引き続きタイコスメをご紹介。今回はSrichand(シーチャン)について。日本でもロフトやハンズ、アインズ&トルペ、PLAZAで取り扱っている老舗ブランドです。
Srichandを取り上げるのは今回が2度目。メーカーの成り立ちや購入できる場所などはこちらの記事でまとめています。
ルースパウダーだけじゃないんです!
Srichandと言えば何はともあれルースパウダー。「マスクをしてもメイクが崩れにくい」といった口コミで、コロナ禍に日本でもバズりました。ぶっちゃけ、それ以外のアイテムはほとんど認知されていません。
流石にタイではいくつかヒット商品があるものの、やはり圧倒的に売れているのはルースパウダー。他がダメなわけじゃないんです。これが優秀すぎるんですよ。
しかし、3代目となる現社長はパウダーのみに売上を依存するつもりなんぞ毛頭なく、公式HPで「もっとさまざまな商品を発表したい」なるメッセージを発信。
その言葉に偽りなく、ここ数年はラインナップを大幅に増やしています。そこで、以下では直近の訪タイでゲットした、ルースパウダーじゃないアイテムをピックアップしてみました。
私はこれを買いました
Skin Moisture Burst Gel
店頭でけっこうプッシュされていたのが水色パッケージのジェルクリーム。①保湿する、②保護バリアで水分を閉じ込めるという2ステップで、小じわを目立たなくし、肌を健康に保ってくれるらしいです。
潤い72時間キープとも書かれていて、ベタつくだろうなと思いきや、テクスチャーは意外と軽め。使い心地は良かったです。
主な配合成分はトレハロース、ヒアルロン酸、グリセリルグルコシド、ツボクサ、アラントイン、スイカ果実エキス。保湿と抗炎症作用に振り切れています。
なお、この商品はアジア人を対象とした累積刺激テスト済み。わざわざ「アジア人対象」との記載があるのは、Srichandがアジア人の肌に合わせて商品開発しているためです。
昨今、メディアで取り上げられる機会も増えてきたタイコスメ。興味はあるけど、自分の肌に合うか(≒肌トラブルが起こらないか)心配な方は、まずSrichandに挑戦してみると良いかもしれません。
50ml入りの定価が455THB。もう1段階小さい14.5ml入りが定価139THB。この2サイズはちゃんとした容器入りです。
さらに、パウチ型お試しサイズ(10ml入り ※写真上)が39THB。ケースなしとはいえ、これを5個買ったほうが50ml入りより安いって……。
値段もさることながら、清潔な状態で使い切れるパウチのほうが断然良いと思うのは私だけですか?
※ただし、価格に関して50mlサイズはよく値引きや1 Buy 1 Getキャンペーンを行ており、一概に10ml入りより安いとは言い切れません。10ml入りがお得なのは、あくまでも定価で比較した場合です。
ちなみに、お試しサイズはわざわざドラッグストアや化粧品専門店に行かずとも、街中のセブンイレブンで買えるメリットもあります。
Super C Brightening Intense Serum
そんなこんなで、パウチ入りの使い切り化粧品が大好きな私が2つ目に手に取ったのは保湿セラム。10ml入りで定価39THBです。
ご参考までに30ml入りは定価が399THBでした。Skin Moisture Burst Gelにも増して値段設定がどうかしています。
シミやそばかすを軽減し、毛穴を引き締めてシワが目立たなくなる効果を謳い、トラネキサム酸、α-アルブチン、シーバックソーンオイルを含んだ本品。7日間の使用で肌質が改善されるとの説明文も記載されています。
質感はとろりと濃いめで、しっかり密着している印象。見た目の変化は自分じゃ判断しきれない部分もありつつ、乾燥肌の私には合ってる気がしました。
Skin Essential Concealer
コンシーラーはポーラのディエムクルールを溺愛している私。他の商品を買う気なんて微塵もなかったのに、パケに惹かれて購入してしまいました。
水彩画家のタケダヒロキさんが手掛けた限定デザインです。110番のサンドがネコ柄、120番のベージュがウサギ柄。わかりやすいところで大ヒットしたザ・セムのコンシーラーと比べるなら、Srichandのほうが若干水っぽくて薄づきです。カヴァー力はセムが上。
逆に言うと、あのペタっと張りつく感じが好きじゃない人にはオススメです。セムより自然な仕上がりかなと個人的には思いました。
上の写真は定価220THBの通常パッケージです。一番濃いカラーの130番はタケダヒロキさんとのコラボがありません。
最後に
漢方薬局から派生したSrichandは、もともと顧客の大半が年配層でした。パッケージを刷新し、若者支持を集め出したのは3代目の社長が就任して以降。
そして、ある程度ヤングの心を掴んだタイミングで、CovereageやTimelessシリーズを筆頭に、ふたたびエイジング系のラインをプッシュしている最中です。
日本の正規販売代理店が扱っていないアイテムも多いので、タイに行かれた際はぜひルースパウダー以外にも目を向けてみてください。きっと各世代の肌悩みにあった製品が見つかるはずですよ。
※以下、これまでに投稿したタイ産コスメのブランド紹介記事のリンクを貼っておきました。参考にしていただけたら嬉しいです。
- Oriental Princess(オリエンタル・プリンセス)はこちらから
- Beauty Cottage(ビューティー・コテージ)はこちらから
- Beauty Buffet(ビューティー・ビュッフェ)はこちらから
- Mistine(ミスティーン)はこちらから
- Karmart(カルマート)はこちらから
- About Herbs(アバウト・ハーブス)はこちらから
- TenTen(テンテン)はこちらから
- IN2IT(イン・トゥ・イット)はこちらから
- Beauti Cute(ビューティー・キュート)はこちらから
- 4U2(フォー・ユー・トゥー)はこちらから
- Cute Press(キュート・プレス)はこちらから
- Plantnery(プラントネリー)はこちらから
- ZENN.TH(ゼン)はこちらから
- Browit by Nongchat(ブラウンイット・バイ・ノンチャット)はこちらから
- Sabai Arom(サバイ・アロム)はこちらから
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