FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

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意外と穴場なシャロクバーンカオとメイハード・ビーチ ~タオ島ビーチ・ガイド②~

引き続きお題はタオ島のビーチ巡り。前回ピックアップしたタートー・ビーチとフリーダム・ビーチが有料だったのに対し、今回の2つは無料で利用でき、かつ、意外と穴場なんじゃないかと感じた場所です。

 

①Chalok Baan Kao

1つ目はシャロクバーンカオ。タートー&フリーダム・ビーチへ行く途中の幹線道路沿いにあり、アクセス難易度は低めです。

駐輪/駐車スペースはなく、私たちはダイビング・ショップ小洒落たカフェが何軒か連なっている一帯にバイクを停めさせてもらいました。

海岸に出て左手側にタートー・ビーチが見えます。やや強引に言ってしまうと、海の感じはタートーとほぼ一緒。つまり有料ビーチにも遜色ない透明度です。

私がシャロクバーンカオでもっともグッときたのは、写真下のフレンドリーなワンちゃんに出会えた点。

ビーチには先客のカップが1組いて、その2人がワンコと戯れている様子を遠巻きに指をくわえて眺めていたのですが、彼らが帰った後、すぐさまワンちゃんは私たちのもとまで挨拶に来てくれました。

撫でても、抱きついても、隣で一緒に犬掻きしても、嫌そうな素振りは微塵も見せず、尻尾ブンブン。おそらくビーチ沿いにあるどこかの店の飼い犬なのでしょう。めちゃくちゃ人馴れしていて、こんなの惚れずにはいられないじゃないですか。

シャロクバーンカオは物凄く波が穏やか。ず~っとプカプカ浮いていられます。加えて、遠浅で目立った岩場もなく、とりわけ小さなお子様連れの方にオススメ。

ただし、私たちが行ったのは雨季のオフシーズン。あまりにもガラガラだったため(※先客のカップルが帰った後は私とツレ以外に誰もいませんでした)、勝手に穴場だと思い込んでいるだけであって、ひょっとしたらけっこうな人気スポットかもしれません。

というのも、宿泊施設飲食店がチラホラ並びつつ、閑散期につき大半が休業中。なかには来るべき繁忙期に向けてリニューアル工事を行っているゲストハウスもありました。

近隣の宿が営業を再開して部屋が埋まりはじめた暁には、海にもそれなりに人が増えるはずですし、何より横に長く広がった砂浜は開放感があって居心地抜群

いくら雨季とはいえ、海水浴客が少なかったのはいま考えても不思議で仕方ありません。ハイシーズンにはガラリと雰囲気が変わっている可能性も大です。

そうそう、こんなのも発見しました。ディズニー好きが激怒しそうな中指を立てた赤目ミッキーです。

昨年12月にバンコク大麻事情を取り上げて以来、それ系のページへの検索流入がおかげさまで伸びていたので、何となく写真を載せておきます(※なお、ここはディスペンサリーではなく普通のカフェ&バーです。たぶんキノコも売っていません)。

 

②Mae Haad Beach

さて、2つ目はフェリー・ポートの真横にあるメイハード・ビーチ。先ほどののシャロクバーンカオ以上にアクセス良好な砂浜です。

タオを訪れる観光客のほとんどがメイハード桟橋を渡って島に上陸。その際、もれなくこのすぐ近くを通っています。

さらには、ローイクラトン※旧暦12月の満月の夜に灯籠を流す行事)の会場になっていたり、ビーチの真裏に島のランドマーク的なお寺(Wat Koh Charoen Santithum)や学校があったりと、島民の方々にとっても馴染みの深い場所に違いありません。

そうなると、当然、天気の良い日はそこそこ人がいるのかと思いきや、片手で数えられるくらいの人しかいませんでした。

やはりシャロクバーンカオと同様に海沿いにはリゾート・ホテルコテージが点在しつつ、どうやらこちらは比較的ハイシーズンでも海水浴客が少ないみたいです。

ウミガメのモニュメント(※写真上)が立つ埠頭寄りの区域は、小舟が多くて落ち着きません。ここは面倒臭がらずにサイリー・ビーチ方面へ向かってグイグイ歩いていきましょう。

ビーチベッドの類いはあまり充実しておらず、ホテルのレストランがある程度。商店もなければ、浜辺を練り歩く売り子さんもいません。

したがって、事前に桟橋近くのコンビニで最低限ミネラルウォーターはゲットしておきたいところ。ついでに敷物も用意しておくと快適です。

それともう1つ、メイハード・ビーチは夕日がバッチリ望める位置。夕暮れ時にはバーが出現するらしく、それ目当てに行くのも手です。

島内随一の人気を誇る夕日スポット、サイリー・ビーチよりも圧倒的に空いていて、きっとのんびり優雅な時間を過ごせるのではないでしょうか。

 

以上、見落としがちなタオ島穴場ビーチ2選でした。前回取り上げた有料ビーチや、悪路を通らなきゃ辿り着けないビーチのほうが人出は多く、逆に大通り沿いのビーチのほうが貸し切り状態だったのは完全に盲点。まさに灯台下暗しです。

 

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