年が明けました。2020年の抱負は……まあいいか。ブログもオンライン・ショップもマイペースにがんばります。で、新年一発目はカオサンから舞台を移してヴィクトリー・モニュメント(戦勝記念塔)周辺へ。さっそく始めましょう。
どうしてこの街に行ったの?
BTSで何度も通り過ぎてきたヴィクトリー・モニュメント駅。でも実際に降り立つのは初めてです。電車の中から見ていた印象は、「大きい塔が建っているな~」とか「ロータリーに市内バスがたくさん乗り入れているな~」とか、その程度。
なお、駅名にもなっている街のシンボル「ヴィクトリー・モニュメント」は、1940年代にフランス領地下インドシナとの国境で起こった紛争での戦没者を慰霊するための塔。
〈微笑みの国〉と呼ばれるタイの首都ド真ん中に武装した兵士の像が並んでいて、見るたびに違和感を覚えていました。正直ちょっと怖い。その恐怖心から平和への思いがより一層強まったりもしますけどね。
今回の旅で数日間この街に泊まった理由は、チャトゥチャック・ウィークエンドマーケットとバイヨーク・スカイビルにアクセスしやすかったから。利便性で考えるとヴィクトリー・モニュメントの隣駅で、エアポート・レール・リンクも乗り入れるパヤータイの方がダントツ良かったのですが、如何せん宿代が高くて。
つまりヴィクトリー・モニュメント周辺そのものに用事があったわけじゃなく、街の下調べは一切していませんでした。しかし、どうでしょう。ブラブラ歩いてみるとなかなかおもしろいエリアじゃないですか!
ヴィクトリー・モニュメントは若者の街だった!
駅周辺には映画館やいくつかのモールがあり、夜になるとフード系の屋台もズラリ。ショッピングやデートを楽しむ地元の若者でゴッタ返しています。例えば、Victory Point(ヴィクトリー・ポイント)というお買い物スポット(*下の写真は閉店間際だったので閑散としていますが……汗)。
場所はBTSの3番4番出口からスカイウォークを少し歩き、ツルハドラッグの看板が掛かっているVictory Center(ヴィクトリー・センター)を越えてすぐ。
ここには10~20代向けのお洋服屋さんが密集し、価格も150~200THB(約540~725円)とプチプラです。
総じてコリアン・ファッションからの影響が色濃く、ノリ的には東大門市場に近いものを感じました。現に軒先からはBLACKPINKやTWICEなどK-Popが大音量で聴こえてきましたし、相変わらずタイでの韓国人気はハンパないです。
そのVictory Pointを過ぎたところにあるCenter Oneには、過去にこのブログでも紹介しているBeauty Cottage(ビューティー・コテージ)やBeauty Buffet(ビューティー・ビュッフェ)、Karmart(カルマート)といったタイ産のプチプラ化粧品メーカーが入っていて、滞在中は私も重宝させてもらいました。サイアム近辺の店舗よりも観光客が少なくて買い物しやすいんです。
また、同じビルのワトソンズ内にあるコスメ売り場も広くてオススメ。営業時間が21時までというのも何かと助かりました。
駅周辺から少し離れると……
駅の周りは良くも悪くもゴチャゴチャしています。が、そこから10分も歩かない場所に位置する宿泊先、S3 Residence Parkは目の前が公園でだいぶのんびりした雰囲気。
そのサンティパープ公園ではたくさんの地元っ子が朝早くからジョギングしたり、おしゃべりに興じていたりと、ボーッと眺めてだけでほんわかします。
強いてホテルのマイナスポイントを挙げるとすれば、エレベーターがない点と周囲にランドリー屋がない点くらいで、部屋は清潔&広々、コンビニもすぐそば、価格は1部屋1泊およそ3000円と概ね大満足。S3 Residence Parkと似た条件でお隣のパヤータイ付近に泊まるとすると、倍以上は余裕で取られますからね。
そりゃ、サイアムやアソーク~プロンポンに比べたら商業施設の規模は小ぢんまりしているものの、気取りがないというか、庶民的というか――そんなヴィクトリー・モニュメント駅周辺、私は結構好きです。
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