FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

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カンボジアから陸路でタイへ① ~バス移動編~

お金よりも時間を節約するため、海外で長距離移動する際にはわりと飛行機を選んでいた私。しかし仕事を辞めて時間だけはたっぷりできたので(それに反比例して貯金額は右肩下がり)、人生で初めて陸路での国境越えに挑戦してみました。その様子を2回に分けてレポートしたいと思います。

 

バスの選び方

プノンペンから国境の街ポイペト行きのバスはいろいろな会社が毎日運航。寝台タイプのHOTEL BUS、ミニバス・タイプのVIP VAN、大型バス・タイプのBUSと種類はさまざまながら、どれも値段は似たり寄ったりです(大型バスがやや安め)。

予約サイト「BOOKME.COM」で検索し、午前出発ボーディング・ポイントまでのアクセスが簡単、さらにVIP VANという3つの条件のもと、乗車するバスをチョイスしました。

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なぜVIP VANタイプにしたかと言うと、カンボジアは都会を少し離れるとデコボコな道路が多く、工事でもしていようものなら大混雑。そんな時、小回りの効くミニバスだったら大型トラックをガンガン抜いてくれるからです。

あとは乗客の数も限られ、途中でお客さんの乗り降りも少ないですしね。ちょっとでも移動時間を短縮するための策です。

そんなこんなで、諸々の条件を満たしたVirak Bunthamの8時便に決定。ブッキングと支払いもそのままBOOKME.COMで済ませました。運賃は1人15.5ドルです。

 

Virak Bunthamのプノンペン・オフィス

ポイペト便が発着するVirak Bunthamのオフィスはプノンペン・オリンピックスタジアムのすぐ近く。目の前にはオリンピック市場があります。

このマーケットは衣料品を中心に扱っていて、朝から業者の方で賑わっています。市場の周りには食べ物屋台がズラリ。

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一口メモとしては、オルセー市場の屋台よりも美味しく、セントラル市場の屋台よりも格段にリーズナブル。

トゥールスレン虐殺博物館からも徒歩圏内なので、観光ついでに足を伸ばしてみるとおもしろいかと思います(※マーケット自体は観光客がショッピングするような場所じゃないです)。

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それはさておき、出発の20分前までに指定の場所へ行ってチェックインを済ませ、案内に従うまま荷物をミニバスに積み、定刻通り午前8時に発車。

「どうせ時間も遅れるだろうから……」と屋台で何か食べる気満々でしたが、その計画は失敗に終わりました。

 

いざポイペトへ!

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Mekong Express社やGiant Ibis社のようなミネラル・ウォーターのサービスはなし。乗車する前に飲み物を用意しておきましょう。シートの座り心地はなかなか良かったです。

プノンペンを出て2時間後の10時30分にガソリン・スタンドでトイレ休憩。ガススタにはミニマートやカフェも併設されています。

ランチは1度目のトイレ休憩からわずか1時間後。休憩のスパンが意外と短い。ガススタで無駄にお菓子とか買わないでおいて良かったです。

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昼食はショーケースから好きなおかずを選ぶスタイル。値段のシステムがよくわからなかったのですが、3皿頼んでコーラを付けて2人で7ドル強。ライスは食べ放題です。

ナスとひき肉の炒め物と干した魚の煮物、そして青菜炒め(おそらくケール)――3品どれも美味しくたいらげました。

ぶっちゃけ「今回のカンボジア旅行で食べたローカル料理の中で一番美味しかった」と言えるほど。ただし、潔癖症気味の人には若干厳しいかも。

まあ、バス移動の休憩で連れて行かれるレストランは高いところが多いなか、ここは比較的リーズナブルだったので私にとってはナイスなお店でした。

 

やっぱり時間通りには着きません

30分のランチ休憩を挿み、次のトイレ休憩は2時間半後の14時30分。バス会社のオフィスに停車したので、うっかりポイペトに着いたのかとぬか喜びしてしました。

だって、事前に伝えられていた到着予定時刻は15時ですよ。かなりスピードを出していたし、「30分も時間を巻いたのか!」と勘違いして当然?

しかし、実際に目的地へ着いたのは17時でした。2時間遅れカンボジアは時間にルーズですからね。これくらいの遅れは大目に見るしかないです。

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バスの終着ポイントは道路を挿んでイミグレのほぼ向かい側にあるVirak Bunthamのオフィス。

同じバスに乗ったカンボジア人のお客さんが「どういうルートで国境まで来たかバス会社で証明書をもらい、それをぶら下げて出国審査を受けるのよ」と教えてくれたのですが、どうやら外国人にはその証明書が不要っぽいです。

一度スタッフにパスポートを預けるも、ちょっと待たされた後に早口の説明と謎のジェスチャー付きでパスポートのみ戻ってきました。で、わけもわからぬまま、とりあえずイミグレの方向へ行ってみることに……。

というところで、「陸路で国境越え~前編~」はここまで。次回はいよいよタイへ渡ります。

 

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