『私的チャトゥチャック・ウィークエンドマーケットの攻略法』と題し、日本人旅行客にも大人気のこの巨大マーケットで迷子にならないコツ（初級編）をお伝えしました前回の続きです。
迷路のように入り組んでいて、お客さんで溢れ返り、季節によっては超高温多湿……と、お世辞にも快適とは言い難いチャトゥチャック市場（Chatuchak Weekend Market）。
それでも、どうにかこうにかスムースに買い物できるよう実践している私の行動パターンを、今回はご紹介したいと思います。
狙い目の時間帯は?
お昼時になるとこの市場は大混雑。なので、開店直前から午前中にかけてと、夕方（特に日曜の終わりがけ）を狙って買い物するようにしています。そうすることで、私は1日のうちもっとも暑い時間帯を避けてきました。
ガイドブックには「営業時間が9時～18時」と書かれていますが、朝8時頃から品出しを始めるお店がチラホラ。早めに行って良さげなお店の目星をつけておくも良し、さっそく朝イチでショッピングを開始するも良し（※準備中であってもほとんどのショップが商品を見せてくれます）。
夕方に関しては、16時を過ぎると客が引きはじめ、店じまいの準備に取り掛かるショップも増えていくため、15時半あたりから勝負をかけるのがオススメ。
取り置きしてもらおう!
奥へ進めば進むほど通路が狭くなるチャトゥチャック。大きな荷物を抱えながらここで買い物を続けることは、はっきり言って地獄です。
もしバラ撒き用のお土産などを大量購入した場合は、お店に取り置きして帰り際にピックアップするのもひとつの方法。
在庫確認に時間がかかりそうな時も、私は「後で取りに来るから」とデポジットを支払い、時間の節約をしています。もっとデキるバイヤーさんなら、事前に日本からメールを送って準備しておいてもらうんでしょうけどね。
大きな荷物を持ったままウロウロしないのには、こちらの労力的な問題以外にも利点があります。市場内はスリが多く、なおかつ、会計は基本的に現金。
荷物が多ければ多いほど「キャッシュを持ち歩いていますよ」と泥棒にお知らせしているようなものなんですって。買い物袋が膨れてしまった際は特に注意するよう、お店の方が教えてくれました。
また、取り置きのお願いをしにくかったら、MRTチャトゥチャック・パーク駅の1番出口にあるコインロッカーを活用してみてはいかがでしょうか?
とにもかくにも、できるだけ手が空いている状態にしておくことが、快適性においても、安全性においても、物凄く重要になってきます。
諦めも肝心
先ほども書いた通り、お昼を前後してチャトゥチャックは激混みします。その様子を例えるならば全盛期の渋谷109のセール並み（この例えは年齢がバレるな）。思い通りに前へ進めず、加えてめちゃくちゃ暑いです。
そんな状態でお店を回っても体力と時間を消耗するだけ。しかも、店員さんは大忙しで接客がテキトーになり、値切れるものも値切れなくなります。
であれば、ここは思い切ってその場を離れましょう。私は一度ホテルへ戻り、涼しい場所でランチを食べ、シャワーを浴びて、何なら小一時間お昼寝するようにしています。
宿に戻るのが困難な場合は、近隣のJJ MallやMixt Chatuchak、DD Mallといった冷房の効いた場所へGO（※詳しくはこちらとこちらから）
メインゲート付近にあるマーケット内のゴハン屋は不味くて安くもなく、価格も高めですしね。無駄に粘っても損をするのがオチ。時には諦めも肝心です。
余談ですが、軒並み低クォリティーなゴハン系の屋台に対し、場内のいたるところにあるココナッツ・アイスのお店やジュース・スタンドは普通に旨いです。
なかでも私がついつい買ってしまうのはパッション・フルーツのジュース。疲れた身体に酸味が染みて、かなりリフレッシュできます。ぜひお試しあれ。
帰りの電車でもうひと工夫
帰り際の駅で最後の関門が! そう、切符売り場です。小銭を持っていれば券売機で比較的スッと購入できますが、窓口だと切符を買うのに結構並びます。これが本当に苦痛で……。
行きしなに帰りの切符もゲットしておくか、BTS利用であればラビットカードを、MRT利用であればMRTカードを作っておくのが良いと思います。
ラビットカードを作った時の様子は過去のブログにアップしていますので（詳しくはこちら）、良かったら参考にしてみてください。
そんなこんなで、チャトゥチャック市場をより快適に過ごすための私なりの方法でした。なかなか現地まで足を運べないという方でタイ水着やアクセサリーをお探しなら、FAR-OUTというECサイトで取り扱っていますよ。
……って、最後は思いっきり宣伝でゴメンナサイ（笑）。
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