FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

旅のこととか、旅に関する本のこととか。

アンコール・ナイトマーケットに行ったらHari HaraとAshiをチェックして!

オールド・マーケットのお気に入りショップについて書いた前回の記事(*詳しくはこちらから)を読み返し、「なかなか良いテーマだな~」と感じた私(自己評価が甘い!)。

そこで今回はシェムリアップで一番の集客数を誇るナイトマーケット、Phalla Angkor Night Market(パルラ・アンコール・ナイトマーケット)へと舞台を移し、似たようなノリでオススメ店をピックアップしてみたいと思います。

本題に入る前に、まずはPhalla Angkor Night Marketの基本情報から。場所はパブ・ストリートのすぐ近く。

だいたい16時半から24時頃まで営業していて、定休日はなし。ただし、クメール正月の時期は異なりますのでご注意を。

 

Hari Hara

1軒目のお店は2013年にオープンしたHari Hara(ハリ・ハラ)です。前回ご紹介したSALASUSU(サラスースー)が2019年に渋谷でPOP UPストアを開いた際、そのブースの一画ではHari Haraのアクセサリーも飾られていました。

どちらも日本人女性がトップに立つブランドですし、きっとオーナーさん同士仲が良いんでしょうね。

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お店の中にはクロマーの生地を利用したと思しきポーチ(値段不明)やシュシュ(4ドル)、アンコール・ワットが描かれたコンチョ(3ドル)、タッセル・ピアス(6ドル)などなど、カンボジアをモチーフにしたハンドメイド雑貨がズラリ。

とりわけ私の購買意欲を激しく刺激したのは、クメール語の書かれたトートバッグです。何パターンかあったのですが、なかでも〈ソクサバイ?〉ヴァージョンが超絶イカしてて!

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〈ソクサバイ?〉を直訳すると〈心も身体も元気ですか?〉。挨拶のような使い方をするフレーズで、私もツレもカンボジアへ行ったら無駄にこれを連発しています。声に出したいクメール語ダントツNo.1!

フィジカルだけじゃなく、メンタルへの気遣いも忘れない点に、カンボジア人の温かさを感じるというか……。本当に素敵な言葉なんですよ。

その〈ソクサバイ?〉なバッグは悔しいかな品切れ。往生際の悪い私は日を改めて入荷状況をチェックしに行くも、「2~3週間くらいは入ってこないと思う」と言われました。残念!

これを持って知り合いのカンボジア人奥様を訪ねたかったのに……。必ずや次回はゲットしてみせます。行く前にDM送って取り置きしてもらおうかしら。

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他にもメッセージカード(1ドル)やコースター(2ドル)をはじめ、バラ撒き用のお土産にもピッタリなアイテムが目白押しです。

そう言えば、過去には代々木公園のカンボジア・フェスティヴァルにも出店されていたみたいで(今年はコロナの影響で開催延期)、SNSなどをしっかり追っておけば日本にいながらHari Haraの製品を手に取ることが可能かも!?

 

Ashi

お次は一般社団法人Kumae(クマエ)が主宰するAshi(アシ)というショップ。このKumae、2018年には『情熱大陸』で取り上げられ、同じ年に社会貢献者賞を受賞し……と、経歴をからして何だか凄そう。

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貧困率の高いカンボジアには、ゴミ山から拾ってきたビンや缶で生計を立てている人たち(幼い子どもも含む)がまだまだたくさん存在します。

学生時代にカンボジアを訪れたKumaeの代表理事(93年生まれ)はそうした現実を目の当たりにし、彼らに雇用の機会を与えようと一念発起。大学を中退して2015年に同団体を旗揚げしたんですって。立派すぎる。理事の爪垢を煎じて、毎晩ツレに飲ませてやりたいですね。

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そんなKumaeが展開しているAshiは、バナナの木から作った紙をポーチやエコバッグへと仕立てていくブランド。〈紙〉と言ってもポエステルを配合し、水につけても破れないのが特徴です。何とビックリ、手洗いだってできちゃうんですよ。

もちろん機能性のみならず、見た目もめちゃくちゃイイ感じ。どの柄もカンボジア自然や文化にインスパイアされたものらしく、紙ならではの優しい質感とバッチリ合っています。

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ちなみにAshiはオールド・マーケットにもお店を構えているほか、日本向けのECサイトも展開中。

ポーチSサイズが700~850円/Mサイズが1200~1350円、PCバッグが3800円、トートバッグが3800円……と、日本で買ってもお手頃価格です。

売上はKumaeが設立した学校の運営費用などに回されるとか。興味のある方はオンラインショップも覗いてみてください。慈善事業的なことを抜きにしても、プレゼントとかに向いていると思います。

 

……って、自分のサイトを放置して、他のショップの宣伝をしてる(笑)。まあ、たまには少しくらい私も誰かのお役に立てることをしなくっちゃ。

前回取り上げたSALASUSUkru khmer、そして今回のHari HaraAshiは、現地の方々に雇用や教育の機会を与え、カンボジアの未来をより良くしようと奮闘されている素晴らしいショップです。

日本の方がこうやって世界へ飛び出し、地域に密着しながら社会貢献しているって知ると、なぜか自分まで誇らしい気持ちになりますし、応援したくなります。

コロナウイルスが終息してシェムリアップへ行かれる機会がありましたら、ぜひぜひ直接ご自身の手で製品に触れてみてくださいませ。

 

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