FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

旅のこととか、旅に関する本のこととか。

ロンクルア市場でバイクを借りる方法や注意点は?

前回のブログではバンコクからロンクルア市場のあるアランヤプラテートまでの移動について書きましたが(*詳しくはこちら)、本格的にロンクルア周辺の話を始める前にバイク・レンタルのコツ注意事項を説明しておきたいと思います。

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東京ドーム10個分と言われているほど巨大な敷地面積を誇るロンクルア市場。ここを回るのにバイクは必須です。

なお、市場の中はバイクの乗り入れが可能。ロンクルアでショッピングする日は、徐行しながら場内をグルグル走り、気になる店を見つけては軒先に横付け、店内を物色し、ふたたびバイクで場内をグルグル……の繰り返し。

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3~4人のグループでワイワイ回りたい方や、原付の運転に自信のない方は、ゴルフカートをレンタルするのも手でしょう。

さらに大量買いする方用に写真上のような荷台付きのバイクピックアップ・トラックも貸してくれます(車の運転には国際免許がマスト)。

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ただし、奥へ行けば行くほどマーケットの中は道が狭くなるため、やっぱり一番のオススメは小回りの効くごく一般的な原付(マニュアルのバイクもやや不向き)。いずれにせよ、この市場を徒歩で動こうとするのはハッキリ言って無謀です。

 

手前のレンタル屋はやや危険!?

ロンクルア市場の一帯を除けば、外国人観光客がほとんどいないアランヤプラテート。ソンテウトゥクトゥクもあまり走っていませんし、市場を離れるとレンタル・バイク屋も(たぶん)ありません。

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バイクを借りられるのは市場の中。特にロンクルアの玄関口=ゴールデンゲート市場にレンタル・バイク屋が密集しています。

初回に訪れた際はゲストハウスで借りるつもりが、私たちの泊まった宿はバイクの貸し出しを行っておらず……。これによって結構な時間のロスを喰らいました。

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レンタル料はどこも一律。3時間で100THB1日150THBです。バイクの場合は免許不要。デポジットでパスポートを預けるよう言われただけです。

が、何やかんや理由を付けて私たちはパスポートを預けず、そのコピー(写メ)で手続きを済ませてもらいました。

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パスポートを預けたくない理由は、似たような状況でデポジット代わりのパスポートをパンガン島にそのまま忘れてきた経験があるから(*詳しくはこちら)。

過去の失敗を踏まえ、料金を前払いし、さらにいくらか保証金を渡してリスク回避。はい、お金で解決です。

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さて、今回の滞在でレンタル屋選びのコツをひとつ学びました。それは「手前側よりもちょっと奥の店を選ぶべし」ということ。バイクのキレイさが全然違うんですよね。

さほど物色もせず、ゲートを潜ってすぐの店で借りてしまった私たち。すると、1台目はライトが付かず、2台目はオイル漏れ、3台目でようやくマトモな原付と出会えることに……。

不具合が発覚するたびにいちいちバイク屋まで戻るのはかなり面倒臭かったですし、英語が通じない相手に対して状況を説明するのもひと苦労。

ちなみにアランヤプラテートはほぼ英語が通じず、今回もたびたびGoogle翻訳のお世話になりました。

そうそう、一番奥まで行ってしまうと、それはそれでボロボロのバイクしか並んでいないのでご注意を。

 

ヘルメットについて

ロンクルア市場の中はノーヘルでOKです。しかし、場外はヘルメット着用を表向き義務付けています。

アランヤプラテートの市街地へ行くと、いろんな場所に写真下のようなポスターが貼られていました。

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地元のヘルメット着用率は50%くらいだったと思います。だからといって、「じゃあ、私たちもノーヘルでいいか」という話ではありません。

マーケットから市街地へ向かう道へ出るや否や警察が待ち構えていますし(しっかり検問をしている日もありますが、そうでなくても常駐しています)、そこらへんをパトロール中の警察も地元の方よりまずツーリストを捕まえがち。

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実は昨年に私たちも一度検問に引っ掛かっています(その時の記事はこちら)。反面教師的な感じで参考にしてくださいませ。

で、困ったことにレンタル・バイク屋は「場内を走ること」を前提に商売していて、こちらが要求しない限りヘルメットを貸してくれません(昨年はそれで捕まりました)。

場外でもバイクに乗る予定があれば、ヘルメットもマストで借りてください。ヘルメットの貸し出しはもちろんタダです。

 

最後に年々タイでは交通ルールが厳しくなっています。例えば、外国人観光客がパタヤチェンマイでバイクを運転する際には国際免許が必要になりましたし、バンコクではついに子どものバイク運転が禁止されました(地方は通学にバイクを使っている子が多いこともあり、なかなか取り締まれないそうですけどね)。

それに伴い、どの都市へ行ってもヘルメット着用の習慣が急ピッチで拡散しているように見受けられます。

つまり、「ロンクルア市場はノーヘルOK! 免許不要!!」と書いておきつつ、近いうち規則が変わる可能性大!……っていうことも念のため補足しておきます。

 

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