日本でもブレイク間近と囁かれる泰流コスメの魅力を書いた前回のブログに続き、今回から数回に跨ってタイのプチプラ化粧品ブランドをご紹介したいと思います。
なお、このブログを始めて間もない頃より気まぐれに同じ趣旨の記事をアップしてきました。当初は〈私的タイの3大プチプラ化粧品ブランド〉と謳いつつ、予想外にアクセス数が伸びたことを受け、地味に記事数を増やしている格好です。
もしお時間がございましたら、過去回もぜひチェックしてやってくださいませ。
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圧巻の色展開と懐に優しい価格設定
今回取り上げるのはネイルポリッシュ専門ブランドのTenTen(テンテン)。創業はたぶん2013年か2014年あたり……って、曖昧でゴメンナサイ。いずれにせよ、まだ10年も満たないのは確かっぽいです。
独立店舗は存在せず、Big C(ビッグC)やTesco Lotus(テスコ・ロータス)といった大手スーパーの化粧品コーナー、ドラッグストアのWatsons(ワトソンズ)、コスメ専門店のEVEANDBOY(イヴアンドボーイ *詳しくはこちら)で購入可能。
たまにセブンイレブンでも見かけるものの、品揃えが悪く、私はサイアムのWatsonsとかEVEANDBOYとか、なるべく都市部の大型店で買い込むようにしています。
TenTenの魅力は、カラバリの豊富さとお手頃プライス。種類はマット、パール、シアー、そして小さいラメ入り、大きいラメ入りと、テクスチャーがざっくり5つに分かれていて、そこからドドドッとカラー展開されていく感じ。
ヴィヴィッドな原色やネオン系、ナチュラルなくすみ系、ゆめかわなパステル系まで、とにかく圧巻のラインナップです。
気になるお値段は1本12ml入りで36THB(約126円)。さらに、運良く週末セールなどに出くわすと1本30THB(約105円)でゲットできちゃうのですから、そりゃ、普段は選ばない色味でもついついトライしたくなりますよね。
品質はどうなの?
とはいえ、どんなに種類が豊富だろうが、値段が安かろうが、品質が悪ければ元も子もありません。しかしなかなかどうして、使い心地も素晴らしいんですよ。
特筆すべきは発色の良さ。試したことのないシアーはさておき、他の4タイプに関してはわりと見たままの色味に仕上がりました。これって結構凄くないですか?
あとは平筆で塗りやすく、ガサツな私でもあまりはみ出さないのが高ポイント。加えて色ムラにもなりにくいですし、気泡だってできにくいです。
1つ難点を挙げると、ラメが大きいタイプ(*写真上の一番左とその隣)は、あまりにもラメラメしすぎて上手く爪に乗りません。どうしてもゴツゴツしてしまい、これはちょっと失敗。この巨大ラメのシリーズ、見た目はめちゃくちゃ可愛いんですけどね(*器用な方なら余裕で使いこなせると思います)。
また、TenTenの公式HPでは乾きの速さを猛アピールしていました。ただし、トップコートを塗るや否や、すぐに速乾スプレーを吹き付けてしまう私には、このネイルが乾きやすいかどうかイマイチ判断できず……。
ついでに、HPを見てホルムアルデヒドやフタル酸ジブチル、トルエンを一切使用していないという事実も知りましたこれにより「妊婦さんやお子さんも安心して使用できる」らしいです。
あくまでもメーカーが発表している文章を訳してブログに掲載しているのであって、専門知識がないぶん「100%大丈夫!」と断言するのは避けますが、それでも肌や爪への負担が少なく、バラ撒き用のお土産にも良さげだな~と感じた次第です。
専門家の評価も上々
ちなみに、TenTenは東南アジアで大人気の美容雑誌『Cleo』が主催するアワードの年間最優秀寝ネイル賞を、2016年と2017年の2年連続で受賞し、同時期にはフィリピンを皮切りに国外へ進出。
名のある美容ライターさんがOPIやNYXと並べて、TenTenの商品を絶賛している記事も日本のメディアで見かけました。
もともとタイ、とりわけ首都バンコクにはビックリするくらいたくさんのネイルサロンが存在。BTSの駅構内にもあるほどで(*写真上)、爪に対するタイ人ギャルの意識の高さは本当に感心してしまいます。
ところが、サロン派の皆さんもニューノーマルな生活様式によってセルフネイル派にシフトチェンジ。当然、似たような傾向は世界中で起きているはずです。
そんなコロナ時代だからこそ、仕掛け方次第ではTenTenがもっともっと伸びるんじゃないかと勝手に予想してみたり……。
近い将来、日本にも正規流通されることを願いながら、たまに個人輸入している人がいらっしゃるので、気になる方はBuymaや各フリマアプリをチェックしてみてはいかがでしょうか。
そうそう、ちらっと触れたBTS駅構内(具体的にはサイアムやチットロム、プロンポンやスーラサック)を中心に店舗を構えるNail it!は、日本人経営のフランチャイズなんですよね。
たまたまそのバンコク進出をアテンドした方とお話する機会があって、そのへんの話も軽く書こうと思っていたのに……イイ具合に挿めませんでした。Nail it!についてはいつかの機会に。
【お知らせ】東南アジアで買い付けてきたアイテムを販売中。春夏は水着やリゾート服を中心に、秋冬はアクセサリーを中心にラインナップしています。ぜひチェックしてみてください。
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