FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

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カンチャナブリーのイサーン料理屋でムーヤーンに舌鼓

前回ご紹介したSudjai Nuatun & Muutun(スジャイ・ヌアトゥン&ムートゥン/สุดใจเนื้อตุ๋นหมูตุ๋น)のすぐ近くに、もう1軒、私とツレのフェイヴァリット食堂があります。今回はそのイサーン料理屋について。

 

ムーヤーンとコームーヤーン

店の場所はSudjai Nuatun & Muutunを背に、セーンチュート通りカンチャナブリー駅方面へ約150m引き返したあたり。

道路沿いに一応はメニューを列記した看板が出ているものの、パッと見た限り店名が書かれておらず、Googleマップにも載っていません(※上掲のマップは小さなソイを挿んで店の向かいにあった電気屋にセットしています)。

もっとも、昼時にはGrabFood Pandaの配達員が次々と料理を受け取りにくるため、間違いなく何かしらの名前は付いているはず。血眼になってGrabのHPで探してみるも、ついぞ判明しませんでした。

この店で私たちを虜にしているのがコームーヤーンムーヤーン。どちらもタレに豚肉を漬け込み、炭火でじっくり焼いた料理で、コームーヤーンは喉肉(いわゆる豚トロ)を使います。

で、ムーヤーンはおそらくローススネ肉が一般的(?)。店の名前もわからないうえに、いろいろと曖昧でゴメンナサイ。

コームーヤーンは脂の甘みが強く、ムーヤーンは肉々しいのが特徴。同じ店で食べ比べるとより2つの違いが感じられます。

なお、メジャーなのは圧倒的にコームーヤーンですが、もともと赤身好きな私は断然ムーヤーン派。とはいえ、ムーヤーンは当たり外れが多く、パサついていてやや硬いものもこれまで何度か食してきました。

しかし、この店のムーヤーンはジューシーさ噛み応えも程良いです。ただし、ムーヤーンを仕込んでいない日も……。

確率的には訪店したうちの2回に1回がムーヤーンお休みデーでした。悲しいかな、やっぱりムーヤーンは人気薄なのでしょうか。

 

その他のメニューは?

私とツレはムーヤーンorコームーヤーンを1人前、カオニャオ(もち米)を2人前、写真上のコーンのソムタムを1人前、写真下の手羽先の唐揚げ(これも絶品)1人前を注文するのが通例。

価格はトータル160THB(約640円)です。別の料理に浮気していない理由は、メニューがまったく読めず、写真もなく、あれこれ試せないから。

ムーヤーンとハーブを使ったサラダ=ナムトックムーすら、意思疎通が図れずにオーダーを断念するありさまです。スマホの翻訳機を駆使してもダメでした。

そうしたなか、豚ミンチのガパオライスは無事に通じました。通じたと言っても、隣のおじさんが食べているのを指さしただけですけどね。

ここのガパオは軟骨入りで食感がグッド。青唐辛子のタネやワタが丁寧に取られていて、イヤな雑味やジャリジャリ感がなかった点も素晴らしいです。これは1皿40THB(約160円)のクォリティーじゃないですって。

 

イートイン1択!

先述した通り、GrabやFood Pandaの配達員がひっきりなしにやって来るほどデリヴァリー需要は高い一方(※5~6人の配達員が料理の完成を待っている日もザラ)、店内で食べている人はほとんどいません。

先客が1人でもいればマシなレヴェルで、多くの日は私とツレの貸し切り状態。したがって、入店しづらい感は否めず、さらに英語も一切通じません。

けれども、失礼ながら見た目からは想像できないくらい味は良いです。ムーヤーンとコームーヤーンのカリフワ感なんてデリヴァリーでは絶対に魅力が半減するのに、本当もったいない。

暑すぎて外に出るのが面倒臭いとか、さまざまな理由はあるにせよ、なぜタイ人はこんなにもデリヴァリーテイクアウトが好きなのか不思議です。

カンチャナブリーへ行かれた際は、ぜひその場で食べてください。ちなみに、夕方過ぎには店が閉まります。開店時間も早くありません。勝負はランチのみ。ガチでオススメです。

 

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