FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

旅のこととか、旅に関する本のこととか。

三軍感たっぷりの風俗街に佇むRezt Bangkokは、めちゃくちゃキレイでコスパの良い宿でした!

1週間以上バンコクに滞在する際は、トンローからアソークにかけてのエリアでホテル/ゲストハウスを探しがちな私たち。ナナ~アソーク~プロンポンはバンコク屈指の風俗街としても知られていますが、もちろんツレの女遊びを容認しているわけではありません。

病気でももらってこようものなら、私までとばっちりを喰らいますしね。「リスクを冒してよそのお嬢さんにお金を使うなら、私に何かプレゼントでもしてくれよ!」というスタンスを貫いております。

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じゃあ、なぜこの地区に拠点を置くかというと、理由は単純明快。お買い物スポット(サイアムチャトゥチャック)にアクセスしやすく、なおかつリーズナブルなゲストハウスがたくさんあるからです。

直近のバンコク滞在もやはりプロンポンに宿を取りました。今回はそのお話を。

 

ロケーションは……最高? 最低?

私たちの泊まったRezt Bangkok(レスト・バンコク)はBTSプロンポン駅アソークのちょうど真ん中くらい、スクンビット・ソイ22から1本小さな路地へ入ったところに建っています。駅からは徒歩で約10分

ゲストハウスの近くにはランドリーもありますし、コンビニだってセブンイレブンローソンファミリーマートと選び放題。非常に便利な場所です。

それは別にいいんです。問題はそこじゃない。このスクンビット・ソイ22が少々好みの分かれそうな雰囲気でして……。

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スクンビット・ソイ22を知っている方なら、まずはQueen’s Park Plaza(クイーンズ・パーク・プラザ)をイメージされるでしょう。15~20軒ほどバービアが並ぶQueen’s Park Plazaは、まだ日の高い時間帯からお姐さんたちを品定めする殿方で大賑わい。

そんなQueen’s Park Plazaを中心に発展している一画なので、それはもう大変いかがわしく、日本式の風俗店だってチラホラあります。

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私自身こういう歓楽街を見るのはわりと好きなタイプの人間。大人の社会科見学とでも言いましょうか……女の子たちにお金を落とすわけでもないのに申し訳ないです。

そんな私の目(どんな目?)に映ったスクンビット・ソイ22は、とにかく場末感が凄い。ナナ・プラザソイ・カウボーイなど一軍クラスの春を売るスポットに比べると、ここは三軍!? 女の子たちがいなたいんです。そもそもゴーゴーバーバービアを比較すること自体が間違っているのかもしれませんが……。

たま~にハッとするほどの美人さんが立っていようものなら、「この子は何らかのトラブルによって有名店を追い出されたのかな?」と勘ぐってしまうレヴェル。

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どう見てもドラッグで飛んでいる白人オジサンと36時間以上も同じ格好のまま飲み歩き、挙句そのオジサンと2人でRezt Bangkokの隣にある27 Hotelの前で従業員に激怒されている女の子もいました。何があったんだ?

ちなみに窓が鉄格子で覆われた27 Hotelは、不自然に人の出入りが多く、ヤバそうな空気がプンプン。誰かに潜入レポを書いていただきたいです(後ろ暗いことなど何もない健全なホテルだったらゴメンナサイ)。

 

清潔感やファシリティーは文句なし!

……という立地なため、万人にオススメできるわけじゃないながらも、Rezt Bangkokは物凄く快適なゲストハウスでした。

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まず建物全体がピカピカ。2015年オープン(2016年改築)だけあります。プライヴェート・ルームドミトリー・ルームでは棟が分かれていて、必要以上に他のお客さんとすれ違わずに済むのもポイント(*嬢の連れ込みは原則的に禁止しているっぽいです)。

開放感のある中庭がスクンビット・ソイ22の猥雑な感じを忘れさせてくれます。

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お世話になったツイン・ルームは広々していて、冷蔵庫電気ポッドを完備し、シャワーの水圧は強めWi-Fiスピードも良好。さらに隣の部屋や廊下の音も気にならず、大きな窓からは例の27 Hotelもチラ見でき(興味津々!)、どこを取っても申し分なし。

これで1泊3000~4000円前後って(*ホテル検索サイトから予約した場合で、時期によって価格は変動します)、コスパはかなり良いと思います。

なお、いろいろ書いておいてアレですが、治安の悪さはそこまで感じませんでした。ひとりで歩いていると白人のオジ様方からウインクされた程度。嬢の方々もにこやかで、野良猫にエサをあげたり、一緒に遊んだりする姿が可愛かったです。

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ひとつ「おや?」と思ったのは、数日間だけドミトリーに警察官がたくさん宿泊していたこと。最初見た時はビックリしました。「張り込みかな?」とか。しかし、どうやら研修だったみたい。緊張感ゼロ。

それでも中庭やロビーに制服姿の警官がゾロゾロいるとイイ気はしません。中庭でビールを飲んでいてもヘンに肩身が狭くって……。何も悪いことはしていないんですけどね。

私がRezt Bangkokで気になった点はそれくらい。ロケーション的に家族向けではないものの、友達同士カップで利用するぶんにはとても良い宿だと思います。

 

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