バンタットン通りバンコクにあるリヴァプールFCの公式ショップ紹介に続き(※詳しくはこちら)、今回もサッカー関連の投稿です。
お馴染みのあのエンブレムが入ったリヴァプールのユニフォームは確かにカッコイイですし、日本で買うよりお得にゲットできるものの、せっかくタイに来たのだから、やはりご当地品もチェックしておきたいところ。
そこで、2013年の創業からわずか3年で代表チームのサプライヤーを手掛けるまでに登り詰めたタイのスポーツ・アパレル、Warrix(ワリックス)の旗艦店にお邪魔してきました。
Fort Warrixへのアクセス方法
最寄り駅はBTSのナショナル・スタジアムです。まずは2番出口を降りてラマ1世通りを400~500m直進。
スパチャラサイ国立競技場を過ぎて1本目の小道を左折し、商業施設のスタジアムワン内に入ると、2階建ての店舗がドーンッと目に飛び込んできます。所要時間は6~7分といった感じでしょうか。
ちなみに、私はBTSのサイアム駅から歩きました。MBKの裏側を通り、チュラロンコン大学前のSoi 12をひたすら直進するコースで、距離にして約1.5km。20分足らずだったと記憶しています。
歩いた理由はタイのキャンパス・ライフを覗き見したいという狙いがあったから。しかし、ちょうどAPEC開催に併せて大学はお休み。学校の前は人っ子ひとり歩いていませんでした。
何にせよ、散歩するには適度に気持ち良い距離なので、BTSのスクンビット線からわざわざシーロム線に乗り換えてナショナル・スタジアム駅へ行くのなら、私は歩きをオススメします。
店内の様子
開店時間は9時30分で、閉店は20時。ランニング・ウェアをはじめ、さまざまな用途のアイテムがひしめくなか、もっともスペースが割かれているのはサッカーのタイ代表コーナーでした。
ナショナル・チームの愛称は、闘象を意味するChangsuek(チャーンスック)。ズラリと並んだ象モチーフのエンブレムが勇ましい限りです。
このコーナーには上掲のカッコ良いフォトブースに加え、ティーラトンやティーラシンらJリーグでも活躍していた選手のキメ顔ポスターがあちらこちらに。
とりわけチャナティップの人気は圧倒的でした。川崎フロンターレ好きとして贔屓目にこう書いているのではなく、ガリガリ君やM-150(※タイのエナジードリンク)の広告など、街中でもチャナの写真を目にする機会がめちゃくちゃ多いんですよ。
実は私がFort Warrixに訪店した目的も、チャナティップ選手のユニフォーム。かれこれ15年以上フロンターレ後援会の家族会員に入り、私の名前まで登録し続けてくれている父親へのタイ土産は「これしかない!」と決めていました。
けれども、マーキング入りのユニフォームはオーダー制で、即日の受け渡しがNGとのこと。そのうえ、サイズ確認で父にLINEを送るも「フロンターレ以外のユニフォームはいらん!」と返信が届く始末です。
結局、ウォーキングの時に着られるだろうと、代表公式のトレーニング・ウェアを購入(※写真下)。片落ちモデルで、定価499THBから280THBに値下げされていたのはここだけの秘密です。
ご参考までに、最新シーズンのオーセンティック・ユニフォームが2490THB、レプリカ・ユニフォームが1290THB、コンフィットTシャツが399THB。ただし、こちらも過去シーズンのデザインは大幅に値引きされていました。
また、Warrixは代表チームのみならず、BGパトゥム・ユナイテッドFCやスパンブリーFCらのサプライヤー・ブランド。レオやチャンビールのロゴが入ったタイ感満点のユニフォームもお土産にピッタリです。
周辺はスポーツ用品店街
Fort Warrixの目と鼻の先には、かつてサッカー・タイ代表のサプライヤーを勤め、現在はバレーボールやセパタクローの代表ユニを作っているGrand Sport(グランド・スポート)の路面店がある他、スポーツ用品店が密集しています。
その多くは個人経営の小さなショップ。コピー商品と正規品の入り乱れる様子が良くも悪くもタイっぽいです。
この地区でも一番の売れ筋はサッカーのユニフォーム。なかには50~100THB程度で叩き売りされているものもあります。言わずもがな、この価格帯は偽物。本当は買っちゃダメなヤツですけどね。
ダメなヤツっていうのを前提に、念のため補足しておくと、格安コピー系は私がテクテク歩いたSoi Chulalongkorn 12の道路脇(特にバンタットン通り手前あたり)でたくさん出会えます。
『キャプテン翼』デザインを筆頭に、1000THB超えの良く出来たN級品もディスプレイされていて、まんまと購買意欲をそそられてしまいました。
さらに、近隣にはシルクスクリーンの印刷屋や刺繍専門店もチラホラ。「どうせボディーはちゃちなんでしょ!?」と思いきや、普通にGildanやUnited Athleと提携しているショップが道路沿いには多かったです。
趣味でフットサルや草野球などをやられている方は、訪タイのついでにチームのオリジナル・ウェアを作ってみてはいかがでしょうか。
そんなこんなで、刺さる人にはピンポイントでブッ刺さるFort Warrixとその周辺の様子をざっくりレポートしてみました。
次回はスタジアムワンの向かいにある有名なカオマンガイ屋について。Fort Warrixに行かれるご予定の方は、併せてご覧いただけたら嬉しいです。
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