このブログでも再三お伝えしている通り、東南アジアで仕入れてきた水着やリゾートワンピなどを夏にかけて日本で売っていたわけですが、期待していたような成果はなかなか得られず。
前の仕事を辞めたのが今年の4月。翌5月にはタイ～カンボジアでじっくり買い付け作業を行い、それを……といった感じです。定職を捨てているくらいなので、自分としてはそれなりの覚悟を持って挑んだつもりでした。
が、客観的に見たら何もかも完全に準備不足。よくよく思い返すと、日本で販売するにあたり何のリサーチもしていませんでしたしね。
何のコネもない私たちが最初からうまくいきっこないです。はい、頭では理解しているんです。でも本当だったら夏の間にある程度のノウハウを身につけ、年内にはしっかり起業しようと企んでいたんですよ。帳簿の付け方も少しは覚えました。
だけど、現時点で会社化するまでには遠く及ばず、貯金を切り崩してのお勉強期間がしばらく続きそうです。
……と、文頭から愚痴っぽくてすみません。今回は2019年夏のFAR-OUTを振り返りたいと思います。
この夏の売上内訳
販売方法は、①オンラインショップ、②フリーマーケット、③友人知人への手売り、④フリマアプリの4つ。具体的な数字は伏せますが、支出を100とした場合、入ってきたのはだいたい50くらい。
品物はまだまだ残っていて、ある程度やってみた段階でいまの方法じゃそんなに売れないことがわかり、オンラインにもフリマにも出していないアイテムが手元に多数。
幸か不幸か、お正月旅行や卒業旅行の時にも利用していただけるよう、当初からオールシーズン夏物を取り揃えておこうと考えていたため、焦って在庫を叩き売る必要はありません。
水着にしたって、柄は派手ながら形自体はトレンドに左右されにくいベーシックなものを選んでおいて本当に良かった。
「50%は戻せたし、滑り出し上々なのでは?」と呑気に構えるツレに反して、貪欲な私はこの結果にまったく納得いってないのですが、何はともあれ6月から9月までの売上の割合は以下の通りです。
1位フリーマーケット（56.8%）、2位友人知人への手売り（22.5%）、3位オンラインショップ（17.9%）、4位フリマアプリ（2.8％）
【フリーマーケット】
売上がもっとも高かったのはフリーマーケットです。オンラインの宣伝のために出店していたものの、3倍以上の差がついてしました。「サイトに上がっている商品を実際に見てみたいから」とフリマ会場へ足を運んでくださる方も少なくないです。
また、フリマに参加すると、明らかに翌日のサイトのアクセス数が伸びているので、今後はもうちょっとイイ具合に相乗効果を生めればな～なんて。
ぶっちゃけ、仕込みの手間を抜きにすれば、フリマは送料も販売手数料もかからないですし（もちろん出店料はかかりますけどね）、オンラインで売るよりも儲かります。
ただし、当日の天候に大きく左右され、やや博打に近い感じも否めません。7月は雨天中止の連続で、8月は暑すぎてお客さんが来ない……とか。
さらに、フリマは家庭内の不用品を売る方々や、在庫処分のために破格で叩き売るリサイクル業者／骨董用品屋さんが多く、どんなに安く値段設定してもインポートの新品だと太刀打ちできないんですよ。
フリマでお客さんと触れ合うのは楽しい一方、売上がヤバイ日も少ながらずあって、結構メンタルにきます。労力を考えると、できるだけフリマの数は絞りたいな～というのが本音。
【友人知人への手売り】
ここが売上の2位にきてしまうのは、FAR-OUTが拡散していない証拠。だとしても本当にありがたいです。友人の集まりに頼まれたアイテムとプラスしていくつかオススメ商品を持参すると、大井競馬場フリマの1日の売上を超えたりもします。
まだ始めたばかりで、ご祝儀代わりに買ってくれている優しい友達が多いことだって薄々気付いています。
でも、愛すべき仲間たちのSNSを通じて少しずつウチの名前が広まっていることを実感しますし、そこから友人の友人が購入してくれたりも。持つべきものは友! まだもうちょっとだけ甘えさせてもらおうと思っています。
【オンラインショップ】
大本命のオンラインショップは健闘空しく第3位。もっとも手間暇かけたんですけどね。立ち上げから9月までの動きは前回のブログに綴っていて、売上自体は伸び悩むもアクセス数は微増傾向。
先ほども書いたフリマでの嬉しい反応に加え、友人の多くはここで商品をチェックして私に直接連絡をくれます。なので、オンラインショップという母体があってこそ、その他諸々も成立しているわけですね。
また、自分では予想していなかったリアクションとして、「定期的にフリマに出しているくらいだから、中国とかの怪しい業者（物が届かなかったり、粗悪品だったりするパターン）ではないんですね」みたいなメールもいただきました。
そもそもの目標が東南アジアへ移住することで（条件的にカンボジアが最有力候補地）、しかも勤め人じゃなく自分でお店を切り盛りして生活していきたいと考えており、とはいえいきなり海外へ飛んでもすぐに成功できるとは思っておらず、日本円が入ってくる基盤作りとしてオンラインショップを始めたんです。
オンラインが軌道に乗れば、運営自体は家族（主に兄嫁）や専業主婦の友達に託そうと計画中。逆にここがうまくいかなければ、ブログのサブタイトルにも掲げている「日本脱出」の夢が頓挫する可能性だってあるんですよ。
夏の間は何だかんだで大幅なテコ入れができなかったのですが、次なるハイシーズンに向けて写真撮影のスキルを向上させたり、冬の間も継続的に宣伝活動は行っていこうと考えています。
ということで、現在は寒い季節でも売れそうなアイテムを探しに買い付け旅行の真っ只中。旅の間はオンラインショップを閉鎖しています。1か月近いブランクがどう影響するか心配。11月上旬には復活するので、気に留めていただけたら嬉しいです。何とぞ!
【フリマアプリ】
そして最後はフリマアプリ。オンラインショップの宣伝目的でメルカリとラクマに出品し、アイテムを発送する際にショップカードなどを同封していました。
これがまた、「いいね」はついてもビックリするくらい売れません。最初のうちは発送までの期間を短くしてみたり、写真を足してみたり、あれこれイジってみるも、現在は放置しています。で、忘れた頃、急に売れたりして……何だかよくわかりません。
「値下げ不可」と書いてもズケズケと値下げ交渉してくる方や、ワンピース等の着用画像をリクエストされ、それに応じていたら「水着の着画もお願いします」と言ってくる人など（流石に断りましたが、嫌がらせのように送り付けてガッカリさせてやれば良かった）、ごく稀にマナーの悪い人が絡んできてげんなり。精神衛生上、あまり気にしないことにしています。
以上、6～9月までの薄っぺらい結果報告でした。このままだと移住への道のりが長くなりそう。それを回避すべく、来年は代々木公園で行われるタイフェスやジャマフェスにも参加し、一発逆転を狙いたいと思っています。出店料が高いんじゃないかって? もちろんそうです。だけど、ハイリスク・ハイリターン! 2019年の経験を活かして、次の夏は攻め方をガラリと変えますよ!
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