前回のブログではバンコクのヴィクトリー・モニュメント(戦勝記念塔)周辺について書きましたが(*詳しくはこちらから。思いのほかヤングが多くて楽しい街です!)、今回はその続き。同エリアで評判の良いイサーン料理(タイ東北部の郷土料理)のレストランをご紹介します。
①Somtam J'kai
ヴィクトリー・モニュメント駅の③④番出口方面から少し歩いて右側、Victory Pointのフードコート手前にあるのが1軒目のSomtam J'kai(ソムタム・ジェーカイ)です。
トリップアドバイザーにもまだ掲載されていないこのお店は地元っ子で大賑わい。特に若い女性客が多かった印象です。何となくサイアムのSom Tam Nua(ソムタム・ヌア)を庶民的にしたような雰囲気。夕飯時は行列覚悟で臨んでください。なお、旅行者らしきお客さんは私たちだけでした。
ほぼ全テーブルでオーダーされていたのが、各種ソムタムとコーンサラダです。私たちは一番シンプルなソムタム(60THB/約218円)とコーンサラダ(70THB/約255円)、グリルドチキンのハーフ(80THB/約290円。フルサイズは150THB/約543円)、そしてもち米(15THB/約54円)とミネラルウォーター(10THB/約36円)を注文。
ミネラルウォーターを頼んでいるということは、確かビールは置いていなかったはず。ゆっくり飲みながら長居するタイプのお店ではなく、サクッと食事だけ済ませる類のレストランです。
看板メニューのソムタムはパパイヤが太めに切られていて歯応えがグッド! タイの家庭で食べられている物に近そうです。入口すぐにソムタム作り専門のスタッフが2人ほど切る→混ぜる作業を黙々と繰り返している姿に痺れました。「The 職人」って感じ。
後日ネットで調べてもタイ語のホームページしか出てこなかったものの、英語メニューはあるのでご安心を。営業時間は11時~23時です。
②Isan Rom Yen
続いてのIsan Rom Yen(イサーン・ロムイェン)は、一転して観光客が多め。バンコクナビや激旨!タイ食堂といった人気ウェブ・メディアでも取り上げられているため、ご存知の方もいらっしゃるでしょうか。実際に日本人グループが目立ちました。
行き方はヴィクトリー・モニュメント駅2番出口を降りてすぐのランナム通りを左折し、センチュリープラザを越えたら、もうそこが目的のお店です。
聞いた話だとこのランナム通りはイサーン料理店の激戦区なようで、その中でもIsaan Romyeはパッと見た感じ客入りNo.1! 「きっと美味しいんだろうな~」と思って訪店してみたところ、まんまと超有名店でした(*ブログで紹介するまでもないかもしれませんが、せっかくですし、もうしばらくお付き合いください)。
ちなみに、街路樹が素敵なランナム通りにはキングパワー免税店もあり、若者率の高い駅の③④番出口側に比べるとだいぶ落ち着いた様子。ヴィクトリー・モニュメントでゆっくり食事を楽しみたい方は、このあたりでお店を探すことをオススメします。
で、Isan Rom Yenに話を戻すと、多くのお客さんがチムチュムを食べていました。が、鍋っていう気分でもなく、塩タマゴ入りのソムタム(80THB/約290円)、空芯菜の炒め物(80THB)、フライドライス(70THB/約255円)、トムヤムクン(150THB/約543円)と、比較的どこでも食べられそうな物で無難に攻めてみました。
なお、チャンビール大瓶が80THB。まあまあリーズナブルな価格帯だと思います。メニューの種類は豊富で、英語と中国語の表記もありました。
お味はどれもフツーに美味い! この「フツーに美味い」っていうのがわりと重要で、また行きたくなるのはきっとこういうレストラン。独自の何かを打ち出そうとトリッキーなことをされても、1回食べたら十分っていうパターンがほとんどですからね。
私たちが日本人だったからなのか、ソムタムの辛さをマイルドにしてくれていたみたいですし、この値段にしてサービスもしっかり行き届いていました。
ローカルだらけの①Somtam J'kaiと旅行者にも大人気の②Isan Rom Yen――皆さんならどちらに行きたいですか?
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