バンコク滞在がある程度まとまった日数になりそうな場合はスクンビット・エリアで宿を取るのですが、経由地として1~2泊するだけならばカオサン周辺に泊まりがち。費用をだいぶ抑えられますからね。
で、以前に同ブログでも紹介したKhaosan Art Hotel(カオサン・アート・ホテル)をカオサン地区での常宿にしていた私たち(*詳しくはこちらから)。しかし、昨年末くらいからどの予約サイトをチェックしてもArt Hotelの割引率が低くなってしまって……。
ぶっちゃけArt Hotelは部屋も狭いし、水圧も弱いし、「こりゃ新たな常宿を探さなきゃ」ということで、試しに2か所ほど泊まってみました。
New Siam Guest House I
まずはNew Siam Guest House I(ニュー・サイアム・ゲストハウスI)から。場所はKhaosan Art Hotelの斜め前です。
参考までに、トリップアドバイザーの評価がArt Hotelだと4.0なのに対して、こちらは3.5。1泊の値段はBooking.comで約1700円です(同日のArt Hotelが約3000円)。
ベッドの幅がやや狭かったせいか、この価格帯のバスルーム付きツインルームにしては部屋全体が広く感じました。バックパック/スーツケースも広げられます。
エアコンに加え、シーリングファンが付いていて、暑がりの人も安心!? シャワーの水圧も申し分なしです。マイナスな面はWi-Fiが途切れがちなこと。これはちょっと痛い。
部屋の壁だけじゃなく、廊下も白を基調としているNew Siam~。私は「それなりに清潔感があるように見えて良いじゃん」と思ったものの(*決してピカピカなわけじゃないです)、ツレは「病院みたい……」と言っておりました。このホワイト問題は評価が分かれそう。
ついでに、各フロアには灰皿が設置されています。建物内は禁煙という施設が多いなか、愛煙家の皆さんにとっては嬉しいポイントなんじゃないでしょうか。
また、ベッドメイクの人が非常階段で寝ていたり……と、高級ホテルでは決してお目にかかれない安宿らしい緩さも個人的には嫌いじゃなかったです。
A&A Guest House
続いてはランブトリ通り沿いに建つA&A Guest House(AアンドAゲストハウス)。バスルーム付きのダブルルームが1泊1900円で、トリップアドバイザーの評価はNew Siam~と同じ3.5でした。
New Siam~に比べると部屋は狭いです。ツインorダブルルームの場合、Art Hotelが15m²、A&Aが16m²、New Siam~が18 m²。
築年数がまだ7年しか経っていないわりにはボロさを感じました。あまり清掃が行き届いていない(!?)気も……。
まあ、余裕で許容範囲。例えば排水溝が激しく臭いとか、ゴキブリが……とか、そういうレヴェルではありません(*Gに関しては雨季に訪れると遭遇してしまうかも?)。
A&Aの良かった点は部屋にミニ冷蔵庫がついていたこと。このクラスのゲストハウスでは珍しいかと思います。
タイではアルコールの販売時間に制限があるため(*詳しくはこちらから)、酒好きであれば冷蔵庫の有無を気にせずにはいられない!?
そうでなくても、寝起きに冷たい水が飲めるのは本当にありがたいです……って、「どれだけ程度の低い話をしているんだよ」という感じですが(苦笑)。
それともうひとつ、2階のテラス(共有スペース)がイイ雰囲気でした。風に当たりながらここで飲むビール、最高です。
結局のところ、トリップアドバイザーの3.5評価も4評価も私からしたら大差ナシ。コメントも含めてあんまりアテにするもんじゃないってことを学びました(Khaosan Art Hotelを称賛する声が多いのはなぜ?)。
Khaosan Art Hotelに謎の愛着を抱いていたツレの意向は無視し、今後はこの2つのどちらかをカオサン地区での常宿にしようかと考えています。
ぶっちゃけ、このエリアには1~2泊するだけなので、シャワーからお湯が出て、そこそこキレイに保たれているベッドで寝られて、騒音が酷くなければ、私はOKなんですよね。
そうそう、〈New Siam Guest House I〉と謳っているくらいですから、New Siam~には〈II〉〈III〉もあります。次回はまずそちらを試してみようかな。
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