ロンクルア市場(並びにアランヤプラテート市街地)を動き回るための〈足〉をゲットしたところで(*詳しくはこちら)、お次はさっそく腹ごしらえ。
……の話を始める前に、「ロンクルアってどんな場所なの?」とか、「何が売られているの?」とか、そういった基本情報は過去に紹介しています。
1つ1つリンクを貼っていくと「スクロールするのが手間になりそうだな~」と思い、あえてやめました(ぶっちゃけ大量のリンクがベタ貼りされた箇所を読み飛ばすのって面倒じゃないですか?)。
ロンクルア市場の概要が気になった方は、タイトルの下にある【RONG KLUEA】のタブをポチっていただけますと嬉しいです。過去の関連記事がまとめ読みできるようになっています。
こんな場所にハラール料理ゾーンが!
さて本題。ロンクルアの周りにはあまりゴハン屋さんがありません。ゴールデンゲート市場内のフードエリアはやや割高。そして値段のわりには大して美味しくないです(夕方に出る屋台は味も価格もグッド!)。
そんなこんなで、昨年に訪れた際は近くにあるBIG Cのフードコートでランチを済ませがちでした。
が、同ブログにおけるロンクルア市場の記事はGoogleからの流入が多く、正直もうちょっとアクセス数を伸ばしたい私は血眼になって新たなネタ探し(笑)。
「読んでいただける可能性が大きいのならば店を探そうじゃないか!」と、いままで通ったことのない道に入ってみました。
ゴールデンゲート入口から道路を挟んで向かい側に小さなソイ(小路)があります。Google Mapで調べてもソイの名前は出てきませんでしたが、角にセブンイレブンとタピオカ屋(去年まではなかった!)があるので非常に見つけやすいです。
↑の道を数メートル進むと、ハラール系の飲食店が登場。しかもポツンと1軒あるわけじゃなく、2軒並んでいます。
「タイでイスラム料理ってことはカオソーイが食べられるのかな?」なんてツレと予想しながら、とりあえずお客さんが多かった方に入店。地図も貼っておきます。
お店の名前はMakanan Islam Leila Pattani(マカナン・イスラム・レイラ・パタニ)。看板にはKedai Makanan Islamと書かれていたのに加え、隣にある緑っぽい外観のレストラン名もMakanan Islamとなっていて、少しややこしいです。
姉妹店ならまだしも、まったく別のお店らしく、なぜこのネーミングにしたのか疑問……と思って後日調べてみたら、〈Makanan=食べ物〉のことのようで、つまり〈Makanan Islam=イスラム料理〉って意味なんですね。
とにかく、もし行かれることがあったらゴールデンゲートを背にして奥にある店と覚えてください。外から見るとこんな感じ(↓)です。
中に入ってまず目についたのが、ヒジャブ姿の女性スタッフ。さらにお客さん(全員男性)もタイ人やカンボジア人より目鼻立ちがくっきりしていて、いま自分がどこを旅しているのか一瞬わからなくなりました。
ナシゴレンのメニューが多すぎ!
メニューを見てビックリ! ナシゴレンが21種類!? もう少しがんばればギネス記録を樹立できるんじゃないかってくらいの勢いです。どうやらインドネシア系の方々が切り盛りするお店なんですね。カオソーイはありませんでした。
英語のメニューはなく(アルファベット表記はあり)、「Ayamは鶏肉、Ikanは魚で、Udangって何だっけ?」とインドネシア旅行時の記憶を手繰り寄せ、何とか注文です。
値段が書かれていないことに若干ビビリつつ、ツレはチキンのナシゴレンをチョイス。こういう時は王道を頼むのが間違いないでしょう。
なぜか急にガパオが食べたくなった私は、写真上をオーダーしました。どちらもめちゃくちゃ旨い。ガパオに関しては、辛い物がわりと得意な私でも「ちょっと辛いな~」と思うレヴェルだったので、苦手な方にはオススメしません。
お会計はナシゴレンとガパオにボトルウォーター2本を追加して合計120THB(約430円)。味も値段も大満足です。
で、「この食堂はアタリだね」となり、別の日に再訪。ツレは写真下のトムヤム・ナシゴレンを選んでいました。
「ガパオが辛かったからどうかな~」という私の心配をよそに(*ツレは私ほど辛い物が得意じゃないです)、「いままで食べたトムヤム炒飯の中で一番好き」とご満悦の様子。
一方、さらなる冒険を求めた私はナシゴレンUSAにトライしてみることに。字面だけじゃまったく想像がつきません。
店員さんに「(メニューを指さして)これは何?」と尋ねたところ、「アメリカン・テイストだよ」と返されました。ん? ますますわからなくなってきた……。
結論を言うと大失敗。どうしてこれをメニューのトップに載せているのか……。ヨシダのBBQソースとスウィートチリを混ぜたような味で、フィリピン料理っぽい甘さでした。
食べられなくはないけど、完食は厳しかったです。そんな珍メニューに苦戦する私に向って、「よくコレを選んだね。USAだよ!? 一番ないわ~」と笑顔でマウントを取ってくるツレ。スゲエ腹立つ!!
驚愕の問題作=ナシゴレンUSAはさておき、全体的にはなかなか印象の良いお店。
店内にいる全員から物珍しそうにガン見され、最初こそ入りにくい雰囲気ですが、いざ足を踏み入れてみると扇風機の近くのテーブルを譲ってくれたり、日陰の駐車スペースを教えてくれたり、皆さんとてもフレンドリーです。
ナシゴレンの欄に並んでいたタイ味とパタヤ味の違いも気になりますし、他のメニューもツッコミどころ満載! この食堂についてはもう少し研究を重ねていきたいと思います。
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