FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

旅のこととか、旅に関する本のこととか。

バンコクにあるリヴァプールFCの公式ショップ2店舗を訪問!

川崎市内の朝日新聞購読者に向けて毎月1回配られる朝日フロンターレ新聞をご存知でしょうか。いや、知らないですよね。知らなくて当然です。

そのなかにある企画の1つで、タイ政府観光庁が全面協力し、チャナティップ選手のコメントも読める連載『タイを知りタイ!』を、密かに私は楽しみにしています。

前回このブログで取り上げた国際プレシーズン・マッチのタイ開催(※詳しくはこちら)に寄せて、『タイを知りタイ!』には以下の文言が掲載されていました。

あるアメリカの調査会社の報告書によると、タイでは、サッカーに「非常に関心がある」「関心がある」人の人口に占める割合は78%。これは、世界で2番目に高い数字なんです! また、タイでは年間で人口の84%がスポーツを視聴し、2,000万人以上がスポーツの試合観戦に行ったという結果も出ています。このデータが表しているとおり、タイで一番人気のあるスポーツはサッカーなんです。国内リーグも高い人気を誇りますが、特にイングランドプレミアリーグに熱狂するファンが多くいます(以下略)。

……って、唐突な書き出しですみません。タイでのサッカー熱はそうとうなもの。機能性の高さも相俟って、地元の方々はごく当たり前にユニフォームを普段使いしています。

実際、BGスタジアムへ向かうバスの車内にも、ユニフォームを着ている男性が複数人いて、「彼らについていけば難なくスタジアムまで行けるだろう」と思いきや、揃いも揃って途中下車。何度、心のなかで舌打ちしたことか。

 

タイのリヴァプールFC人気

国内リーグやナショナル・チームのみならず、海外サッカーも熱心にチェックしているタイ人。Jリーグの認知も徐々に広がってきたとはいえ、ダントツで高い人気を誇っているのがプレミアリーグです。

昨年7月にバンコクで行われたマンチェスター・ユナイテッドリヴァプールFCの親善試合では、高額チケットが即完売したり、空港やホテルにファンが大挙したりと、大きな話題を集めました(※両クラブはタイ国内にファンクラブも存在します)。

そうそう、ヤワラーでは名門チームのエンブレムを掲げたボングなんかも売っていましたっけ(※写真上)。もちろん非正規品です。「こんなグッズまで作らなくても……」と思わず苦笑い。

タイの国家開発管理研究所の調べでは、プレミアのなかでもっとも厚い支持を集めているチームがリヴァプールなのだとか。確かに巷で見かける偽物ユニ系もリヴァプール率が圧倒的に多め。

こういうかたちでマンUを比較対象に挙げてしまって申し訳なく思いつつ、バンナーのCentral Plaza(セントラルプラザ)に出店していたマンU公式ショップは知らぬ間に撤退。

対するリヴァプールは、タイに5店舗も展開しているじゃないですか。しかも全部めちゃくちゃ好立地。

現在、リヴァプール直営の実店舗は世界中に15店あります。そのうちの5店がタイという事実からも、いかにこの国でリヴァプールが愛されているかおわかりいただけるでしょう。

ここでやっと本題。今回は5店舗のなかからバンコクにある2店舗をご紹介したいと思います。ちなみに、残りの3店舗はチェンマイパタヤプーケット

なお、お店には通りすがりに入ってみただけで、私自身はリヴァプール推しじゃありません。ノースウェスト・ダービーに関しても、毎回どっちにもつかずのノーサイドで視聴しています。

よって、リヴァプール好きの皆様はお手柔らかに。そして、マンU並びに他チームのサポーターの方々もどうか気を悪くしないでくださいませ。

 

①Central Plaza Grand Rama 9店

1軒目の場所は、MRTラマ9世駅2番出口と直結しているCentral Plaza Grand Rama 9(セントラルプラザ・グランド・ラマ9)のGフロア。タイでの旗艦店にあたるがこのショップです。

2021年11月にMRTタイランド・カルチュラル・センター駅から移転したバンコク屈指の人気ナイトマーケット、Jodd Fairs(ジョッドフェアーズ)へは、Central Plazaを通り抜けると近道になります。

つまり、Jodd Fairsの移転前よりリヴァプールはここにお店を構えていたものの、この1年ちょっとで棚から牡丹餅的に客足がどんどん増えている模様。

レプリカ・ユニフォームがマーキングなしで約2000THB(約7800円)。日本だと定価が1万2650円なので、円安のこの時代でもそこそこお得感はあります。

アパレルから文房具や食器/カトラリー、キャンプ用品に至るまで、公式グッズの豊富なヴァリエーションにとにかくビックリ。かの有名な鳥のエンブレムをプリントしたら、何だってそれなりにカッコ良く見えてしまうのがズルイです。

マニアの方にはサイン入りアイテムもオススメ。サイン入りグッズは、日本におけるリヴァプールの正規代理店、KAMOECサイトにもチラホラ上がっているにせよ、やはり取り扱い数が全然違いました。

補足として、キャプテンのヘンダーソン選手クロップ監督のサインが謎に大プッシュされていましたが、他にも主要メンバーはひと通り揃っています。

昨夏に退団した南野拓実選手のユニが値下げされてないか、興味半分で探してみるも、流石は公式ショップ、移籍した選手の商品は置いていませんでした。

 

②Siam Square One店

2軒目はSiam Square Oneサイアム・スクエア・ワン)内にある店舗。こちらの商業施設も駅直結で、BTSサイアム駅4番出口を降りてすぐです。

お店があるのは、駅と繋がっている3rdフロア(スタバの階)を1つ下り、そこから地上階へと続く大きなスロープ沿い。かなり目立ちます。

商品のラインナップはGrand Rama 9店とほぼ同じにつき割愛しました。

私の記憶が正しければ、パンデミック直前に訪れた2020年2月時点では、おそらくこの店はなかったはずです。

経済が停滞し、とりわけインバウンド依存の強いサイアムでは閑古鳥が鳴いていただろうタイミングに、まさかの新店をオープンさせるとは! オフェンシヴな経営戦略、ハンパないですって!

 

①も②も旅行者にとって凄くアクセス良好なロケーションにつき、何かのついでにふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

変な話、メルカリへの転売でひと儲けできる可能性も? 私は面倒臭くてやりませんけどね。いずれにしても、意外な掘り出し物と出会えるかもしれませんよ。

 

【お知らせ】東南アジアで買い付けてきたアイテムを販売中。春夏は水着やリゾート服を中心に、秋冬はアクセサリーを中心にラインナップしています。ぜひチェックしてみてください。

farout.theshop.jp

 

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