「ここ数年カオサン地区で客足を伸ばしている話題のスポット」としてランブトリ通りを取り上げたばかりですが(*詳しくは前回のブログにて)、本音を書くとカオサン周辺の中で私がいま注目しているのはランブトリ通りじゃなくサムセン通り。
カオサン通りを背にチャクラポーン通りを直進し、バンランプー運河を渡ったところにあるこの一帯を、「近々じっくり攻略してみよう!」と考えているところです。
サムセン通りってどんな場所?
全体的に建物が古く、街並みはひと昔前のバンコクへタイムスリップしたような感じ。ランドリーや食堂など、カオサン/ランブトリ通りに比べたらやや物価も安いっぽいです。
ゲストハウス群のすぐ隣には地元の方々の居住空間が広がっていて、生活臭がムンムン。「いかにもバックパッカー好みな風景だな~」と思いました。
カオサン通りが完全に観光地化し、ランブトリにまで人が流れ出した現在、のんびりしたい派のツーリストにオススメしたい場所こそサムセン通りなのであります。
もっとも、写真映えするわけでもなく、有名スポットがあるわけでもなく……ガイドブックには載らないような地味エリアながら、ベタなタイ旅行から一歩ディープなところへ迷い込んでしまった的感覚が、スキモノにはたまらないはず。
そんなサムセン通りをぶらり散歩していると、「カオサン近辺に泊まるなら絶対にランブトリ通り沿い!」なんて決めていた私にさえ、「サムセン側も良さそう♡」と浮気心がムクムク湧いてきました。
サムセン通りでの食事
そもそもサムセン通りに足を踏み入れたきっかけは、カオサンや、そのすぐ近くの通り(ランブトリ/プラアーティット/クライシ/タニなど)のゴハン屋さんにちょっと飽きてきたから(*もちろん気になるお店はまだまだたくさんありますし、制覇するには程遠いです)。
「ならば気分展開に橋を渡って向こう側へ行ってみよう」とトリップアドバイザーでザックリ検索し、JOK POCHANA(ジョーク・ポーチャナー)というお店に目星をつけて向かってみました。
が、残念ながら定休日……。するとJOK POCHANAの横のゴハン屋から店員さんが出てきて、私たちを手招きするじゃありませんか。お客さんもそこそこ入っていたので、「まあ、大丈夫だろう」とここであっさり手を打つことに。
お店の名前はJENG NOODLE(ジェン・ヌードル)。周りにゲストハウスが多いだけあって、英語/中国語/韓国語の表記もあります(確か日本語は書かれていませんでした)。
店名に〈NOODLE〉って付くくらいですから「麺料理をプッシュしているのかな!?」と判断し、私は写真下の豆腐入り汁麺(60THB/約215円)をチョイス。多種の野菜と歯応えの良いナッツ類が良いアクセントになっていて、噛んでいて楽しかったです……って、どんな感想だよ(笑)。
ダイエット食みたいな見た目に反し、かなりの満足感を得られました。味付けが優しく、日本人ウケしそう。
なお、このお店はベジタリアン・メニューが豊富。オイリーな屋台グルメで胃が疲れた頃に救世主となってくれそうなラインナップです。
上の写真はツレが頼んだマッサマン(80THB/約290円)。ライスは10THB(約36円)です。こちらも野菜ごろごろ系で美味しそう。
後日、味の感想を訊いてみると、「こだわりの強い名店で出てくるような、さまざまなスパイスが効いた複雑な味ではなかったけど、庶民的な味で美味しかった」と明らかにウロ覚えっぽい顔つきで答えてくれました。ふんわりした感想しか載せられなくてゴメンナサイ。
次に狙うはREGGAE BAR!
定休日だったJOK POCHANAや、もっとローカル向けの食事処も探してみたいと思いつつ、私とツレが次にマストで行こうと思っているのは、時間の都合で立ち寄れなかった下の写真のレゲエ・バー。店の名前は超シンプルにREGGAE BARです。
このヤード感、最高じゃないですか!? めちゃくちゃ好み! 年期の入ったバックパッカーの方なら、在りし日のカオサンを思い出すかもしれません。
ちなみにホステルも併設されていたものの、いきなり泊まるとなると私には若干ハードル高め(笑)。まずは軽く飲みがてら中の様子を偵察してきます。
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