バンコクの人気お買い物スポット、チャトゥチャック市場(Chatuchak Weekend Market)。広大な敷地面積にゴチャゴチャとお店が密集し、しかも通路が狭くて最初のうちは迷子になりがちでしたが、4回目くらいからやっと「いまどのへんを歩いているのか」把握できるレヴェルにまで到達しました。
というわけで、今回は私なりのチャトゥチャック攻略法を書きたいと思います。まあ、めちゃくちゃ初歩的なんで、何とな~く読み流してください。決して業者さん向けの記事ではないです。
地図を頼ろう
元も子もない言い方をすると、「自分の感覚だけで何とかしよう」と思わないことが攻略への近道。最寄りのBTSモーチット駅かMRTチャトゥチャック・パーク駅から行く際は、小さいゲートから入ることになると思います。
この時、すぐにショッピングを開始しようとはせず、一度★印を付けたメインゲートまで行ってください。ちなみに、できるだけ混雑を避けたい方は、BTSサパンクワイ駅からアクセスするのがオススメです(※サパンクワイからの行き方はこちらから)。
なぜメインゲートまで行くべきなのか。それはマーケットの全体図を俯瞰するため。上掲のマップをまず確認しましょう。なお、一応エリアごとに何が売られているか区分けされています(写真だとわかりづらくてゴメンナサイ)。
ただし、これがかなり曖昧というか、鵜呑みにしちゃダメなヤツです。大まかには合っているものの、お茶やスパイスが売られているお店も、洋服屋も、民芸品屋も飛び飛びでいろいろなところに存在。
例えば私がよくチェックする水着屋は、⑧と⑪と㉔と㉕あたりにちょこまかあります。といった具合なので、あまりカテゴリーは気にせず、ざっと市場全体の形を頭に入れておきましょう。
次にメインゲートで行うのが、無料で配布している写真上のガイド冊子をゲットすること。いざという時にこれが役に立つんです。オススメの活用術は次の項目で。
お店の人を頼ろう
それではいざお買い物へ! 一番良い方法は、気に入ったアイテムがあったらその場で即買ってしまうに尽きます。
とはいえ、1万5000以上の店舗が軒を連ねるこの市場。「いまここで買っても、他にもっと良いものと出会えるのでは?」と迷いが生じることだってありますよね。
いくら単価が安いからといって無駄な買い物はしたくないですし、帰りのスーツケースに詰め込める荷物の量は限られていますし……。
Thailand PostやDHLなどを利用して日本に送ってしまうのも手ですが、わりと高くつくので(※Thailand Postで発送した時の記事はこちらから)、バンコクでわざわざショッピングした意味がなくなる可能性もゼロではありません。
そんな時にさきほどのガイド冊子が役に立ちます。「荷物になるから帰りに寄るね」とか何とか店員さんにテキトーなことを言い、冊子内の地図に今いる場所をチェックしてもらいましょう。どこのお店も筆記具ぐらいは常備しているので、ペンを忘れても問題ありません。
また、こういうやりとりが面倒臭い場合は、ショップカードをもらうのもアリです。カードにマーケット内の住所的なものが書かれているため、それを頼りに出直せばお目当ての店まで辿り着けるはず。
さらにそれすらも面倒な方は、通路のいたるところに設置された案内板をスマホにパチリ。入り組んだ通路にもひとつひとつ番号が振ってあり、地図と照らし合わせることでお見せの場所を確認できます。
最初の1~2回はこれらの方法を取らず、自分の記憶を頼りにお店を探し、市場内のグルグル回っていました。が、それが迷子になる原因だと悟ったのです。
メイン通りは一般客向け
攻略法ラストの項目はオマケ的な感じ。チャトゥチャックはメイン通りが一般向け、狭い通路に入っていくほど業者向けになるそうです。
これはあくまでもマーケットで働く人から聞いた話で、裏取りはしていないんですけどね(※業者向けの店であっても、一般向けに販売してくれますし……)。でも大まかな傾向としては、あながち間違っていないと思われます。
買い付け目的で同じアイテムをまとまった数ゲットしようと思っても、メイン通りのお店にはそこまで在庫がなかったケースも多々。逆に中へ行けば行くほどある程度の在庫数を確保していて、それなりの点数を買えば値引き率もより上がった気がします。
複数買いするなら、奥へ奥へ攻めたほうがお得にショッピングできる確率アップなんてこともチラッと頭の片隅に置いておくと良いかもです。
以上、超初歩的なチャトゥチャック・ウィークエンドマーケットの攻略法でした。次回は『私的チャトゥチャックの過ごし方』をまとめてみます。よろしければ、ぜひ併せてご覧くださいませ。
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