引き続きバンコクのど真ん中に店を構える、突飛な、もとい、良い意味で個性的なセレクト・ショップ、Absolute Siam Store(アブソルート・サイアム・ストア)についての紹介記事です。
前回の①Daroon(ダルーン)、②Khuqclub(クッククラブ)、③Walking Stitch(ウォーキング・ステッチ)と同様に、今回も店頭で目に留まったご当地ブランドを3つほどピックアップしたいと思います。
なお、ショップのコンセプトや場所に関してはこちらからご確認くださいませ。
④Araina-Apparel
入口付近のめちゃくちゃ良い場所にコーナーを割り振られているAraina-Apparel(アライナ・アパレル)の十八番は、仏教や神話をモチーフにしたデザイン。
真顔でVサインを掲げるお釈迦様や、スプレーアートに勤しむサングラス姿の天女など、人を喰ったような世界観で異彩を放っています。
アライナは日本語で〈何ですか?〉という意味。周りの目なんて気にせず自分のスタイルを貫こうといったメッセージを、ブランド名や彼らのプロダクツから勝手に感じ取っています。
総柄のセットアップをはじめ、お洋服類は概ね難易度が高め。本ブログでは採り入れやすいバケット・ハット(780THB/約2730円)や巾着サコッシュ(750THB/約2625円)をプッシュしておきましょう。リバーシブルなのも嬉しいポイント。
また、コロナ感染拡大を受けてド派手なマスク(95THB/約333円)がすこぶる好調のようでした。
⑤Khanta
続いてのKhantaは、レザーを合わせた異素材ミックスのかごバッグのみで勝負しているブランド。中身がチラ見えするのも可愛いです。
PVCバッグを筆頭に、中の見えるカバンはブームを超えてもはや定番。レザーを使うことで高級感が醸し出され、大人っぽく夏コーデを仕上げられるかと思います。
値段は写真奥にある丸型のポシェットが3290THB(約11515円)、手前の6角形タイプが2790THB(約9765円)、その横のスクエア型が2590THB(約9065円)。それぞれレザー部分がホワイトのヴァージョンもありました。
Absolute Siam Storeの中では比較的幅広い層にヒットし得るであろうKhanta。これは日本でもウケそうな気がしています。ちなみに一部商品はShopeeでも購入可。
⑥Chey
ラストはシルバー・アクセサリーを専門に取り扱うChey(チェイ)です。〈More Basic, Less Addition〉をモットーに、無駄を省いたゴツめのデザインが特徴。総じてインダストリアルっぽい無骨な感じです。
大よその価格設定は、リングが1500~2800THB(約5250~9800円)、ピアスが450~2800THB(約1575~9800円)、バングルが2500~4500THB(約8750~15750円)程度でした。
〈さまざまな人に普段使い用として良質なスターリング・シルバーを身に付けてほしい〉との作り手側の思いを反映し、指輪、ブレスレット、ネックレスに関してはサイズ展開がとても豊富。
仮に欠品していても取り寄せOKです。しかも聞き間違いでなければ、名前や好きな言葉を刻印してくれるとか。
もちろん、男女兼用デザインにつきカップルでお揃い持ちだってできます(私は絶対やりたくないけど……苦笑)。
以上、6ブランドをザックリとピックアップしてみました(*①~③についてはこちらから)。他にもまだまだ才気漲るローカル・デザイナーが目白押し。
ご覧の通りタイの市場=タラートに比べたら値は張るものの、目利きバイヤーさんが厳選しているだけあって、それに見合った価値は十分あると思います。
そして最後に、上掲の写真は主に2020年2月末に撮影したもの。おそらく商品はかなり入れ替わっているはずです。
その点をお詫びしつつ、コロナウイルスが落ち着いてバンコクへ行かれた際はぜひぜひAbsolute Siam Storeに立ち寄り、ご自身の感性でお気に入りの新進ブランドを見つけてみてください。
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