FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

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カンチャナブリーの観光スポットまとめ -後編-

前回の続き。昨年末から投稿していたカンチャナブリーの観光スポットを前後編に分けて距離別に整理しています。

カンチャナブリー駅を起点とした20km圏内の名所/珍所はこちらのページにて。後編にあたる今回は、20kmより先へと足を運んでみましょう。

 

市街地から20~30km圏内

Giant Monkey Pod Tree(ムアンカーンチャナブリー郡)

古くから地元の人に崇められてきた樹齢100年以上のご神木、Giant Monkey Pod Treeジャイアント・モンキーポッドツリー/ต้นจามจุรียักษ์)。対面してみると予想していた以上に巨大です。

県内ナンバー1のパワースポットとの呼び声も高く、モンキーポッドの木言葉/花言葉にあやかって夫婦円満安らぎといったご利益に預かれるかも?

一応、住所的には県庁所在地のムアンカーンチャナブリー郡の中とはいえ、市街地からはそこそこ遠いです。けれども、に囲まれ、にもたくさん遭遇できる道中はツーリングにピッタリ。移動時間も込みで楽しめます。

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Wat Tham Phuwa(ムアンカーンチャナブリー郡)

前回の記事でも取り上げたWat Tham Khao Poonを市街地と逆方向へ15km進んだあたりに建つWat Tham Phuwa(ワット・タム・プワー/วัดถ้ำพุหว้า)。真新しくピカピカな外観に若干の新興宗教っぽさを感じつつも、鍾乳洞は圧巻でした。

ちなみに、洞窟内の順路は整備されていて、ご年配の方お子様連れでも安心。さらには閉所&暗所恐怖症の方も比較的ストレスなく見学できるかと思います。

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市街地から30~40km圏内

Wat Khao Sung Chaem Fa(ターマカ地区)

市内中心部から南東方向へ30km強進んだ先にドーンッとそびえるWat Khao Sung Chaem Fa(ワット・カオスーン・チェームファー/วัดเขาสูงแจ่มฟ้า)は一風変わった親日派の寺院。

タイ様式のお寺の一画に、何の脈略もなく伏見稲荷千本鳥居鎌倉大仏を模したオブジェのある日本庭園が出現します。

日本人の私たちには疑問でいっぱいの珍光景も、タイ人には大ハマリ。週末には大型観光バスがバンバン乗りつけ、老若男女問わず自撮りしまくっているとか。

摩訶不思議な日本庭園以外にも、涅槃像ガネーシャラーフ神など、1つ1つスケールが大きく、見応えたっぷり。行って損はないでしょう。

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Wat Khao Chong Pattanaram(ターマカ地区)

Wat Khao Sung Chaem Faへ行った際に併せてチェックしておきたいのがWat Khao Chong Pattanaram(ワット・カオチョーン・パタナーラーム/วัดเขาช่องพัฒนาราม)。原付で10分くらいの距離です。

こちらもSNS映えする寺院。とりわけ目を引いたのは、誕生曜日ごとのカラフルな守護仏です(メコン川流域の国々では誕生曜日を凄く大事にしています)。

田んぼに囲まれたロケーションも素晴らしいし、敷地面積も程良いし、あまり外国人ツーリストにも知られていない様子だし、お寺の住職や地元信者の方のウェルカムな雰囲気も癒されるし、自分的にはとてもグッと来たお寺でした。

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市街地から40~50km圏内

Wat Khao Yai(ターマカ地区)

前項のWat Khao Chong Pattanaram以上に私の心を鷲掴みにしたWat Khao Yai(ワット・カオヤイ/วัดเขาใหญ่)。お隣ラチャブリーとの県境近くにひっそりと佇み、人気観光都市のカンチャナブリーにおいても、ここまで訪ねてくる外国人はほとんどいません。

私たちがよほど物珍しかったのか、修行の合間を縫って少年僧スマホの翻訳機能を駆使しながらあれこれ話しかけてくれました。

総じてお坊さんはゆるゆる(皆さんホント和気藹々と修行されていました)、各種セメント像は絶妙なヘタウマ感で、B級スポット愛好家にも喜ばれそう。ついでに、小高い山に沿って建てられ、眺めもナイスです。

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Tham Krasae Bridge/Krasae Cave(サイヨーク地区)

Tham Krasae Bridge(タムクラセー橋/สะพานรถไฟ)は、泰緬鉄道(現・ナムトック線)屈指の人気スポット。

旧日本軍の指示により岩山を強引に削って建設された木造橋は、いまでも現役バリバリで使われています。列車の通過時以外は線路の上を自由に歩け、なかなか珍しいアングルで写真が撮れるため、SNSでバズリ中。

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Sai Yok Elephant Park(サイヨーク地区)

Tham Krasae Bridgeの3km圏内にはゾウの保護施設が2か所存在。私とツレは、ツアーでよく使われるElephant Haven Thailand(エレファント・ヘヴン・タイランド)じゃなく、Sai Yok Elephant Park(サイヨーク・エレファント・パーク/ปางช้างไทรโยค)へ行きました。

ここはあくまでゾウさんの幸せを一番に考える場。ゾウ乗り体験も、曲芸もありません。迂闊にも飛び込みで訪問した私たちは、エレファント・ケアのプログラムに参加できませんでした。しかし、予約せずとも餌やりだけだったらいつでもできます。入園料はフリー。

1回100THB(約400円)の餌やり体験でもわずかばかりの慈善活動にはなりますし、何よりゾウさんたちがめちゃくちゃ可愛いので、Tham Krasae Bridgeへ訪れた折にはぜひ寄ってみてください。

お時間のある方は施設の中のコテージに宿泊し、がっつりゾウさんのお世話をするのも◎! バンコクからも専用ツアーが数多く組まれています。

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最後に

以上、2回に跨ってカンチャナブリーの観光スポットをまとめてみました。前回の冒頭にチラッと書いた通り、Erawan Waterfall(エラワンの滝/น้ำตกเอราวัณ)やSai Yok Yai Waterfall(サイヨーク・ヤイ滝/น้ำตกไทรโยคใหญ่)、Mon Bridge(モーン・ブリッジ/สะพานมอญ)をはじめ、超メジャーな観光地が一部抜け漏れています。

立地的な問題で諦めたMon Bridgeは例外として、タイ人が入場無料(もしくは50THB以下)なのに、外国人価格を300~500THB以上に設定している国立公園系はあっさりスルーしました。

予算の都合に加え、訪問時期のタイミングも毎度合わないんですよね……(※タイで滝を見るならダントツで雨季がオススメ)。

また、気になっている地獄寺の1つ、Wat Sa Long Ruea(ワット・スラロンルア/วัดสระลงเรือ)にも行きそびれたままです。

カンチャナブリーは首都圏からバスで2時間ちょっと。バンコク旅行の合間で数泊のショート・トリップするのにピッタリで、間違いなく今後もちょくちょくお邪魔するはずです。

それに伴い、このまとめ記事も随時更新していく予定。「中途半端な状態でアップしてゴメンナサイ」な気持ちと同時に、カンチャナブリーの中でも行きたい場所がまだまだわんさかあることを再確認し、いま謎に興奮しています。

 

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