FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

旅のこととか、旅に関する本のこととか。

シェムリアップで泊まったBlossoming Romduol Boutiqueの私的おすすめポイント

シェムリアップ訪問記も終わりが近付いてきました。そこで最後にこの旅でお世話になった宿をご紹介しておこうと思います。

面積的にも人口的にもそこまで大きい街じゃないのに、たくさんの宿泊施設が存在するシェムリアップ。流石はアンコールワット遺跡群の観光拠点です。

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市内にあるのは大型の高級リゾート・ホテルから中級のブティック・ホテル、そして格安のゲストハウスまで種類もさまざま。

ちなみに、私のお気に入りはApsara Centrepole Hotel(アプサラ・セントレポール・ホテル)なのですが、今回は別の宿へ泊まることに。ランク的には中級~格安の間くらいになるのかな?

 

多国籍な客層

ホテルの名前はBlossoming Romduol Boutique(ブロッサミング・ラムダオール・ブティック)。場所はオールド・マーケットまで400m弱、パブ・ストリートまで500mちょっとという好立地にありながら、あまりガチャガチャしていないエリアです。

ガチャガチャしていないどころか、夜は人通りがほとんどなく、野良犬集団に囲まれるという恐怖体験もしました。

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ホテルの前の道=Psar Kroung St.はこんな感じ。ランドリー・ショップ貸し自転車屋、個人経営のコンビニなど、旅行者に必要なお店はひと通り揃っています。

下の写真はこの通り沿いにあるケーキ屋のショウケース。何とお誕生日ケーキにお人形さんが突き刺さっているじゃないですか!

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アップヘアーな子(↑)はまだマシなほうです。おろし髪アレンジの子なんて自慢の金髪がクリームまみれ。たぶん婚約指輪を入れるのと同じ感覚でプレゼント一体型のケーキを考案したんでしょうけど、これはいかがなものかと。

カンボジア人の大らかさ、言い換えれば良くも悪くも細かいことを気にしない国民性がわかりやすく表れた珍品だと思います。

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それはさておき、本題へ。Blossoming Romduol Boutiqueの客室数は24部屋で、設立は99年(2014年に改装)。古さは否めないものの、かといって「ボロっ!」「汚っ!」みたいな印象はありませんでした。

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このホテルは入口で靴を脱ぎます。遺跡巡りをすると靴が泥だらけになりますし、これはとても良いルール。

とはいえ、室内で靴を脱ぐ文化のない人はどうしてもそのまま入ってしまい、廊下は泥だらけ。スタッフも特に注意はしてくれません。その結果、フロントから部屋へ行くまでに毎度足が真っ黒になりました。

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客層は欧米人が一番多く、次いで南アジア系(おそらくインド人)。もしかしたら普段は中国人が多いのかも?

というのも、私たちがシェムリアップへ訪れたのは今年2月。ちょうどコロナ問題で街から中国人観光客が引いてしまった時期だったんです。

また、宿泊者名簿を記入する際に日本の方のお名前も発見。朝ごはん時などは超多国籍な空間が広がっていました。

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朝ごはんの話が出たついでに、レストランは別棟で朝食は宿泊費に含まれています。メニューは卵料理(オムレツ/スクランブルエッグ/目玉焼き/ゆで卵)+パンか、フライドライスフライドヌードルヌードルスープからひとつ選び、そこにフルーツと飲み物が付くスタイル。

この何てことない朝食が意外と嬉しかったです。

 

トリプルルームで大正解!

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空室状況の都合でトリプルルームに通された私たち。これが大正解でした。普通のツインorダブルルームが16~20 m²なのに対し、トリプルは30 m²とかなり広め。

持て余すくらい収納が充実し、冷蔵庫電気ポットも完備。中~長期滞在者にはとりわけ向いていそうです。

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部屋は1階一番奥のプールに面したテラス付き。キッチンが丸見えで、スタッフさんがワイワイしながら働いている様子も確認できました。

これはシェムリアップの街全般に当てはまりますが、ホント皆さん楽しそうに働いているんですよ。日本だったら怒られそうなレヴェル。

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ここのホテルの従業員は年頃の男女が多いことから、明らかに「この子とこの子は好き同士なんだろうな~」なんて光景も。甘酸っぱいです。

肝心のお値段はサービス料/税込みで朝食付き1泊約2000円。3人で宿泊したらめちゃくちゃ安くないですか? まあ、2人でも十分安いですけどね。

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そういえば、週末の夜になるとギターの伴奏に合わせてご年配の方々が自由にカントリー&ブルースを歌っているのも聴こえてきました。しかもなかなかの大音量。それ系のバーが近くにあるのかしら? この演奏会が開かれる日になると分厚いステーキが無性に食べたくなるのだから困ったものです。

で、その日を除けばとっても静か。隣の部屋の音もほとんど聴こえませんでした。

 

古いなりにも清掃はよく行き届き、立地や価格は申し分なし。「シェムリアップのホテルはどこに泊ってもコスパ良し」という私の個人的な説は、この旅でも覆されませんでした。

徒歩圏内に夜遊びスポットがあり、しかし周りは静かで、費用を抑えられるホテルをお探しの方にはオススメです。

 

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