前回のブログで大まかな特徴をご紹介した、実質は5つの市場から成るロンクルア市場(詳しくはこちらから)。この巨大マーケットを回るにはやはりバイクが必須ということで、今回はそれにまつわるあれこれについて書きたいと思います。
料金は1日150THB
レンタル・バイク屋さんはゴールデンゲート市場の正面入口付近にたくさんあります。返却する時のことを考えたら宿泊先の近くで借りたかったのですが、ゲストハウスのオーナーに尋ねたところ「(レンタル・バイク屋は)市場の近くしかないよ」と言われました。
値段は3時間100THB(約350円)/1日150THB(約530円)。どこの店も一律プライスです。4日間レンタルしたかった私たちは、ディスカウトの交渉してみるも失敗。
ちなみに毎日返す必要はなく、借りっぱなしOKでした。料金は後払い。デポジットもなし。緩いな。言うまでもなくバイクを借りる際に国際免許の提示は求められず、パスポートのコピーを取られるだけ(デポジット代わりにパスポートを預けなくても大丈夫)。手続きは超簡単です。最初にある程度ガソリンも入れてくれます。
そうそう、ゴルフカートで場内を回るのもメジャーなやり方。荷物が多くなることを想定すると便利ではあります。しかし、マーケットの奥に行けば行くほど通路が狭くなり、リヤカーを引いて食べ物を売っている人がいようものなら通り抜けできないので、個人的にはあまりオススメしません。
小回りが効いて、お店の前に横付けできるバイクがベターです。私たちはゴールデンゲート入口からバイクで10分弱の宿を取っていたため、荷物が抱えられなくなったらその都度ゲストハウスに戻っていました。
市場の周辺でまさかの検問→罰金
マーケットの中でヘルメットなんてしている人はいません。一般道路でもほとんどの人がノーヘル。バイクを借りる際に念のためお店の方に確認したのですが、「No Problem!」と言ってヘルメットを貸してくれもしませんでした。
で、すっかり油断していた最中にまさかの検問! 実施していた場所は上掲の地図に★印を付けているあたりです。検問の手前から不自然なミニ渋滞があったので「何かあるな」とは思っていましたが、バイク屋が「ノーヘルOK!」と言ってたくらいだし、問題ないだろうと自信満々で通過しようとしたら……思いっきり止められました。地元の人も根こそぎ捕まっていて、その様子を見て道路を逆走する人まで現れるほど。
罰金は200THB(約700円)。「高けえよ!」ってその瞬間は思いました。何せ以前にカンボジアで捕まった時は、警察から「(金額は)Up To You」と言われ、1人1ドル渡したらOKだったので……。
冷静に考えると200THBって別に高くはないですよね。タイの悪名高き警察なら額を上乗せして自分のポケットに入れてもおかしくないですし。しかも、こうして領収書(写真上)みたいなものもくれたので、ちゃんとした正規の金額なんでしょう。
罰金を支払う際にIDの提示も求められます。パスポートを持ち歩いておいて良かった。これでID不携帯だと、さらに厄介な事態になっているところでした。そうこうして罰金を支払い、書類にサインしたら終了。金さえ払えばあとは普通にノーヘルで通行許可が出ます。どういうこと?
まあ、その場で高額のヘルメットを売りつけられるよりは良心的か(笑)。それにしても、タイの警察ってどうして揃いも揃って横柄な態度の奴ばかりなんでしょうかね。地元の方々も舌打ちしまくりで、あまり愛されていない様子はすぐに伝わってきました。
なお、4泊5日の滞在で検問をやっていたのはこの1回だけ。ホント運が悪かったです。とはいえ、バンコクやパタヤでもノーヘルの取り締まりが強化されているようなので、マーケットの場外でもバイクを乗る可能性がある方は、レンタルする際にヘルメットもしっかり借りておきましょう。
で、不自然な渋滞に出くわしたらすぐに装着を……とか、テキトーなこと書いていますが、いまの風潮なら近いうちローカルもツーリストも全員ヘルメット着用が本気で義務付けられるんだろうな。
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