FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

旅のこととか、旅に関する本のこととか。

カンチャナブリーの時計台近くで開かれるナイトマーケット。ここのカオモッガイは絶品です!

前々回にアップした駅横のナイトマーケットと、前回のワットヌア水上市場に引き続き、カンチャナブリー市内中心部の夜市にまつわる投稿です。

 

バス・ターミナル近くの庶民派夜市

今回取り上げるのは、Talat To Rung(タラート・トールーン)なる愛称で親しまれているナイトマーケット(※正式名称は不明)。

時計台のすぐ近く、バス・ターミナルからも歩いて3分のロケーションで毎晩休まずやっています。

営業時間の目安は17~22時バンコクからバスを利用し、日帰りでカンチャナブリーへ遊びに来た方でも、帰りのバスの前に寄れてしまうのが嬉しいポイントでしょう(バンコク行きの最終バスは19時です)。

ローカル価格の屋台がズラリと並ぶこのナイトマーケットは、良い意味でSNS映えするお洒落な要素が一切なく、仕事や学校帰りに地元の方が日常使いする感じ。

サクッと食べてサクッと帰るのが鉄則で、お酒と一緒にゆっくり食事を楽しんでいる人は週末であっても見かけません。

売られている料理も、クイッティアオ、カオカームー、カオマンガイパッタイといったタイを代表するファストフードばかり。

 

狙うはカオモッガイ

私とツレのお気に入りは、ナイトマーケット内でダントツ人気No.1のハラール料理屋台です。18時半を回るといつもだいたい満席になり、テイクアウト客を含めて長蛇の列ができる日もしばしば。

お客さんの8割強はカオモッガイ(チキンのビリヤニ)をオーダー。1皿35THB(約140円)と、物価の安いカンチャナブリーにおいてもなかなか攻めた価格設定だと思います。

もちろん魅力は安さだけじゃありません。がめちゃくちゃ良いんですよ。「値段のわりに旨い」とか、そういうレヴェルじゃなく、個人的にはいままで食べたカオモッガイのなかで一二を争う美味しさ。

サクサクのフライド・オニオン&ガーリックとパラパラのお米によって生まれる食感がすこぶる楽しく、ライスの下に潜むしっとりしたチキンドラムの薄すぎず濃すぎない味付けも絶妙。

さらに付け合わせの冬瓜スープは毎度熱々の状態で出てくるし、どこを取っても非の打ちどころなし。何よりパクチーたっぷりの酸っぱ甘辛いタレに、私はすっかり心を奪われてしまいました(パクチー嫌いな方はタレなしでも全然イケます)。

ミニ情報として、年配のお父さんがお米をよそう際は問答無用で増量します(※写真は別の方が盛り付けた時の通常量)。ちゃんと採算が取れているのか心配……。

 

特別な日のナイトマーケット?

Talat To Rung前のセーンチュート通りを渡ったところでも、お社(※マップ参照)の周りを車両通行止めにして不定期のナイトマーケットが開かれます。

正確な開催スケジュールがわからなかったものの、どうやら大きな宗教行事の翌日や国王の誕生日など特別な日限定みたい。

ちなみに、お社の1ブロック先からパークプレーク市場へ向かって毎週土曜に行われるウォーキング・ストリートとは別物ですのでご注意を。

こちらは先述したカオモッガイのあるナイトマーケットに比べてだいぶ大規模。お祭り感が出まくっていました。上の写真は準備中の様子。ここから急ピッチでびっしり屋台が集まってきます。

ガイヤーン※写真下)やトルネードポテト、人形焼き風のスウィーツをはじめ、食べ歩きグルメが充実しているほか、プチプラのファッション雑貨オモチャを扱う店も多数。

滞在中に運が良ければ遭遇できるかも? 普段より明らかに地元の方々がウキウキしていて、とても微笑ましかったです。

そんなこんなで、国鉄カンチャナブリー駅の隣、リバーサイド、そしてバス・ターミナルの周辺と3回に分け、カンチャナブリー中心部の夜市を駆け足でレポートしてきました。

ナイトマーケットはタイ旅の醍醐味。カンチャナブリーへ行かれた折には、ぜひローカルに混ざって安くて美味しい屋台グルメを堪能してみてはいかがでしょうか。

 

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