FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

旅のこととか、旅に関する本のこととか。

シェムリアップでサイクリング【その2】~63号線沿いのB級スポットに脱力編~

このシェムリアップ滞在では遺跡巡りを行わず、マウンテンバイクに乗っていろいろ探検してみようと決めた私たち。前回のブログでは自転車のレンタル方法アンコールワット通り周辺の模様をお伝えしました(*詳しくはこちら)。

第2弾となる今回はシェムリアップ川沿いの63号線を南下するコースです。最初に書いておくとB級スポットのオンパレード。

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コロナウィルスのせいで旅行したくてもそれが叶わない昨今、この記事を観てゆる~くレジャー気分を味わっていただければ幸いです。

そして自粛ムードから解放された暁には、ぜひカンボジア観光の参考にしてください……と言いたいところですが、たぶんあまり参考にならなそう(苦笑)。

 

マイナーなほうのワニ園

オールド・マーケットを背にして63号線をトンレサップ湖方面へ6.5kmほど走ると、右手側に比較的よく知られたクロコダイル・ファームが現れます。

外観はこんな感じ(↓)。

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B級度で言ったらこちらもかなりのもので、園内にはワニ革のショップがあったり、ワニ肉を食べられるレストランがあったりと、少々エグめ。

私たちが行ったのはそれよりも約1.5km手前の左手側、シェムリアップ川を渡った場所にあるクロコダイル・ファームです。一応、上に地図も貼っておきました。

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手作り感満点の看板からして不安がいっぱい。「本当にここであっているのかな?」と疑問を抱きつつ恐る恐る突入してみました。

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自転車を止めるや否や、突然の来客に驚いた様子でお母さんがぎこちなく手招き。

しばらくして奥から案内役のお父さんがパジャマみたいな恰好のまま登場です。明らかに寝起き。

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生活臭がムンムン漂う民家の間を通り抜けた先には、こんな光景が広がっていました。いやいや、ちょっと凄すぎるって! 民家の横で急にこれ? あまりのギャップに脳が混乱です。

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なお、ここではワニ革製品じゃなくワニの歯(1本1ドル)で売りつけられました。もっとも、用途がわからずやんわりお断りしましたけどね。するとお父さんとの会話が途切れ、何となく居心地が悪くなったため、そそくさと退散。

滞在時間は15分程度で、2ドルの入場料を高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれでしょう。でも結構な衝撃を受ける珍スポットであることは確かです。

 

写真映えするロータス

さて、63号線をさらに南下し、小さいほうのクロコダイル・ファームから3kmくらい直進。今度は蓮畑が見えてきました。

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この一画にBridge Of Lotus(ブリッジ・オブ・ロータス)という看板(またしても手書き!)を見つけ、フラッと立ち寄ることに。

エントランス料は1人2000リエル(=0.5ドル)です。

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名前の通り蓮畑に橋が架かっていて、間にちょっとした小屋がポツポツ建っています。小屋の中ではドリンクを注文することも可能。

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橋の一部には穴が開いており、期せずしてスリルも味わえました。歩くたびに足元がギシギシ鳴り、「身体の大きい人だと底が抜けるのでは?」という不安定さ。

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蓮の他にもさまざまな植物が観察でき、とても心癒される場所です。写真映えもバッチリ。そういえば、そこらへんに生っているオクラをムシャムシャ食べていた人も。ワイルド~!

 

ハンモックの上でまったり

Bridge Of Lotusの周辺にはハンモックを吊したレストランがいくつか並んでいます。飲み物だけでもOKだったので、ここらで休憩といたしましょう。

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お店の名前はAny Penh Chet(アニー・ペン・チェット)。オールド・マーケットからは約8kmの距離です。

Wi-Fiも良好だし、ダラダラするのに持ってこい。ダラダラするどころか、お昼寝しに利用させてもらった感じですかね。

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価格はビールが2ドルで、水が1ドル。物価を考えたらやや高め。行くたびにフルーツ・シェイク(2ドル)を頼んでみるも、毎回「今日はない」と断られました。

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また、アイスコーヒー(1.5ドル)をオーダーしたところ、待てど暮らせど出てくる気配ゼロ。何度か催促してみたもののその都度はぐらかされ、結局アイスコーヒーとは対面できませんでした。

ちなみに、周りの席ではチュナンダイカンボジアの鍋料理)を頼んでいるお客さんが多かったです。しかしこれもなかなか出てこず、皆さん一様にイライラ。なかには帰ってしまうグループまでいました。

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店員さんが不愛想とか、そういう感じでは決してないです(むしろ笑顔が激カワイイ!)。が、とにかく1つ1つアクションが遅い。時間に余裕がない人は行っちゃダメな店です。ここでは腹を括って思う存分カンボジア・タイムを楽しみましょう。

ポジティヴに言うと、お店の人が必要以上に各テーブルを見回らないこともあって、いくらでも長居できます。

 

以上が自転車で行く63号線沿いのB級スポット紹介でした。ガイドを付けて遺跡巡りをするのとはまたひと味違ったシェムリアップでの過ごし方――個人的には物凄くアリだと思うのですが、いかがでしょうか?

 

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