FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

旅のこととか、旅に関する本のこととか。

タイで手軽に買える韓国コスメのLeaders

ブログの立ち上げ当初より不定期でプチプラのタイコスメを紹介してきた流れで、直近の投稿ではPlantnery(プラントネリー)、ZENN.TH(ゼン)、Browit by Nongchat(ブラウンイット・バイ・ノンチャット)を取り上げました。

が、今回は少し視点を変え、タイでお安く購入できる韓国発Leaders Cosmetics(リーダース・コスメティック)に注目したいと思います。

 

タイでは割高な韓国コスメ

タイでも韓国コスメは大人気。Innisfree(イニスフリー)やMissha(ミシャ)、Etude House(エチュード・ハウス)、など定番はもちろん、LAKA(ラカ)をはじめとした比較的新しいブランドも普通に流通しています。

セミセルフ型の化粧品店では韓国コスメの専門コーナーが設けられ、ラインナップは日本と同等か、もしくはそれ以上に豊富。ただし、価格は割高で、タイの物価で考えたら若干引くレヴェルの値段設定です。

というのも、タイは輸入関税の高い国。昨今の経済成長を受けて、やっと税率も引き下げ傾向に動き出したものの、やはりそこには自国の産業を優先させる政府の狙いが色濃く反映されています。

したがって、日本未入荷品を探している人でない限り、日本人がタイまで行って韓国コスメを買う必要はありません。損します。

なお、タイの若い女性もトレンドに敏感な子ほど、「本当は韓国コスメを買いたいよ」と考えている方が多そうな気配。スワイメイクだ何だと国内の化粧品業界が盛り上がってきたとはいえ、タイコスメは韓国オマージュが多く、パッケージにも頻繁に〈Korean Style〉みたいな宣伝文句が踊っています。

わざわざ書くってことは、「韓国コスメに手を出せないから韓国風のタイ産で手を打とう」といった消費者層を狙っているのでしょう。

 

ドクターズ・コスメに強い販売代理業者

そんななか、例外的に安価な韓国コスメもチラホラ。そのうちの1つが本稿の主役であるLeadersです。別にパチモンではなく、Idea Matter(アイデア・マター)なる企業がタイでの販売代理を担っています。

この会社はReal Barrier(リアル・バリア)やAtopalm(アトパーム)もライセンス・リリース。扱っているブランドは韓国のドクターズ・コスメばかりです。

Idea Matterが契約しているブランドでもLeaders以外は格段に安いわけじゃありません。Leadersだけが飛び抜けて安い理由は不明。タイで製造している雰囲気でもなく、私が購入した商品はすべてMade in Koreaでした。

 

どこで買えるの?

2003年に皮膚科医が立ち上げたLeadersは、世界35以上の国や地域に進出。ドラッグストアバラエティストアで購入できる日本と同様に、タイでもBig C(ビッグC)やWatsons(ワトソンズ)、EVEANDBOY(イヴアンドボーイ)、Beautrium(ビュートリアム)、さらには一部のコンビニにも置かれています。

 

私はこれを買っています

Sheet Mask

Leadersの主力商品はシートマスク。2018年のデータによると、年間で累計1.6億枚を売り上げたらしいです。

写真下はIntense Plus Maskシリーズのうち、シミやくすみを緩和するBrightと、肌の炎症を抑えるCica。他にも保湿や抗皮脂、ニキビ対策など、用途別にいろいろな種類が出ています。

一応、定価は49THB(約200円)。けれども、この数字は無視してOK。コンビニを除き、大概は24THB(約100円)で買えます。

ちなみに、Essentialシリーズ(※写真上)やI’m Phytoシリーズの定価は89THB(約360円)。でも、実際は前者が25THB(約100円)で、後者は39THB(約160円)。

ご参考までに、日本のAmazon楽天Qoo10の公式サイトでは10枚入りで1600~3800円の価格帯でした(※現在、1枚ずつの販売は中止している模様)。日本と比較してべらぼうに安い感じではないです。

しかし、旅行用に日本から持参するのは意外と面倒臭い。水分たっぷりのシートマスクは重いし、かさ張ります。よって、私はほぼほぼ現地調達しています。

 

PHA Sleeping Mask

続いてのリピ買いアイテムは、20ml入りのスリーピング・マスク。以前は日本でも売られていたようですが、いまは正規流通なし。あったとしても、10~20パックのセット販売している並行輸入業者がわずかにネット検索で引っ掛かる程度です。

タイでは少量サイズのパウチ入りコスメが充実。口紅もティントもファンデもセラムも、あれこれパウチ式で出ています。

パウチ式の何が良いって、フレッシュな状態のまま衛生的にコスメを使い切れる点。言わずもがな、スリーピング・マスクもスパチュラいらずです。

抗酸化作用や保湿力を高めてくれるPHAを配合したこの商品は、くすみやシミ対策を謳ったBrightning※写真左)、肌にハリを与えるRegeneration※写真右)、肌の油分を取り除くAC Careアンチエイジング効果が期待できるKombucha Antioxidantの全4種類。

定価69THB(約280円)のところ、こちらも類に漏れず値引きされて34THB(約140円)です。あまりの安さに品質が気になりますよね。

BrightningとRegenerationに関してはあまりベタつかず、使い心地良好。特にRegenerationは翌朝の肌が心なしか柔らかくなりました。

幸いにも私はニキビ悩みがないため、端からAC Careはスルー。Kombucha Antioxidantは運悪くいつも欠品していて、まだ試せていません。悪しからず。

 

まとめ

そんなこんなで、訪タイ中にけっこう使えるLeaders Cosmetics。いくらタイコスメが流行っていると言っても、旅先でいきなり現地の基礎化粧品を使うのは勇気がいるはずです。

けれども、日本でお馴染みの韓国コスメであれば、ハードルがグンと下がるのではないでしょうか。

日焼けだったり、水の相性が合わなかったり、旅行中は肌トラブルに見舞われがち。タイで何かあった時には、コンビニドラッグストアに駆け込み、Leadersで応急処置するのも手だと思います。

最後にオマケ情報。Leadersと同じ韓国の皮膚科医が開発したBanobagi(バノバギ)あたりもタイで安く買えます。このへんの販売状況やオススメ商品についてはまたいつか。

 

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