FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

旅のこととか、旅に関する本のこととか。

カンボジアから陸路でタイへ② ~出入国審査編~

前回のブログでプノンペンから国境の街ポイペトまでの道中についてレポートしましたが(*詳しくはこちらから)、今回はその続き。いよいよカンボジアを出国/タイに入国です。

 

まずは出国!

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バスを降りて、とりあえず出国管理事務所へ。前回の最後で触れた通り、同じバスに乗り合わせたカンボジア人が教えてくれた、バス会社が用意してくれるらしい出国証明書らしきものは、外国人である私たちには不要だったみたいです。

ただし、タイからカンボジアへ入る時は、外国人であってもバス会社に証明書的なカードを発行してもらうようです。何だかよくわからないけど、まあ、いいか。

出国審査コーナーで並ぶこと20分、無事にスタンプを押してもらえました。空港と同じく指紋も取られます。機械の反応がやや悪く、まったく混んでないのに20分待ちという……。。

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お次は矢印に従って200mほど歩きます。途中右側にカジノがあり、ツレがそこでトイレを借りていました(←かなりどうでもいい情報)。

パジャマ姿で国境を渡ろうとする人がいたり、空港ではなかなか見られない光景が広がっていて陸路の国境越えに大興奮。

 

タイの入国審査でイライラ

タイの入国審査事務所は、カンボジアの出国管理事務所から標識通り200mほど進んだところにあります。建物に入ると書類を書くコーナーに出くわすので、まずはそれを記入。

そのすぐ先がImmigration Controlなのですが……、あきらかに要領の悪い並ばせ方。パッと見ただけでゲンナリです。

中国人団体客が割り込んできたり、荷物を置いて場所取りしたり、やりたい放題。ここは「マナー云々」などと言ってる場合ではなく、多少なりともガツガツいかなきゃ本当に埒が明かなくなるのでご注意を。

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18時15分に並びはじめた私たちが、入国審査を通過できたのは19時10分。「1時間なら余裕じゃん」と思われた方、違うんです、そこまで人が多くないのにこれですよ。朝~昼の混雑タイムはドえらいことになっていそう。

そうそう、入国書類に現地滞在先を書く欄があるのですが、私はホテル名だけを記載していました(飛行機の時もそうしてます)。

で、係の人から住所も書くように言われ、本気の冷や汗。「まさかもう1回最後尾に並び直さなきゃいけないの?」と。

でも最悪の事態は免れ、「少し脇にズレて住所を書いたら先頭に並んでOK」と言われました。良かった、良かった。

だけど、ちょっと腑に落ちないんですよね。なぜってツレも住所までは書いていなかったから。審査する人の匙加減かよ! とにかく、タイの入国審査はイライラの連続だったわけです。

 

タイ側の国境の街はちょっと怖い?

そうこうして外へ出る頃にはあたり一面すっかり真っ暗。小雨交じりでちょっと怖い。時間帯のせいなのか、当てにしていたトゥクトゥクもほとんど待機しておら、「ビザを申請してやるよ」と声をかけてくる人がチラホラいた程度。

おいおい、どう見ても私たちはいま入国したばかりでしょうが! それにカンボジアのアライバル・ビザなんてめっちゃ簡単に申請できるし……。

とりあえず灯りに吸い寄せられるようにケンタッキーへ入り、ムリヤリ夜ごはん。本当は地元のレストランで食べたかったけど、「そもそも店は開いているのか?」ということでディナー難民になることだけは避けようと苦渋の決断です。

とはいえ、まだ20時前なんですけどね。KFCの入っているSTAR PLAZAと少し先のセブンイレブン以外に営業中っぽい店が目に入ってこなかったので、ちょっと焦ってしまいました。

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なお、インドネシアミャンマーなど東南アジア地域の多くはKFCがちょっとした高級店みたいになっていますが、タイのKFCはリーズナブル。

ただし、衣が厚めで味は日本のほうがダントツ美味しいし、セットのドリンクがコーラ一択っていうのにもビビリました。

余談ですが、いままで食べたKFC史上もっとも旨かったのはバリのクタ店です。タイでチェーン店系のフライドチキンを食べるなら、やっぱりFIVE STARかな。

不幸中の幸いと言うべきか、地図を確認してみたらイミグレから宿まで徒歩で30分の距離だとわかり、トゥクトゥク探しは諦めて小雨の中をトボトボ歩くことに。

明るい時間に改めて見たらまったく危険な感じはしませんでしたし、巨大市場を中心に回っている街なので夜型ではなく朝型なエリアってことくらい、少し考えたらわかりそうなものの、この時は天候のせいか初めて訪れる街にマックス不安でした。国境付近って犯罪も多いってよく耳にしますしね。

 

そんなこんなでカンボジアの旅が終了し、ここからタイ編がスタートしていきます。次回以降はロンクルア市場のお話を。また読んでいただけたら嬉しいです。

 

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