先月から続けてきた泰流コスメをブランド別に紹介していく企画も今回で一旦終了。しばらくタイへ行けず、新たにレヴューできるアイテムが手元になくなってしまいました。
トリを飾るのは、2018年に日本でも公式ECサイトをオープンしているCute Press(キュート・プレス)。前置きなしに始めます。
どこで買えるの?
Cute Pressの創業は1976年(祝45周年!)。その歴史は意外と長いです。もっとも、タイ国外で注目されるようになったのは2010年代に突入してから。
2011年に人気雑誌Cleo主催のBeauty Hall of Fameを受賞したことが、大きな転機となりました(Cute Pressは2013年にも同賞を獲得)。
そして2010年代半ばにタイ版のCosmopolitan誌が発表するCosmo Kiss Beauty Awardsの美容部門に3年連続で選ばれたのと前後し、念願の海外進出を果たすことに。折しもマレーシアやシンガポール、インドネシアでタイ産コスメがじわじわ流行りはじめじた時期。Cute Pressは泰流ブームの波に上手く乗れたわけです。
その後もカンボジアやベトナムなどにガツガツ販路を拡大しているなか、とはいえやっぱり本国タイで買うのが一番リーズナブル。
MRTラックソーン駅直結のThe Mall Bangkae(ザ・モール・バンケー)や、ラチャダムリのBig C(ビッグC)内に独立店舗を構えている他、Watsons(ワトソンズ)の大型店やEVEANDBOY(イヴアンドボーイ *詳しくはこちら)でも商品を展開しています。
耳より情報としては2個買うと2個目が1THBになるWatsonsの名物キャンペーンの対象アイテムに、Cute Pressが選ばれる確率高し。どうせなら賢くお得にゲットしちゃいましょう。
商品の特徴は?
購買層は20~30代をメインに40~50代も10代もドンと来いといった感じで、幅広い年齢のニーズに応えている印象があります。
それこそ日本公式サイトの主力はサンリオやディズニーとコラボしたヤング向けのシリーズながら、現地のショップには小じわ専用のアイクリームをはじめ、アンチエイジング商品もズラッとラインナップ。
ご丁寧にエイジング・ラインのパッケージはゆめかわ路線じゃなく、落ち着いたデザインなのがありがたい限りです。
歴史あるメーカーだけあって古参の顧客も逃さない努力をしているのか、こういう試みは昨今のOriental Princess(オリエンタル・プリンセス)と重なります。
正直なところCute Pressにはこれと言ったわかりやすい特徴がありません。お財布に優しい点、そして汗や皮脂による化粧崩れを起こしにくい点が強調されているものの、このあたりはタイ産ブランド全般に当てはまること。
だけど、その特徴のなさが実は大きな特徴なのかも。つまりターゲットを絞り込まず、さまざまなライフスタイルや肌タイプに適応し、マルチに使えるアイテムが揃っているんですよね。
ということで、例の如く私が直近の訪タイでゲットしたコスメをいくつかご紹介していきたいと思います。
私はこれを買いました
Soothing Moisture/Brightening Sheet Mask
いつ行ってもだいたい定価59THB(約206円)から30THB(約105円)に値下げされているシートマスクは、Cute Pressの人気商品。リピ買いしています。
保湿重視の右側がアロエエキスとヒアルロン酸を配合したもので、美白重視の左側はレモン由来のビタミンCと同じくヒアルロン酸を配合したもの。
他にもCute Pressのマスクはアンチエイジングを謳ったザクロ、ニキビ予防や毛穴ケアに適したティーツリーの計4種があります。
タイ旅行中は普段以上に紫外線ダメージを意識しなければならず、私はアロエとレモンを交互に使い、どうしようもない時は日本から持参したPOLAホワイトショットのマスクを投入。まあ、完全に気休めですけどね。
Liquid Chrome Eyeshadow
写真下のリキッド・アイシャドウは、定価199THB(約696円)から99THB(約346円)のディスカウント価格で購入しました。全5色ある中、私は肌馴染みが良さそうなRose Quartz(#02)をチョイス。
粒子の細かいラメと水分多めな軽い塗り心地で、自然なツヤが出ます。肌馴染みが良すぎてアイメイクの濃い私にはやや物足りない気もしつつ、アイシャドウ・ベースとしてはなかなか優秀かと。
I'm Just Me Eau De Parfum
私がコロナ前最後に訪店した2020年2月末のEVEANDBOYで、大々的にPRされていたのがこの香水です。ヴァイオレット・ブロッサムにアイリスとムスクをブレンドした爽やかな香りで、そんなに主張は激しくなく、わりと万人受けしそう。
販売員さんには60ml入り(定価499THB/約1746円)をゴリ押しされたのですが、「とりあえずはこれで1回試してみるわ」と4.5mlのミニサイズ(49THB/約171円)にしておきました。
香水って普段あまり付けないくせに、つい欲しくなってしまうんですよ。よって、フルボトルを買っても使い切れた試しがありません。私にはお試しサイズで十分。
以上がCute Pressにまつわるお話でした。次はここ数回のブログでたびたび名前が登場していた化粧品専門店のEVEANDBOYを取り上げる予定。ブランド直営ショップをハシゴせずとも、ひと通りあれこれ物色できます。
でもその前に、これまでにアップした以下のタイコスメのメーカー別紹介記事もチェックしていただけたら嬉しいです。
・Oriental Princess(オリエンタル・プリンセス)はこちらから
・Beauty Cottage(ビューティー・コテージ)はこちらから
・Beauty Buffet(ビューティー・ビュッフェ)はこちらから
・Mistine(ミスティーン)はこちらから
・Karmart(カルマート)はこちらから
・Srichand(シーチャン)はこちらから
・About Herbs(アバウト・ハーブス)はこちらから
・TenTen(テンテン)はこちらから
・IN2IT(イン・トゥ・イット)はこちらから
・Beauti Cute(ビューティー・キュート)はこちらから
・4U2(ビューティー・キュート)はこちらから
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