナイトマーケットにも歩いてアクセスできるから。宿泊費のみならず食費も安く上がります(※駅横の夜市やグルメ情報は追々アップする予定)。

私とツレのお気に入り宿はThai Guesthouse(タイ・ゲストハウス ※写真上)。1泊3000円前後です。ご参考までにAgodaが8.6評価、Bookig.comが9評価でした。

築年数はそれなりに古いものの、きちんと清掃が行き届き、バルコニーもすこぶる快適。何より宿で飼っている猫のジャスミンと犬のパンダにメロメロで、以下でも写真を使わせてもらいました(※パンダはもうかなり成長しています)。

 

治安はどうなの?

チャナブリー版カオサン通りなんて言われると、「夜通し騒音がひどいんじゃないの?」「治安は大丈夫?」と心配される方もいらっしゃるでしょう。

確かに、通り沿いには普通のバーも、殿方たちが鼻の下を伸ばして入り浸っているバービアも点在します。けれども、派手にドンスカ音を出している店はありません(※部屋の窓向き次第では少し騒音が気になる場合もあるかも?)。

さらに、お客さんの平均年齢がざっと見積もっても余裕でカオサンの2~3倍はいっているせいか、お開きになる時間もそうとう早いです。逆にカオサン的な賑やかさを期待したら、間違いなく肩透かしを食らうはず。

夜にひとりでコンビニへ買い出しに行った際も身の危険は一切感じませんでした。トゥクトゥクのしつこい客引きも皆無。お子さん連れであっても、女性のひとり旅であっても、昼夜問わず安心して過ごせるのではないでしょうか。

言わずもがな、どんなに治安が良かろうが、無暗矢鱈と酔っ払いに絡むとか、大量の現金を見せびらかしながら歩くとか、常識の範囲を超える行動は慎むべき。

また、界隈にはディスペンサリーも多く、そっちを楽しまれる方は酩酊状態でふらふら出歩くのを控えたほうが……といった程度しかお伝えできるトピックがないくらいのどかです。

 

ソンクランの時期は要注意!?

通常モードのクウェー川通りは何の変哲もない場所で、ブログを書くにあたって写真を見返しても、道そのものの普段の様子は1枚も残っていませんでした。

しかし、そんなクウェー川通りが年に1度だけ豹変。それが旧正月を祝うソンクランの時期です。ここが水かけ祭りのメイン会場と化し、周辺道路も渋滞で動かなくなります。

バスターミナルでトゥクトゥクを拾いたくても、クウェー川通りへは有無を言わさず乗車拒否※手前までは行ってくれます)。

ついでに、旧暦の4月12~15日の4日間に留まらず、2023年は他の地域よりもプラス2日間長く祭りが行われていました。

それぞれの店がここぞとばかりにスピーカーを積み上げ、BPMの速い音楽を大音量で流し、それが深夜遅くまで続きます。もうとんでもないドンチャン騒ぎ

人ごみが苦手な方ソンクランのタイミングを確実に避けてください。宿からバイクすら出せず、ガチで身動きがとれません。

ちなみに、私自身はクウェー川通りソンクランがめちゃくちゃ気に入りました。いつかその他の地域の水かけ祭りとも比較しつつ、まとめて記事化するつもりです。

 

以上がクウェー川通りの概要でした。次回と次々回は2回に分けて同エリアのディスペンサリーを紹介します。大麻ネタをアップするたびに、なぜか私のブログはちょっぴり跳ねるんですよ。自分では吸わないんですけどね。

そして、その後はカンチャナブリーのグルメ&観光スポットを連投していきます。引き続きご覧いただけたら嬉しいです。

 

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